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2007年3月18日 (日)

NATIVE INSTRUMENTSの悲劇(1)

ドイツのNATIVE INSTRUMENTS社。
数々の独創的なソフトシンセを発表し続けている気鋭の会社である。
どのくらい独創的かと言うと、たとえばABSYNTH4などはプリセット以外にいじりようがないくらい独創的である。
プリセット以外の画面を開くといきなり解説書なしには太刀打ちできないパラーメーターがズラッと並び、分厚い(PDFだけど)マニュアルに目を通す気力もなく、見ては行けないものを見てしまったような気分でそっと画面を閉じる。そのくらい独創的である。
そんな同社のソフト群が一堂にパッケージされているお得バンドル「NI KOMPLETE」シリーズ。
全部のソフトを使い切れていないながらもお値打ち度に魅かれて、毎年バージョンアップしてきた。
最新のバージョンアップは「4」になる。めでたい。

しかし。
しばらく前から同社はソフトの認証に「NI serviceCentre」と言う専用ソフトを使いはじめた。
フラッシュプレイヤーで動作するこのソフトは、同社のすべてのソフトの認証を司る。シリアルナンバーを入力してウェブを通じて同社に製品登録をし、このソフトの認証を経てはじめて同社のシンセ群が使えると言う仕組みだ。
ひとりのユーザは、2台のマシンまで登録できる。ハードディスクを交換したら、前の認証は引き継げない。いちど同社のウェブを訪れて前の認証を廃盤にし、それからNI serviceCenterであらためてあたらしい認証を得る。

このServiceCenterがなんともやっかいなのである。
まず、動作がとてつもなく重い。認証を取りに行くのに数分かかる。数分待ったのちにちゃんとつながっているにもかかわらず「ネットにつながりません」というメッセージが出たりする。
それから、ここがいちばん問題なんだけど、よく分からない理由で認証がもらえない。
ぼくのMacBookは、前のPowerBookから環境を引き継いでいる。そのせいで、MacBookにはインストールしていないはずのソフトシンセがServiceCenterに「未認証」として表示される。
未認証もなにも、こっちのマシンには最初っからインストールしていないのである。
それはいい。
それはいいのだが、この未認証ソフトが障壁になって、追加シンセの認証ができないのである。

もともとPowerPCバージョンしかなかった同社のソフトシンセも、最近ぱらぱらとIntelMac対応版にアップデートしてきた。このアップデート版を追加しようとするたびに、認証問題で1,2時間費やすことになる。
それでもServiceCenterでの直接の認証を回避する方法(アクティベートファイルをダウンロード)で何とかしのいできた。このアクティベートファイルをダウンロードする方式だって、「インストールしていない未認証ソフト」問題でそうとう苦労してきた。
しかし今回。
待ちに待ったプロフェット5のクローンソフト「PRO-53」のIntelMac対応版。
これだけはどうしても認証をクリアできなかった。
何度もServiceCenterをいじっているうちにいちど認証をクリアしたソフトまで未認証の表示が出たりして、どんどんおかしくなっていった。
しかたない。
内蔵ハードディスクの残りもわずかだ。
ここはもう新しいHDDを購入しよう。そしてOSのインストールからはじめよう。
面倒だが、ネットの設定やほかのソフトの環境設定も引き継がずに手入力、新規インストールで構築しよう。そうすればどこかに不可視ファイルとして残っているおかしな設定も断ち切れるだろう。

特価コムで2.5インチシリアルATAのHDDを探す。160GBが送料込み13000円ほど。
NATIVE INSTRUMENTS社のためにどうしてこれほどの労力を・・・と思うとむなしいが、まぁハードディスクが広大になるのは悪いことじゃない。さくっと購入。
で、きのうミーティングから帰ってきてHDD交換とOSのインストール作業を開始したんだけど・・・。

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