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2007年5月31日 (木)

人の文章に手を加えるのはムツカシイ

職場で広報誌を出しているんだけど、その最後のミニコラムみたいな欄を担当している。
以前は自分ひとりで書いていたが、数年前から数名で回り持ちで原稿を書くことにした。
その会の担当者が書いたものを最後にぼくが誤字脱字や不適切な文章を修正し、支社トップに確認をもらうようにしている。
3ヶ月に一度のこの作業が、だんだん荷が重くなってきた。
人の文章をチェックしているうちに文章的な破綻や言い回しのダブり、論旨のゆらぎなどが気になってくる。原文を損なわないよう気を使って最低限の修正をして支社トップにチェック依頼するのだが、支社トップもぼくと同様の個所を指摘してくる。
たいがい原稿が上がってくるのが期限ギリギリなので、支社トップにチェックをもらうのも締め切り当日。担当者に戻して文を練り直してもらう時間はない。
結果的に、ぼくが原文の大半を書き直すことになる時がある。

原文を損ないたくない。しかし社の広報誌として、クオリティがあまりに低い文章を出すわけには行かない。不適切な表現も目立つ。それを修正すると全文書き直しに近い、根本的な改変せざるを得ない。
しかしそれでは、文章を書いてくれたスタッフにあまりに僭越である。シツレイである。
どうしたものか。

今回も、オリジナルの文章にそうとうの改変を加えた。加えざるを得なかった。
文章を書いてくれたスタッフには、あとからいきさつを説明して詫びた。
詫びを入れつつ、こんな気をつかうくらいならハナっから自分で書いた方が100倍ラクだと感じた。
本来の業務以外に、何だってこんな仕事をせにゃならんのだ。
でも、ま、仕方ないよな。
これも仕事。
干されているよりはマシだ。与えられた仕事を、良心にしたがってこなしていきましょう。

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2007年5月29日 (火)

原マスミ、旧譜再発!

おおおっっ!
原マスミの旧譜が3作、再発になってるじゃないの!

イマジネーション通信、夢の4倍、夜の幸。紙ジャケット仕様、ボーナストラック付き。限定盤。これは即ゲットでしょう!
どれどれ、Amazonでチェック、と。
ああっ!「通常1〜2週間以内に発送します」だって。すでに残部わずかっぽい!
こ、これはタワレコ(のネットショップ)で探すしか・・・。
よしよし、@TOWER.jpなら在庫があったぞ。
カートに入れて。購入手続に進んで。と。Amazonと比べて使い勝手が悪いなぁ。おお、ようやく決算画面が。
さっそくポチっと。
ホ。

・・・あああっっ!
中野のメカノだったらおまけCD-R「原マスミラジオ」にポストカード3枚付きだってよ!しかも通販可!
はは、早まった!
うう、タワレコキャンセルしようっと。Amazonだったら発送前までキャンセル利くから、タワレコも同じだよね。
どれどれ。
あああっ!タワレコ、キャンセル不可!
「注文成立以降、お客様のご都合による注文のキャンセルは原則としてお受けしておりません」ごごーん!
お客様はご都合でキャンセルしたいんだよ!だめ?だめ?
あああ、ばかばか。オレのバカ。タワレコのバカ。
なんでそんなに融通が利かないんだよう。タワレコよう。前に頼んだ時も異様に発送が遅かったし。
ま、しかたない。
原マスミの旧譜再発はめでたい。
またあの不思議な無国籍音楽が21世紀にまた聴けるとは思わなかった。
オマケのことはすっぱり忘れて、なかったことにしよう。そう、なかったこと。なかったこと。
彼の音楽世界に浸れる日を静かに待とう。

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2007年5月28日 (月)

ストレッチは超重要

今回のアキレス腱炎で、あらためて準備体操、整理運動の重要性を認識した。
自分にとっての課題は、タイムでもなく心肺持久力でもなく、故障しないことである。
ムリする→故障する→しばらくおやすみ
このパターンを何度となくくり返してきた。
そのためにはストレッチでしっかり身体をほぐしてから走らないと。

カズさんのブログで紹介されていた、谷川真理さんのウォーミングアップは参考になった。
腸脛靭帯伸ばしや股関節伸ばしはいちおうやっていたけど、20秒もやってなかったもんなー。
しっかり伸ばして東和ロードレースに備えるのだ。

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2007年5月27日 (日)

コタツ撤収&模様替え

コタツを片づけた。
夜はまだまだ冷え込むことも多いしこれから梅雨冷えするかも知れないが、さすがにここ最近の暑さでコタツを出しておくのはマズイ。
コタツ撤去のついでに、部屋の模様替えもしてみた。
テーブルとソファの位置を変える。カーペットも、一人暮らししていたころのものを引っ張り出してきてみた。
妻とあれこれ配置を話しあい、ようやく決まる。
変えてみると、違和感が半分。新鮮さが半分。
こころなしか、もとの配置よりも部屋に光が入るような気がする。
コタツ布団がないのも広々していい感じだ。
ギターもすぐ手に届くところに置いた。これでいつでも気軽に弾ける。

一段落してカーペットの上に座ると、何だか知らない部屋のような気がする。
窓からとなりのアパートと、その向うの青空を見ていた。
強い風の音以外は何も聞こえない。
休日らしい休日。しずかな日曜。

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2007年5月26日 (土)

ランニング、復活

13日ぶりにランニングを再開。
まだ左のアキレス腱は腫れているが、痛みはほぼ治まった。
足首を曲げると、アキレス腱が腱鞘とすれてぎしぎし言う。しかしこれが治るまで待っていたら1,2か月はかかってしまう。
ムリしないペースで、きょうからゆっくり走り始めることにした。
まずは入念に準備運動。下腿の後面とアキレス腱を念を入れて伸ばす。
ポッドランナーでBPMを161にセット。
ゆっくり、ゆっくり。言い聞かせながら走り始める。
久しぶりに走ると、膝とももに痛みを感じる。わずか2週間足らずの休養で、走り初めのころに戻ってしまったような感じ。
それでも2キロほど走っていると自然にペースが上がってくる。
ゆっくりと思っても、走る喜びで自然に足が動いてしまう。
風景が後に飛び去っていき、新緑や田圃の水の光が飛び込んでくる。
走るのはいいね。ホントいいよ。

