最高の出張
今回の出張はものすごく有意義だった。
詳しく書けないのだが、何かもう、えー、とにかく、たいへん希望をもらって帰ってきた。
AAプログラムはとても有効なプログラムだ。アルコール依存症のみならず、ほかのあらゆる嗜癖・依存行動にまで有効性が敷延されている。援助職ではAAのやり方を依存症への支援自体に当てはめていこうという試みもある。それくらい有効な、応用性の高いプログラムだ。優れたプログラムだ。
ぼくはそれを知っていたけれど、何だか近ごろソブラエティの意識が低くなっていたように思う。AA流に言うと、霊的な状態が保てなくなっていた。ダレてきてた。
それは仕事の忙しさのせいなのかも知れない。ミーティングに行けないことが多くなってきたからなのかも知れない。それとも飲まない日々が長くなるにつれ、ぼく自身AAとの距離が少しずつ変わってきているのかも、もう最初のころほどAAを必要としなくなってきてるのかも、と、こころのどこかで思っていたせいかも知れない。
この二日間で、それがリセットできた。また原点に戻れたような気がする。大げさに言うと、AAプログラムと2度目の出会いをしたような、そんな感じがする。
ぼくにはAAが必要だ。仲間と、ステップと、ビッグブックと、ミーティングと、伝統と、スポンサーシップと、サービスと、その他AAの霊的なすべてのことがら。先行く仲間、新しい仲間、本の中でしか出会えないビルやボブやオールドタイマーたち。
祈りと黙想を通じて神と触れ合おうとする。日々の棚卸しをして感情のソブラエティを保とうとする。自分が得たものを新しい仲間に伝えていこうとする。メッセージ。
それらのことを通じて、ぼくらははじめて、飲まないで生き続けることができる。成長することができる。
ダレている場合じゃない。われわれは新しい仲間を助け、メッセージを伝えようとすることで飲まない生き方を伸ばしていくことができる、そういう人種だ。
回復の道を歩き続けよう。仲間にメッセージを運ぼう。
イヤホント、いろんな気付きを得た二日間でした。
行って良かった。
あ、あすはホームグループのOSMだった・・・。
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