悪魔と踊る
このところ、nikerunning. jpをよく見ている。
この世には2種類のランナーがいる。フルマラソンを走ったことのあるランナーと、フルマラソンバージンのランナー。ランニングは、苦痛と瞑想と快感。だから、楽しい。やめられない。遅くったっていいじゃない。カッコ悪くたっていいじゃない。歩いたっていい。バージンのままじゃもったいない。フルマラソンを、楽しもう。
フルマラソンか。いいな。走ってみたい。
フルマラソンを走ったものにしか分からない世界があると言う。見えない世界があると言う。
そこに自分も立ってみたい。
フルマラソンを走ると、30キロを越えたところで悪魔に出会うそうだ。
ペースが落ちて、体力を消耗して、ランナーズ・ハイも切れかけるころに、悪魔は音もなく後からすり寄ってくるそうだ。
悪魔のささやきにまどわされ、悪魔の誘惑と闘いながら42.195キロを走る。
それはいったい、どんな気持ちなんだろう。
悪魔と出会うと言うのは?悪魔と踊ると言うのは?
走ってみたい。悪魔とたわむれてみたい。
その日を待ちながら、いまは地道な走り込みを続ける。
| 固定リンク
コメント