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2007年5月25日 (金)

公立病院の民営化推進、医療費効率化で大筋合意・諮問会議

時事問題や社会問題はブログでは書かないことに決めていたんだけど、あまりにひどいので黙っていられなくなった。
医療崩壊がどんどん進んできている。

全国保険医団体連合会HPに詳しく書いてあるが、極端な社会保障費用の抑制政策のツケが極限に来ている。

経済発展よりも、道路やハコモノなどの公共事業よりも、ましてや防衛費用なんかよりも、医療や福祉の予算が何よりもだいじだとぼくは思うんだが、まちがっているだろうか。

先日、さらにひどいニュースがさらっと報道されていた。

日本経済新聞5月15日

公立病院の民営化推進、医療費効率化で大筋合意・諮問会議

 政府の経済財政諮問会議は15日、2012年度までの5年間の医療・介護分野の効率化計画で大筋合意した。民営化などで公立病院の改革を進め、民間病院より非効率な経営構造を改めることなどを盛り込んだ。焦点の医療費削減の数値目標は経済財政運営の基本指針(骨太方針2007)への明記は見送るが、安倍晋三首相は改革の詳細設計にあわせ年末までに削減の道筋を示すよう柳沢伯夫厚生労働相に指示した。

 計画は医療・介護サービスをより効率よく提供するための20項目の対策を掲げた。6月にまとめる骨太方針に盛り込む。柱となるのはIT(情報技術)の活用。医療機関が健康保険に出す医療費の請求書である診療報酬明細書(レセプト)を紙からオンライン請求に切り替える改革を進める。10年4月までに8割を移行、11年4月までに全面移行することを明記した。 (23:45)

効率化とはなんのことはない、医療費・介護費用の抑制のことだ。
いったいどんなひとたちがこんな現状をまるで分かっていない政策を打ち出しているのか?
レセプトのオンライン請求で医療費を下げられるって、まったく意味不明だぞ?
怪しげな「経済財政諮問会議」をググってみた。

経済財政諮問会議

安倍晋三 議長 内閣総理大臣
塩崎 恭久 内閣官房長官
大田 弘子 内閣府特命担当大臣(経済財政政策)
菅 義偉 総務大臣
尾身 幸次 財務大臣
甘利 明 経済産業大臣
福井 俊彦 日本銀行総裁
伊藤 隆敏 東京大学大学院経済学研究科教授(兼)公共政策大学院教授
丹羽 宇一郎 伊藤忠商事株式会社取締役会長
御手洗 冨士夫 キヤノン株式会社代表取締役会長
八代 尚宏 国際基督教大学教養学部教授

キャノンの御手洗会長を始め、政財界の大物がずらり。わずかに福祉寄りか?と思った伊藤氏と八代氏も、経歴を見たら経済学オンリーの人のようだ。

いったいどうして伊藤忠やキヤノンや日銀に医療や福祉の方向性を決められなくっちゃいけないんだ?なぜ医療や福祉の専門家がひとりも入っていないんだ?このメンツの決めた指針を厚労省に下ろすってムチャクチャじゃないか?

経済優先、医療福祉抑制の結論ありき。欺瞞で吐き気がしそうな「美しい国」首相とそのオトモダチ。連中がこの国の医療・福祉を壊していく。

猟奇的な殺人事件やら変態教師の性癖より、はるかにはるかに大事な問題だと思う。でもTVにも雑誌にもほとんど載らない。大衆が飛びつきそうな血なまぐさい事件報道の影で、たいせつなものが連中に私物化されている。食い散らかされている。

ボブ・ディランが歌っている。
ひどい雨が降りそうなんだ。

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2007年5月24日 (木)

ビリーズブートキャンプを借りてきた

で、さっそく職場の女性にお願いしてビリーズブートキャンプのDVDを借りてきた。
ディスク1、基本プログラム。
さっそく見てみる。
アップテンポの曲に合わせて、スタジオの赤いマットの上で10人ほどの女性がトレーニングウェアに身を包み、左右に揺れている。カメラの真ん前にいるまっちょな男がビリー軍曹。ここは彼の指揮するBoot Camp(新兵養成キャンプ)なのである。曲に合わせて左右に揺れている時点でかなりテンポが速い。
ためしにableton Live6のタップテンポ機能で調べてみたらBPM160くらい。速い。
ビリー軍曹が叫ぶ。「みんな用意はいいかッ!」
いえーい、と答えるアメリカンな女性陣。
ビリーが呼びかける。「体力の無いものはッ?!」
左の女性がやや恥ずかしそうにもじもじっと手を上げる。ウソつけッ!アンタみごとにフッキン割れとるがな!

BPM160にあわせて左右にステップを踏んでいるだけでもツライが、そこからいよいよトレーニングメニューに入っていく。
きょうも宿直なので何となく職場で始めてみたが、数アクションで汗ばんでくる。ちゃんとしたウェアで広い場所でやらないとツライと思う。
やめようと思うと、どういうワケかいいタイミングでビリー軍曹が檄を飛ばしてくる。
「ここはブートキャンプなんだ!」
「最後までとことんやるんだッ!」「手を下ろさないッ!」
おお。さすがは鬼軍曹。
「このトレーニングで君は闘う身体を手に入れられる!」
いや、別に闘う予定ないんスけど。

でもこれ、なかなかよく考えられてますよ。
速いテンポでもストレッチはちゃんとストレッチだし、四肢・体幹をバランスよく鍛えている。と思う。
鬼軍曹も適度に鬼ぽくて適度にフレンドリーな感じだ。
あす帰ったらさっそくやってみよう。DVDは1巻ずつ貸してくれるというし。

しかしビリーバンドまでは貸してくれないんだよね。
ヤフオクで見たら、ビリーバンド単品で相場5000円くらい。プラス送料。うーん。。。

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2007年5月23日 (水)

