キレる寸前
きょうはアホみたいに仕事が忙しかった。
顧客からトンデモな話が飛びだす。今までのことをすべてご破算にするような、到底実現できないような無茶苦茶な要求が出る。
事情を説明する。互いの共通認識を確認するために、最初からいきさつをひとつひとつ説明する。
それをやっている間にも数ヶ所からコールがかかる。どれも待ったなしだが、話しをここで区切ってしまうと自体がよけいに悪化するのは目に見えている。
例を挙げて、言葉を選び、分かりやすい単語に置き換え、相手の非を責めるような言葉はすべて周到に避け、紙にグラフや絵を描き、時間をかけて、なぜそれができないのかを説明する。
70分。クソ忙しい中、70分かけて説明する。
そして70分後。70分前に最初に発した言葉を、顧客はもういちど発する。たった今の70分の説明がまったく、ただのひとつも相手の頭に入っていなかったことが判明する。
がっくりと膝から崩れていきそうになる。キレそうになる。うう、ガマンだ。。。
それでも何とか一日が終わった。きょうは宿直。
あすの準備もしなくちゃ。例の人前で話すアレだ。
仕事のプレッシャーがますます増えている近ごろ。腹を立てず、イライラせず、煮詰まらずにやっていきたいものです。
抱え込まないこと。手放すこと。
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コメント
カオルさんは切れる一歩手前で踏みとどまれたんですね・・・。
私は昨日のM前に、一方的に仲間に切れてしまいました・・・。
冷静になればなるほど、何であんなことで強く言ってしまったのだろう・・・と。
自分は正しいって思っちゃったのだけは確かなんですね--;
明日謝らなくちゃあ。
投稿: あすなろ | 2007年1月23日 (火) 13:20
こんばんは、あすなろさん。
キレてしまいましたか。はっはっはー。ぼくがキレずに済んだのは仕事だったことと、たまたま今回はそこまで行かずに何とかブレーキをかけられただけです。
仕事でキレることはほとんどありませんが、その分帰ってきて奥さんに八つ当たりして(ヒドイですね)ケンカになったりします。
怒りを持つことは人間の当り前の防御反応ですから、あんまり気にしなくてもいいと思いますよ。
自分の間違いを認め、相手を許そうとする姿勢があればだいじょうぶだいじょうぶ。
なーんて、ぼくも怒りを持ったあとはグッタリ疲れて自分がみじめになります。手放したいものですね。
あすなろさんがうまく謝れて、わだかまりがなくなることを祈っていますよ。
投稿: カオル | 2007年1月23日 (火) 13:34