« NATIVE INSTRUMENTSの悲劇(3) | トップページ | summersonic 07はどうか »

2007年3月27日 (火)

パフューム-ある人殺しの物語-

久しぶりに劇場で映画を観たくなった。
長いこと劇場に足を運んでいないと、突発的に映画が観たくなって仕方がなくなる。突然「肉が食いたい!」「大音量でパンクロックが聞きたい!」と思うような感じ。発作。衝動。
ネットで調べて、「パフューム-ある人殺しの物語-」を見ることにした。
そう言えば少し前に朝日新聞の映画評でも見たっけ。たしか「衝撃の結末」とか。

公式サイト パフューム-ある人殺しの物語-

生まれながらにして天才的な嗅覚を持ち、他人とはちがう近く世界に生きる男が主人公。孤児院で生まれ育ち、愛もやさしさも知らず、奴隷同然に働かされてきた彼があるきっかけで香水師となり、そしてある香りを求めて次々と女性を・・・という物語。

主人公は天才であり、一般社会の倫理、感覚、常識とはまったく無縁の世界に生きている。彼にしか理解できない目標にすべてを捧げ、一途にそれを達成するために人生と才能のありったけを費やす。ひとの命など問題ではない。
そういう主人公にどれだけ共感できるかが、この映画に乗れるかどうかの分かれ目だろう。
ぼくは半分は楽しめ、半分はいまひとつだった。

しかし、天才ってたいへんですね。
あまりにも悩みや目標が異質で、周囲とモンダイを共有できない。そもそも共有できるような人間関係が育めない。
いきおい目標に対して直線的なアプローチになり、破綻しちゃう。
良かったです。自分は天才じゃなくて。

衝撃のクライマックス。
うーん。妻はとなりでくっくっと笑っておりました。シリアスなシーンなんだけど、ギャグと言えないこともない。

終了後、駅前でラーメンを食べて帰る。
「天壌」という、地元のタウン誌でわりと評判が良いお店だ。


妻は五目うま煮ラーメン。ぼくはニンニク辛子みそラーメン。


Ninnikumisoraumen


す、すごいニンニクだ・・・。
映画のパフュームもすごかったが、翌日の自分も、まちがいなくすごいパフュームを身にまとっていそう。
職場のみんな、ごめんねー。

|

« NATIVE INSTRUMENTSの悲劇(3) | トップページ | summersonic 07はどうか »

コメント

わぁーミ(  ⌒   _ゝ^)ゝカオルさーん。コメントありがとう。実は私この「パフューム」のチケット懸賞で当たったのよ。来週仲間と観にいきます。楽しみ。だけど、なんでパフュームの後にラーメンの気持ちになるんだ、、、(* ̄Oノ ̄*)

投稿: ぷみら | 2007年3月27日 (火) 21:48

おお、ぷみらさん。
ぷみらさんもパフューム見に行きますかー。
ぜひぷみらさんの感想も聞きたいです。
ラーメンは、上映終了後に開いているご飯のお店が、そこしかなかったんですよ。
田舎は悲しいッス。

投稿: カオル | 2007年3月28日 (水) 21:48

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: パフューム-ある人殺しの物語-:

« NATIVE INSTRUMENTSの悲劇(3) | トップページ | summersonic 07はどうか »