ビリーズブートキャンプ

ビリーズブートキャンプなるものが流行っているそうだ。

ウィキペディア、ビリーズブートキャンプ

ビリーズブートキャンプオフィシャルサイト

ビリーさんという方が考案したエクササイズメニュー。
従来の星の数ほどあるエクササイズとちがうのは、とにかくハードであるということらしい。
「ラクに痩せられる」「ラクに引き締められる」の180度逆を行くそうだ。DVDに映るエクササイズをビリーさんとともにこなす。これが相当ハード。その代わり、「1週間で結果が出る」そうだ。

うちの職場のある女性が始めた、と言う。
彼女によれば、とにかくムチャクチャハードらしい。
部活並みにキツイそうだ。その分相当なエクササイズ効果が期待できる、と言う。

しばらくランニングを休んでいたし、筋トレがてらやってみようかな。
どれどれ、楽天で見てみよう・・・げげっ!
軒並み1〜2週間待ち?!
1万3千円?!
ウソっ!!

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2007年5月22日 (火)

第38回東和ロードレース大会に出るぜ

さくら湖マラソンに出場できず、ヘコんでいたのもつかの間。
第38回東和ロードレースに出ることにしました。
いよいよレースデビュー。
しかもハーフマラソン。
初レースでハーフはキツイかな?と思ったけど、逆にハーフならひどいタイムでも言い訳になるかな、と言うのが半分。
あとは、どうせ大会に出るならハーフを体験しておいた方が経験値を積めるかな、と言うのが半分。
ふっふっふー。
支社トップにも根回しして、休みもしっかり確保した。当日は宿直明けで職場から現地に直行することになるが、まぁ仕方あるまい。
とにかくレースだレースだ。わーいわーい。
東和町?どこだっけ?良く分からないけどネットでレース概要を調べてみるか。


第36回東和ロードレース大会


ここから「コース概要」っと。
高低差220メートル・・・。
スタート直後から500メートル続く地獄坂・・・。

おいおいなんだよ「地獄坂」って?地獄坂を過ぎてすぐの「第2の難所」ってなんだ?
さらに、そこを過ぎても折り返し地点までエンエンと上り坂が続いているように見えるのだが気のせいだろうか。

い、勢いでエントリーしちゃったけど、だいじょうぶなんだろうか。完走できるだろうか。故障しないだろうか。ビリにならないだろうか。ゴールした時にはもう会場が撤去されているんじゃないだろうか。
だんだん不安になってきた。
10キロにしとけばよかったかなぁ。
案じても仕方ない。
2週間しっかりアキレス腱を休めて、今度の日曜からトレーニング再開だ!

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2007年5月20日 (日)

nine inch nailsジャパンツアー

nine inch nailsのライブからたった今帰ってきました。
新木場スタジオコースト。
NINのライブの規模にしてはかなり小さめのハコで、その分ライブの盛り上がりはすさまじかったです。
まだ良くきいていないけどニューアルバムの曲から何曲か、あとはいつもの名曲の数々。
PAの後方から見ていたけれど、前方モッシュピットは盛り上がる盛り上がる。
ぼくも突っ込んで行けば良かった・・・。

新幹線の時間に遅れそうだったので最後まで見れなかったけど、トレント・レズナーさんの元気なお姿が見れて良かった。
今度はぜひ仙台辺りにも来て欲しいな。

しかし前座のバンドは一体なんだったんだろう?
ディレイなどの空間系エフェクトを多用しすぎてて、何を演奏しているのかサッパリ分からなかった。
前座の1時間がなければ余裕で最後まで見れたのに。。。

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2007年5月19日 (土)

マンガ「ぼくらの」の衝撃

ここ1,2年、アニメ界は豊作続きである。NHKにようこそ、コードギアス、涼宮ハルヒなどなど。
またひとつ衝撃作を見つけた。

鬼頭莫宏「ぼくらの」。

「ぼくらの」アニメ版公式サイト

もともとはコミックで、最近アニメ化されている。
ぼくはアニメ化の記事を見て原作を知った。

夏休みの臨海学校に来ていた15人の少年少女たちが、ナゾの人物に出会う。
ナゾの人物に導かれてナゾの巨大ロボットに乗り、15体の敵と戦って地球を守る。

ロボットアニメお決まりの、陳腐で退屈なおとぎばなし設定。気が遠くなるほど使い古されたパターン。
この作品はそこから出発して、とんでもない場所へ読者を連れて行く。

少年少女たちは次々と死んでいく。ばんばん死ぬ。死を否定しようと何らかの形であとに残そうとしようと、意味があろうとなかろうと、機械的に順番に、彼らは死んでいく。
乾いた白い絵が、よけいに怖さを引き立たせている。

主人公たちは読者を道連れに、必至に生きようとし、必至に最良の選択肢を探そうとする。死が不可避なら、それまでになせる最良の行動とは何か。死が数日後に決定しているなら、いま何を考え、どう生き、どう死ぬべきか。
他者の命を奪って生きるとはどういうことか。自分に他者の命を奪って生きる価値があるのか。他者と自分を隔てるものは何か。自分と他者との間に本質的な差異が存在しないなら、彼らの死と自分らの死は等価ではないか。

古今東西、さまざまな表現作品が扱ってきたテーマに、「ぼくらの」は古典的ロボットアニメの形態を借りて挑戦している。
いじめ、リストカット、拒食症、引きこもり、暴力、などなど、ネガティブな現代的/普遍的テーマをちりばめながら。

死について/生についての多層的な考察を読者に突きつけながら、物語は15人の死に向って進んでいく。
SFとしても心理劇としてもとても優れた作品だと思う。

このお話は、とても凄惨で美しい。作者の力量はすごいものがある。
切江編は泣けたッス。
戦争や特攻隊を美化する映画の薄っぺらい自己陶酔センチメンタリズムから100万光年も離れて、「ぼくらの」は胸に迫ってくる。

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2007年5月18日 (金)

