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2007年5月31日 (木)

人の文章に手を加えるのはムツカシイ

職場で広報誌を出しているんだけど、その最後のミニコラムみたいな欄を担当している。
以前は自分ひとりで書いていたが、数年前から数名で回り持ちで原稿を書くことにした。
その会の担当者が書いたものを最後にぼくが誤字脱字や不適切な文章を修正し、支社トップに確認をもらうようにしている。
3ヶ月に一度のこの作業が、だんだん荷が重くなってきた。
人の文章をチェックしているうちに文章的な破綻や言い回しのダブり、論旨のゆらぎなどが気になってくる。原文を損なわないよう気を使って最低限の修正をして支社トップにチェック依頼するのだが、支社トップもぼくと同様の個所を指摘してくる。
たいがい原稿が上がってくるのが期限ギリギリなので、支社トップにチェックをもらうのも締め切り当日。担当者に戻して文を練り直してもらう時間はない。
結果的に、ぼくが原文の大半を書き直すことになる時がある。

原文を損ないたくない。しかし社の広報誌として、クオリティがあまりに低い文章を出すわけには行かない。不適切な表現も目立つ。それを修正すると全文書き直しに近い、根本的な改変せざるを得ない。
しかしそれでは、文章を書いてくれたスタッフにあまりに僭越である。シツレイである。
どうしたものか。

今回も、オリジナルの文章にそうとうの改変を加えた。加えざるを得なかった。
文章を書いてくれたスタッフには、あとからいきさつを説明して詫びた。
詫びを入れつつ、こんな気をつかうくらいならハナっから自分で書いた方が100倍ラクだと感じた。
本来の業務以外に、何だってこんな仕事をせにゃならんのだ。
でも、ま、仕方ないよな。
これも仕事。
干されているよりはマシだ。与えられた仕事を、良心にしたがってこなしていきましょう。

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コメント

ヘルパーの講習でレポート戻されてる人は、主語と述語、修飾語の関係が身についていない人だったみたい。
学校の先生だったらいざ知らず、同僚にだめだししたりされたりするのって嫌だろうなあと思います。
カオルさん、お疲れさま。

投稿: あすなろ | 2007年6月 1日 (金) 23:05

こんばんは、あすなろさん。
そうなんですよ、同僚どころか、年長の方の文章に手を入れなくっちゃいけないんです。
相手の方が理解を示してくれてるんで助かっているんですが、気をつかいマス。
うう。

投稿: カオル | 2007年6月 2日 (土) 11:38

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