ロード・オブ・ザ・リング「王の帰還」
とうとう見終わりました。ロード・オブ・ザ・リング最終作「王の帰還」。
善と悪の闘い、さまざまな人間模様。
主人公フロドの旅もいよいよクライマックス。
おもしろかったです。見ごたえ満点。
上映時間はもう、何時間だか途中で感覚が分からなくなりました。
でも中だるみすることもなく、4時間だか5時間の尺があっという間に。
ストーリーの先を知りたい気持ちと、フロドたちの旅が終わってしまうのが残念な気持ちと、ハラハラドキドキと、とにかくおもしろかったです。
いろいろ考えさせられるところはあったけれど、ファラミアの父デネソールは興味深かった。
権力にしがみつき、露骨にふたりの子どものうち片方だけを溺愛し。
時刻が劣勢と見るや、あっという間に絶望してヤケおこしちゃうし。
欲望というものはいつの世も不変なんだな、と思いました。
そして、希望を失ったときがほんうの敗北なんだなー、と。
悪いことばかりでも、へこたれることばっかりでも、厳しい試練のときでも、希望を忘れずにいたいものです。
しかしデネソールさん。
最期の時、まわりにけっこう人がいたけれどだれも助けようとしなかったです。
魔法使いのガンダルフさえも、呆然と見ているだけでした。
絶望に閉ざされてしまった人間は救えない。そう言うことなんでしょうか。
ちょっとかわいそうでした。
本編ディスクは見終わったけれど、本編以上に長いメイキングその他のボーナスディスク。
どうしようなぁ。近ごろスカパーもゼンゼン見てないし。
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