トロロロックフェス07、開催決定

いつのまにか開催が決まっていたんですね。トロロロックフェス。

tororo06

今年は2007年なのに公式HPのタイトルが「06」なのがちょっとトホホな感じですが。
でも、ま、開催が決まって良かった良かった。
市町村合併で今年はなくなるかも知れないってウワサもあったからね。

出演アーティストはバックホーンと音速ラインの2組が第1弾発表。
もうそれだけで十分な感じ。
バックホーンと音速ラインが見れて3500円。オトク。
駐車場はタダだしチケットは安いし。言うことなしのトロロロックフェス。
たのしみだ!
今年はもうちょっとフードエリアが充実していると良いなぁ・・・。

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2007年5月17日 (木)

さくら湖マラソン、リタイア決定

6月10日のさくら湖マラソン。
リタイアすることになりました。
土日の宿直・日直調整に失敗。
当てにしていた数名が全員その日は不都合。
自分が出なければ職場に穴が開いてしまうことに。


ガックリ・・・。


レースデビュー、楽しみにしていたのになぁ。
はじめてのレース。あれこれ想像して、ワクワクしたりビビったりしながら目標にしていたのになぁ。

よその支社の調整担当の話を聞くと、だいたい調整担当は2種類に分かれるようだ。
1.調整担当の権限を最大限に活用して、自分の都合の良いように宿直・日直の予定を組むタイプ。
2.ほかの社員の都合を優先して、自分が貧乏くじを引くタイプ。

自分は確実に2のタイプ。良い人とかそういうんじゃなく、自分の都合より人の都合を優先してしまうというのが理由の大部分のような気がする。

まぁいいや。
自己主張はしても、強引なことはしない。やりたくない。
ここで意地を張っても支社トップや同僚に迷惑がかかるだけだし。
飲んでいたころはさんざん同僚や上司に迷惑をかけていたもんなー。
職場はちがうけど、いまはその埋め合わせだと思うことにしましょう。
それにしても行きたかった。さくら湖マラソン。ぐっすん。

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2007年5月16日 (水)

きょうはステップ6

おとなりのKグループのミーティングに行ってきた。
きょうはステップ6。
ふだんめったに挙手して話したりしないんだが、きょうはなぜかとても話がしたくてたまらなく、先陣を切って話す。
ステップ6。「こうした性格上の欠点全部を、神に取り除いてもらう準備がすべて整った」
きょうは12&12の文章ひとつひとつが、ぴしぴしと身体に入り込んできた。

欠点を手放そうとすること。自分の欠点をごまかさないこと。
いまはできなくとも、そうしようと努力すること。
完璧を手に入れようとするのではなく、忍耐強く改善を求めること。
やらない言訳をしないこと。
怠惰、高慢、自己顕示欲、嫉妬。金銭欲、名誉欲、その他さまざまな欲望。
こうしてぼーっとネットを見続けているのも自分の欠点のひとつなんだと思う。
パソコンをシャットダウンして、現実と向き合わなくっちゃね。

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2007年5月15日 (火)

アキレス腱炎

のようです。
左のアキレス腱が痛い。動かすたびにぎしぎし音がする。階段を下りる時がとくに痛い。
しばらくランニングは完全休止することにしました。
ここでムリするとロクなことにならない予感。
6月10日のさくら湖マラソン。焦りはあるけれどここは休養するしか。
むぅ・・・。

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2007年5月14日 (月)

きょうはビジネス

きょうはビジネスミーティング。
来月のオープンスピーカーズミーティングの打ち合わせ、来年の我がホームグループ10周年記念イベントの件などの相談。
うちのグループは和気あいあいしてて、ビジネスミーティングがたのしい。
もちろん白熱することもあるが、基本的には穏やかで共感的な雰囲気だ。
ビジネスはいろんなメンバーの異なる考えが出てきてまとまらないこともあるが、やがて収束していくからふしぎなもの。
仲間の中にいると、くつろいだ気持ちになる。

しかしグループの代議員が終わって以来、サービスにほとんど携わっていない。
いつもやってくれている仲間にはほんとうに頭が下がる。
ぼくもできるだけのことはやらないと。

それにしてもねむい・・・。
トシのせいか、宿直明けはホントしんどい。昨夜みたいに夜中に一騒動あると、翌朝は身体が鉛になったみたいだ。
だんだんムリがきかない年齢になりつつあります。さびしいことだけど現実。トホホ。

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2007年5月12日 (土)

LSD25キロで足が腫れるの巻

きょうは休日。
出勤する妻を見送り洗濯機を回していたら、突然走りたい衝動に襲われる。
きょうは天気も良いし、ひさしぶりにLSDするか。

Nike+iPod Sport Kitで目標時間を2時間にセット。
PodRunnerのBPM161のミックスを聞きながら走り始める。
きょうの目標。ペースを上げずにのんびりと。距離を気にしない。2時間走り続けること。

田舎道をどんどん走っていく。
1時間半を過ぎてもラクに走れる。気が付けば見知らぬ風景。
田んぼと小川、小さな集落。青い空と新緑がまぶしい。


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この辺でやめておけば良かったのだ。
「2時間で帰るのはもったいない。1時間延長して、3時間にしよう」と思い、そのままどんどん走り続ける。
が。以前から痛みをくり返していた左のアキレス腱が、2時間になろうというところで急激に痛み出す。
我慢して2時間ちょっとまで走ったが、限界。
歩く分には何ともないが、ランニングの態勢を取るとずきずきと痛む。
仕方ない。きょうはここまでか。帰るべ。

・・・と思ったら。
ふと気付くとまったく知らない風景。
ここはどこ?おうちはどっち?
がーん!道に迷った!

