旅行が終わり、ミーティングに出席する
楽しかった沖縄旅行もおしまい。
飛行機が落ちることもなく、台風で足止めを喰らうこともなく、あっさり予定通り帰ってきた。
きょうからまた仕事。
リフレッシュしたんだ!きょうからまた張り切って仕事だ!
そう思ったのもつかの間。
仕事がつらい。旅行の日々とのあまりのギャップに、身体もこころも順応できない。しまいには昼ごろから胃が痛くなってきた。
それでも何とか1日が終わり、夜はAAのミーティングに。
沖縄ではスケジュールの都合が合わずにミーティングに出ることができなかった。1週間ぶりのミーティングだ。
仲間の話を聞き、自分の話をする。
いつもと変わらないミーティングの風景。だけどきょうのミーティングはなんだか知らないが、とってもこころに染みた。
久しぶりに仲間に会えた安堵感か。いや、それもあるけれど、ちがう。
沖縄でゆったりできた時間とミーティングには、同じ種類の何かがある。何かに包まれているような安堵感。
職場では、たとえ休憩時間でもそんな気持ちにはなれなかった。
それだけ自分は、職場では気持ちが張りつめているのだろう。背伸びをしている、面子や体裁を気にしているといってもいいかも知れない。後ろ向きなことを言ったり動揺をあらわにすれば、周囲のスタッフに影響する。疲れたりダウンしかけている時も、そうそう本音を吐けない。
そんな風に、職場ではどうしても心の底から安心して気持ちを開くことができない。
ミーティングに行ってホッとした気持ちになるのは、そういった職場のストレスから解放されるせいもあるんだろう。もちろんミーティングは自分を見つめ、正直に、素直になる場所だ。依存症からの回復のプログラムが醸し出す空間は、結果的にとても居心地がいい。
気持ちが落ちつくのは、そのせいもあるんだろう。
「お入り」と彼女が言った、「あんたに嵐からの隠れ場所をあげるから」
-BOB DYLAN, SHELTER FROM THE STORM-
| 固定リンク
コメント