荒吐にもとスライダースのハリーが
荒吐07の出演アーティストをよく見てみたら、あのハリーが!
もとストリート・スライダースのハリーですよ。
ちょっと前にスライダースの1st 「slieder joint」を聞き直して、スライダースのことを考えていた。
昔、スライダースがとても好きだった。自分の何かを託すように、ありったけの思いを込めて彼らの曲を聴いていた。
(2004年7月にもちょっと書きました)
学生のころやっていたバンドでは、コピー曲はたいがいスライダースだった。
「野良犬にさえなれない」「blow the night!」「マスターベーション」「ダウンタウンサリー」「boys jump the midnight」「baby, don't worry」その他多数。
ルーズなハリーのオープンGと、絶妙な蘭丸のギターの掛け合い。
コワモテでぶっきらぼうな面ばかりが取りざたされがちだけど、スライダースの曲はセンチメンタルな曲が多かった。
「野良犬」「ありったけのコイン」はいまだにふと、頭の中で曲が思い浮かぶことがある。
リリカルでセンチメンタルで、何かをあきらめたような明るい悲しさ。
当時よく、ひとりでアパートで酒を飲んでは聴いていた曲だ。
真っ昼間にウオッカを流し込んでは窓の外の青空を見つめ、いつまでも泣いていたころ。
スライダースについては書きたいことがいっぱいあるので、いずれまたそのうち。
イヤとにかく、いまのハリーを見てみたいよ。元気でやっているのだろうか。
きっと相変わらず淡々とギターを弾いて、しゃがれた声で吠えるように歌うんだろうな。
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