軽くパニックになりかけるが気を取り直し、遠くに見える建物、山、道路標識などから概算して帰り道を割り出す。
しばらく歩いているとようやく方向が判明。ホッ。

痛む足を引きずりながら歩き走りでようやく帰り着く。
合計25キロというところ。
帰ったら左のアキレス腱が真っ赤に腫れている。午後中アイスノンで冷やして少し良くなったが、まだ痛い。
イヤ、走り過ぎは良くないとあらためて思いましたよ。
自分の走力はまだ20キロがやっと。
オーバートレーニングは怪我のもと。
ムリせず楽しみ、のんびりやるのがいちばん良いようです。

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2007年5月11日 (金)

本部の勉強会

きょうは終業後、本部の勉強会。
名目上は自主的な勉強会のはずだが、支社ごとに出欠をチェックしていて参加率の低い支社はあとで公表される。
うちの支社はぼくか支社トップが出るほかなく、諸般の事情からたいがいぼくが出ている。
いつもと同じく何となく割り切れない感を抱えながら、きょうもクルマで1時間ほどの会場に出かけた。

会場には本社の若いスタッフが大勢来ていた。
今回はほかの支社の参加率が低いようだ。出席者のほとんどが本部だ。
見回すと、本社とおぼしきスタッフはほとんど知らない顔ばかり。
みな若い。30代どころか、ほとんどが20代。
オマケにきょうの勉強会は、講師も30になるかならないかの若手。
時代はネクストジェネレーションに移っている。そして自分は確実に本社のメインストリームから脱落しているのだということを実感する。
別にメインストリームに復帰したいとも思わないが、自分が本社にいたころとは時代が変わっているのだな、と思うと少しさびしい気分になった。

それでも勉強会は面白かった。新しい知見に触れることもできた。
ひとと比べても仕方ない。今さら本社に戻りたいとも思わない。
支社で、いまの自分の仕事をしっかりやろう。
できる若手をうらやんでもしょうがない。能力ある若手が育っていることを喜ぶべし。

終了後、この手の勉強会は講師を囲んで会食になるのが通例だ。
若手の質疑応答が活発だったせいか、本社トップはきょうは上機嫌で会食には全員参加するよう呼びかけていた。
その声を聞きながら、呼び止められないうちにと足早に引き上げる。
ふと振り返ると、同じように会場から出てくる同期がいた。足早に、振り返らずに。
お互いに気付いて、軽く笑って見せる。その表情はどことなく、場違いな場所に来てしまったような居心地の悪さが浮かんでいた。
それを見て、少しホッとする。
自分もきっと、同じ表情を浮かべていたんだろうな。

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2007年5月10日 (木)

きょうは12.6キロ

きょうは12.6キロ走る。
最初の10キロは5分30秒ペース。
が、10キロを過ぎた辺りからガクッとペースが落ちた。5分50秒から6分くらい。
どうやらぼくのスタミナは、まだ10キロ程度らしい。
もうちょっと筋持久力、心肺持久力をつけないと。さくら湖マラソン、14.2キロ。あと1ヶ月。
完走はできると思うんだけど、息も絶え絶えでゴールするのはチト恥ずかしい。
日々のトレーニングあるのみ。
がんばるのだ。

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2007年5月 8日 (火)

5キロでばてる

宿直明け、本部に出かける前にいったんアパートに戻る。
1時間ほど時間があったのでランニングへゴー!
4日間のブランクを取り戻すのだ!

が。

5キロでばてる。
キロ5分15秒ペースで走っていたら、4キロちょっとからバテバテ。しまいには気持ちが悪くなってきて鳥肌が立ってくる始末。
いかんなぁ。。。
ブランクを空けるとたいがい再開後に後悔をする。
少しづつでもいいから、なるべくまいにち走るんだ。
ムリせず、ゆっくり、ばてない程度に。

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2007年5月 7日 (月)

ボーッとしていると

ボーッとしているとあっという間に一日が終わってしまう。
仕事に追われて気が付くと日が沈んでいる。支社トップと業務や本部の話などしているとあっという間に7時過ぎ。きょうは宿直なので宿直体勢に入ったフロアをざっと一周りすると9時過ぎ。書類書きやあすの準備、メールの返事書きなどをしているとすぐに日付が変わりそうになる。
イカンなー。
気が付けばあっという間に4月が終わり、5月も半ばになろうとしている。
このままではすぐに年末が来てしまう。んで、「今年もなんもできなかった」とぼやいている様が目に浮かぶ。
まずは来月のさくら湖マラソンに向けてのトレーニングメニューを組まなきゃ。
それから、えーと、ギターの練習にbattery3の習得に、読みかけで放置している本、AA関連の手付かずの書籍に・・・

なんてやっているとなんにもできないままで終わりそう。
うーん。優先順位を付けて片づけていくしかない。
だらだら過ごしたGWを激しく後悔。もうちょっと有意義に過ごせば良かった。

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2007年5月 6日 (日)

休日は休養、休養は休日

ここんとこ、休日というと熱が出る。
今回も5月3日の憲法記念日から熱が出て、きのうは38度。
ランニングはおろか外出することさえママならず、ひたすらベッドで寝ていた。
ああ、せっかくの連休が・・・。

きょうは熱が下がってきたが、それでも身体がだるくてノドと頚が痛い。
この連休のうちにさくら湖マラソンのコースを下見がてら走ってこようと計画していたのだが、結局ムリだった。
いろんな意味で、身体がまだできていないのだろうか。
焦っても仕方がないと思いながらも、走れないと何となく気持ちが落ち着かない。

きょうはそんな中、美術館に行ってきた。
「リール近代美術館所蔵 ピカソとモディリアーニの時代」という企画展をやっていたのだ。
別に美術に詳しいわけじゃない。妻が以前から見たがっていたのと、今回時間がたまたまちょうどしたというのが理由。
ぼくは正直あまり乗り気じゃなかったが、行ってみて良かった。

ピカソも面白かったし、モディリアーニもよかった。
ピカソとそれからもうひとり、ベルナール・ビュッフェという画家の絵が気に入った。硬い線が力強くて、強い意思を感じた。
絵画の世界って退屈な印象があったけど、今回はふしぎに引き込まれていった。
ピカソ、いいね。抽象画以外のピカソはあたたかくてシャレが効いていて、見ていて楽しい。

さて、長い休日もおしまい。
ほとんど風邪薬飲んで寝ているうちに終わっちゃったけど、それもまぁ良し。
あすからまた日常が始まる。
退屈で厄介できつい日々。ムリせず力まずがんばりましょ。

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2007年5月 4日 (金)

荒吐07、感想その2

荒吐07、感想の続きです。


前夜のキャンプファイアーライブが終わったあと、極寒の中でシェラフにくるまって眠る。
しかし翌朝、暑さで7時前に目が覚める。もう少し寝ていたかったが、テントの中はすでにムッとする暑さ。寝ていられない。
テントの外に出ると快晴の青空。ほかのキャンパーたちも起き出してきて、洗面をしたり朝食を食べたりしている。
われわれも身支度をして、きょういちにちの活動を開始する。


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superfly
二日目、最初に見たのはsuperfly。60年代テイストのポップロックバンド。
ボーカルの女性は昔懐かしのヒッピーファッション。ペイズリーの貫頭衣みたいのにペイズリーのパンタロン、ロングヘアーにヘアバンド。おお、いいぞ!ギターが二人にベース、ドラム。
PVで知っていた曲はすごく良かった。20分ほどで終了。歌もうまいし曲もいい。もう少し聞きたかった。CD買おうっと。

その後、屋台で朝食。利久の牛タン、牛タン角煮丼。あと別の屋台の広島焼き。
朝食としてはどうかと思うが、これからどんどん長蛇の列になるのが予想されたため早めに食べておくことにする。
利久の牛タンはさすが、おいしかったです。

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朝食後、beat crusedersへ。
人気のビークル、メインステージの二日目トップとあってものすごいひと。メンバーが登場するや否や、前に殺到する客。ふり上がるこぶし。歓声。後方に位置していたわれわれがこの時点でステージの様子がよく見得なくなる。
何かゲヒンなことをボーカルが口走り、曲が始まる。客の盛り上がりがすさまじい。曲を知らないこともあり、客の盛り上がりについていけないこともあり、3曲ほどで荒吐ステージへ移動。

8otto。
「オットー」と発音するんだそうだ。ドラムがボーカルという珍しいスタイルの、クールなダンスビートのバンド。
ギターのカッティングがじゃきじゃきしてイイ感じ。しかしこのバンドもそうなんだけど、もう少し持ち時間が長くても良いのではないか。うーん。

HEATWAVE。
山口洋、きのうに引き続き2回目の登場。バンドで見るのは初めてだ。
エレアコとグレッチのカントリージェントルマン(テネシアン?)。
歌は相変わらずだがエレキがいい。ソロを弾きまくるとは思わなかったが、カッティングでぐいぐいバンドを引っ張っていく。バンドならではのドライブ感、スリリングな演奏。
ソロとバンドではこんなにもカラーがちがうのかとビックリ。山口アニキ、カッコイイ・・・。


この辺で適当に昼ご飯を食べたり物販をうろついたりしていたはずだが、ほとんど憶えていない。極寒のキャンプファイアーライブとテント泊で体力をかなり消費しているのを実感。

4時前から浅井健一。
頭がつるつるのタコ坊主みたいなドラムと、髪が長くて細っこいおねいちゃん、浅井のトリオ。のっけからブランキー時代の曲「スカンク」でスタート。前方でさっそくモッシュが始まる。
ソロの曲、ブランキーの曲を取り混ぜてやっていた・・・ような気がする。
しかし、モッシュやダイブの嵐になるかと思ってあえて後方エリアにいたんだけど、思ったほど前方は荒れていない。ダイブはごく少数。ファンも歳を取ったということか。

浅井健一が終わり切らないうちにクロマニヨンズに移動。何せいちばん客が殺到しそうなバンドなのに、4ステージ中いちばん小さいステージがあてがわれている。入場制限まちがいなし。
エリア真ん中付近でバンドを待っていると、どんどん客が押し寄せてくる。もうぎゅうぎゅうでこれ以上人を入れたら事故になるのでは?と思ったころ、バンドが登場。
ヒロトもマーシーも相変わらずお元気そうでした。動きまくり、弾き、歌いまくる。この日は新曲も披露して客は大盛り上がり。ダイブ、モッシュは客席の前方後方問わずあちこちで炸裂。ペットボトルで水を振りまく客も多数。
ま、ペットボトル水まきはよくある光景だが、この日は近くでジュースを振りまいたバカモノがおった。しかもシェイク系の、べたべたしたやつ。ぼくも含め周辺数人がシェイクまみれに。うーむ。

エレカシ、ソウルフラワーユニオンを見て二日目終了。
この辺になると腰は痛いわ体中筋肉痛だわ、苦行のようでした。
エレカシ宮本は面白い人だった。2曲目終了後にギターを床に叩きつける。当然計算済みのアクションで、スタッフが代わりのギターをすかさず持ってくるか、次の曲はギターなしで歌うんだろうと思っていたら。
そのまま宮本本人がギターを拾い、ストラップを直し、チューニングをていねいにしなおしていました。面白い人だ・・・。
ソウルフラワーユニオン。うちの奥さんが大ファン。体力の限界に来ていたぼくを置いて、さっさと最前列付近に行ってしまう。ぼくはミキサー付近に移動。
始まって数曲経つと、踊る客がどんどん増えていく。気が付けば周囲の子どもやオバチャンまで踊り出している。会場中、ほとんどのお客さんが踊っている。
会場の隅から隅まで踊り狂っているライブは、初めて経験しました。しかも、あきらかに初めてソウルフラワーユニオンを聞いたであろう中高年まで。
いやはや、感動的な光景でした。
アンコールでは「こたつ内紛争」。うちの奥さんにあとで聞いたら、ニューエストモデル時代の曲なんだと。

ソウルフラワー終演後、メインステージに戻ってウルフルズの最後数曲を見る。
こちらもすごい盛り上がり。何が何だか分からないうちにフィナーレを迎える。

ほんと、楽しい二日間でした。
考えてみたら荒吐ってヘンなロックフェスだ。地元の小学生ブラスバンドが出たり、プロレス公演があったり。吾妻光良や山口洋といったメンツもおもしろい。
売れ線バンドだけじゃなく、へんなメンツのへんなロックフェスであり続けて欲しい。
キャンプファイアーライブは寒かったしモッシュに巻き込まれるのはしんどいけど、でも面白かった。
来年もまたエコキャンプみちのくでやってほしいな。
ところで、ものすごい行列ができていた「佐世保バーガー」っていったいなんだったんだろう・・・?

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2007年5月 3日 (木)

仕事が終わらない

荒吐のことを書きたいんだけど、仕事が終わらない。
休日の番だから本来ヒマなはずが、次から次へと仕事が舞い込んでくる。
まあ。仕方ないか。
ミーティングに行きたい・・・。

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2007年5月 2日 (水)

ムリはイグナイ

きょうはPodRunnerでBPM180で走り始める。
以前にも何度かこのはやさで走っている。いつも5キロでくたばってしまう。
自分の足だと、BPM180だとキロ4分55秒くらい。できればこのペースで走れるようになりたい。
しかし。
きょうは5キロどころか3キロも行かないうちにへばってしまう。
どうしたんだオレ!
これだけ走り込んでいるのにまだ脚力が伸びない。ううう・・・。
仕事から帰宅途中、書店で「ランニングマガジン courir」と「Running Style」を購入。
どちらの本にも「ムリせずにゆっくり長く走る練習をすること」と書いてある。
そのとおりです、ハイ・・・。
しかし、キロ5分ペースは身に付けたい。キロ5分。1時間で12キロ。2時間で24キロ。3時間で36キロ。
フルマラソンで3時間40分くらい。
あくまで目標ということで、いまはゆっくり長く走る練習を続けます。

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2007年5月 1日 (火)

荒吐07、感想その1

2007年4月29日、土曜日。
朝6時半に自宅を出発。高速で70分ほどで宮城川崎ICに到着。
昨年は村田ICから一般道に降りて会場に向かったが、今年は渋滞の可能性を考えて、もよりの宮城川崎ICからの最短距離を目指す。さいわい渋滞もなくP1駐車場に到着。駐車場はキャンパーとそれ以外をちがう区画に誘導していたため、やや渋滞が発生するがほんの10分程度。フェスの規模を考えればスムースすぎるくらいスムース。
荷物を下ろしてキャリーカートに載せ、徒歩で会場をめざす。すでにものすごい人波。開場時間を早めるかなと思ったが、昨年同様9時きっかりの開場だったようだ。
ゲートを抜けてキャンプサイト受付を探す。案内が何も書いてないのでとまどう。係員の兄ちゃんがキャンプサイト受付者は奥に進んで列に並べと叫んでいるのを聞き、やっと列を探して並ぶ。昨年は1時間もかかった受付。ことしは代表者氏名の記入もなく、簡素化されていた。オマケに先着順で好きなキャンプエリアを選択できる。ありがたい。
メインステージやフードエリアに近い「みちのくB」エリアを選んだが、その「みちのくB」がどこにあるのかが良く分からない。うろうろしてようやく見つかる。晴天で風もないテント設営にはうってつけの天気だ。でもテント設営の細かいところを忘れていて、40分近くかかってしまう。
ざっと荷ほどきをしてから川崎町ブースでご飯を食べる。

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マイタケご飯と串カツのセット、芋煮、そばがき。芋煮が信じられないくらい美味しい。川崎町ブースのレベルの高さは健在なり。

初日の行動。
チャットモンチー、スカパラ、MO'SOME TONEBENDER、ミドリ、HARRY、イースタン・ユース、ホフディラン、吾妻光良&The Swinging Boppers、ハナレグミ、キャンプファイヤーライブ。

チャットモンチーは初日一発目のせいでもあるんだろうけど、たいへんな客数。PAの後方まで人で埋め尽くされている。脱力系の女の子バンドかと思っていたら、演奏がものすごくタイト。曲もイイ。ボーカルの女の子、CDで聞くよりもずっと声量がある。声に張りがあり、疾走感がある。ぐんぐん引っ張るベースと、走りすぎないように抑えるドラム。たくさん練習をしてたくさんライブをこなしている。そんな印象でした。「シャングリラ」しか知らなかったけど、好きになりました。
しかし2ちゃんねるでも書き込みがあったけど、このバンドでモッシュ&ダイブってどうなのよ。ワカモノたちよ。

スカパラに移動しようとしたら大渋滞。はたはたステージから会場中心に向う小道を抜けても、まだまだ渋滞。やっとメインであるみちのくステージに着いたら、会場最後方まで人で埋め尽くされている。昨年よりずっと混雑している。川崎町ブースのおじさんは「去年よりも5000人多い」と言っていたが、体感的には昨年の倍近い印象だ。
最後列で数曲聞くが、風で音が流されて良く聞こえない。途中からミドリに移動。

ミドリ、最高でした。ボーカルのマリコの暴れっぷりがハンパじゃない。
セーラー服で暴れる暴れる。パンチラどころかパンツ丸見え。スピーカーによじ登るわマイクでごんごん自傷行為するわ、ものすごいパフォーマンス。銀杏BOYZに通じるものがありました。惜しむらくは、いまひとつアバンギャルドすぎる。もう少しキャッチーナメロディも入れるといいのに。客席も大盛り上がり。あとで物販に行ったらミドリTシャツはXL以外すべて売り切れでした。
いいぞ!ミドリ!

ミドリ オフィシャルサイト

ミドリ終演後、待望のHarryを見に行く。
ステージの上にはfenderのテレキャスター・カスタムと、同じくfenderのアンプ(deluxe reverb?)が置いてあるだけ。ありゃ、バンドじゃなかったか。
客は少ない。恐ろしく少ない。10分前でも30人くらい。直前になって集まってきたけど、それでも300人いるかどうか。少ない観客。地味な弾き語り。じゃかすか弾きまくってムリに盛り上げるタイプじゃないだろうし、どうなることやら・・・。
と思ったら。
ものすごく感動的なライブでした。
あとで詳細は書くけど、荒吐の二日間でもっともこころにしみたライブでした。
終演後、泣いている人多数。男も女も、目頭をぬぐっている。気が付けば自分も泣きそうになっている。ノスタルジーとかそんなんじゃなく、ほんとうにこころに染み入る楽曲、演奏。うちの奥さんまで泣きそうになっている。ここまで泣けるライブは、生まれて初めて。
最後の曲、「野良犬にさえなれない」。少ない観客とは思えない大歓声、合唱。
Harryの、スライダースの曲には、挫折や孤独を噛みしめたことのある人のこころを強烈に揺さぶる何かがある。帰り際、後を歩いていた若者が呆然としたように「本物だ・・・本物だ・・・」とくり返していたのが印象的でした。

イースタン・ユース。
ボーカル・ギターの吉野寿のギターマガジン連載コラムが好きなこともあり、これも楽しみにしていたバンドのひとつ。が、Harryのあまりの強烈な印象に引きずられ、まったく憶えていない。いずれ機会があったらあらためてじっくりライブを観たい。

ホフディラン。
ここにきてようやく頭を切り替えて、目の前のライブに集中する。
ポップでハートウォームな曲の数々。ワタナベイビーの印象が強いホフだったけど、あらためて小宮山雄飛の才能に気が付いた。て言うか、ホフディランでいちばん好きな曲は小宮山の歌う「恋はいつも幻のように」だったんだなーと。甘くて切なくてすかしてたポップソング。
いいね。いいよ。ホフディラン。

吾妻光良&The Swinging Boppers。
まさか彼らのライブを見る機会が訪れるとは。それもフェスで。ライブもあんまりやらないし音源も少ない。でもシャレの効いた歌、絶妙のビッグバンドジャズ・ブルース、吾妻のパッキパキのギターは最初にCDを聞いて以来とても印象に残っていた。たまーにギターマガジンに記事が載るけど、「2音で作るコード進行」なんて特集をやったりして、音楽理論もバッチリなんだなと思った。
観客数はかなり多い。荒吐のオフィシャルサイトで主催者の菅氏がこのバンドを強調していたせいもあるのだろう。
曲が始まる。ブラス隊とドラム、ベース、ピアノ。ジャズブルース進行の曲で、ブラス隊がひとりずつソロを取る。ボーカル・ギターの吾妻氏はまだ姿を見せない。2曲目のイントロが始まると、おもむろに吾妻氏がセミアコのギターとシールドを抱えてステージに現れる。はげ頭、太鼓腹、ヒゲ。ひん曲がった蝶ネクタイに真っ赤なシャツ、ヨレたジャケット。現れただけで客席から笑いが起こる。
そしてまさに「スクイーズ」としか言いようのない、超カッコイイブルースギターを弾き始める。縦横無尽に指がフレットを踊り、枯れたサウンドをはじき出す。でも弾きすぎない。盛り上げすぎない。さっとボーカルに移る。ボーカルがまたイイ。シャレの効いた歌詞を表情たっぷりに歌う。歌詞のひとつひとつ、仕草のひとつひとつに客席から笑いが起こる。飛び跳ねるようにスウィングする演奏と愉快なボーカルで、客席は踊りまくり。曲間、オヤジネタのMCでさらに盛り上がる。ゲスト2名を迎え、大盛り上がりのうちに終演。ほんと、楽しいステージだった。

このころからかなり冷え込んでくる。
冬用アウターを着始める人もちらほら。われわれも一度テントに戻り、防寒対策をして出直す。

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ハナレグミ。
急に気温が下がって来た中、静かにハナレグミの演奏が始まる。途中、となりのステージのシアター・ブルックの爆音がかぶって聴きづらい。て言うか、寒い中、動いて身体を暖められないライブはツライ。ぶるぶるぶるぶる。寒さに耐えながら聴いていると、永積が聞き覚えのある歌を歌い始める。
「ダンスフロアーにはなやかな光、ぼくをそっと包むようなハーモニー・・・」おおおっ!
スチャダラパーが登場し、今夜はブギーバックが始まる。一気に盛り上がるフロア。
いやもう、感動しました。

ハナレグミ終演後、ピロウズに行こうかと思ったけどこの時点でそうとうな冷え込み。疲れと寒さと空腹。フードコートエリアで牛串を食べてテントに戻ると、もう起き上がれない。近くから聞こえるピロウズの爆音を聴きながら寝入ってしまう。

それでも11時には目が覚めて、念願のキャンプファイアーライブを見に行く。山口洋のアコースティックライブを見逃すわけには行かない。
キャンプファイアーライブは、ハナレグミと同じ津軽ステージ。ステージ後方に臨時のバーが設置されてて、照明がイイ感じだ。そのさらに後方ではキャンプファイアーが焚かれている。
山口洋は最初からずっと司会役を務め、アーティストが交代するたびに「さえないMCの山口です」とぼそぼそとしゃべる。何とも言えない、味わい深い面白さである。途中、斉藤和義とおおはた雄一のブルースセッションもあったりして面白かった。
それにしてもひどく寒い。客も少ない。その少ない客のほとんどが、最後方のキャンプファイアーまで後退して暖を取っている。ステージ付近には30人もいない。
キャンプ券が発売数分で売り切れたのも、ヤフオクで4000円のキャンプ券が37000円まで高騰していたのも、このキャンプファイアーライブのためではなかったのか。
やはりみな、あまりの寒さと日中の疲れで、夜中まで活動する体力は残っていなかったか。
昨年同様に少ない観客の中、山口洋はがんばって最高の演奏を見せてくれました。ギターもうまいし曲もいい。もっと評価されてもいいミュージシャンだと思う。通好み、ミュージシャンズ・ミュージシャンなのね。

一日目、印象に残ったこと。
ARABAKI .infoの主催者、Ke1!さんにお会いしました。
想像していたよりもお若く(シツレイ!)、真面目かつファンキーそうな方でした。
ARABAKI .infoにはほんとうにお世話になりました。一緒に写真撮ってくれてうれしかったです。
いただいた名刺、大事にとってあります。また来年!

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