'06トロロロックフェスに行ってきた
'06トロロロックフェスinしらさわに行ってきました。
到着した12時半には、ちょうどNICO TOUCHES THE WALLSが終わりかけるところ。
会場は白沢村にある野球場。ふだんは閑静な村だけど、この日ばかりはロック気な若者がぞろぞろと歩いている。
快晴、抜けるような青空、うだるような暑さ。
会場はピッチャーマウンドやや後方をステージにして、外野方向を客席にした構造。左右のモッシュピットの後方がまったりエリアになっていて、さらにその後方、外野フェンス沿いに屋台や物販が立ち並んでいる。
まずは腹ごしらえ。
トロロロック名物「トロロ味噌ラーメン」および「トロロ冷やし中華」をいただく。
会場は写真禁止なので、映像はナシ。
味噌ラーメンも冷やし中華も、トロロ以外はいっさい具がない。麺とスープ、そしてトロロのみである。うーん・・・。シンプルと言えばシンプルだが、もうちょっとこう、ほかの具があっても・・・。
味噌ラーメンはややスープが薄かった、とだけ言っておこう。
同じ屋台に200円の巨大コロッケが売っていたが、こちらはあまりの巨大さ(ふつうのトンカツより、さらに二回りくらいおおきい)にビビってしまい、食べずじまい。終演後に買おうと思ったら、すでに屋台はクローズしていた。ちぇっ。
この日の出演(登場順)。
NICO TOUCHES THE WALLS
C-999
No Regret Life
UVER world
plane
SNAIL RAMP
locofrank
POLYSICS
マキシマム・ザ・ホルモン
GO!GO!7188
THE BACK HORN
途中で寝ちゃったので、ちょっと順番間違ってるかも。
No Regret Life、メロディがせつない感じで良かったです。
客席が一番盛り上がっていたのはSNAIL RAMPとlocofrankのメロコア2連発。
それまでおとなしめだった客席が、モッシュしまくり。頭上を泳ぎまくり。
死ぬほど暑かったけど、それほど人が多くなかったのと芝生が心地よかったので、以外につらくなかったです。
主催者側も暑さ対策には気を使っていたようで、外野ライトあたりでは何度も放水があったし、モッシュピットでもバンドのチェンジのたびに放水がありました。
驚いたのは、スタッフが2リットルのペットボトルに冷水を入れてモッシュピットに回していたこと。
客、じかに口を付けて回し飲み。
ぼくはさすがに飲めなかったけど、熱射病対策としてはいいかも。
POLYSICSは、往年の変態テクノを思わせるいでたち、演奏でおもしろかったです。お客さんもずいぶん曲を知っている様子でした。人気あるんだねー。
あとマキシマム・ザ・ホルモンTシャツを着た人が大勢いたのには驚いた。彼らの順番が近づいてくるにつれ、どんどんTシャツ軍団がモッシュピットに増えてくる。あばれるのかなー。やだなー。そう思ったけど、思いの外あばれず。
レッチリっぽい、ヘビーさとノリの良さを兼ね備えた演奏でした。今一つボーカルが何を歌っているのか分からなかったけれど、元気いいし、ドラムの女性のトークも愉快でたのしかった。
GO!GO!7188は、ギターの女の子のセッティングが目を引いた。
トレモロつきのビンテージっぽいfenderのテレキャスター。同じくfenderのツインリバーブだかリバーブデラックス。なかなか通なセッティング。
サウンドチェックの時にブルースを弾いていたおじさんが仕掛け人と見た。
トリの THE BACK HORNは、ボーカルがエレカシの宮本っぽかった。
全体に、序盤はあまりノリが良くなかったけれど、SNAIL RAMPとlofofrank以降はどんどん客のテンションが上がってきた。
20時終演予定だったが、実際に終わったのは21時前。
ステージがイッコだと、落ちついて見れていいです。お客さんも多過ぎず少な過ぎず。後方でまったりしようと思えばまったりできるし、モッシュピットに入ろうと思えば入れる。このくらいの人数がちょうどいいなー。
昨年は2000人動員。今年は5000人が目標だったとか。
実際は2500人ってところかな。あまり人が増え過ぎるとトラブルが増えそうなので、このくらいで来年も開催して欲しいです。
そうそう、前半が終わったところで、白沢村の商工会長(村長?)が登場。
テンションの高いMCを披露し、会場は一気になごんだ雰囲気に。とろろ芋を片手に「ロックで盛り上がろう!エイ!エイ!」の掛け声で、場内は大爆笑。前半はやや固かった会場のふんいきが、このMCをきっかけに一気にほぐれました。
おそるべし商工会長。
(いくつかのバンドは「村長さんのあいさつが・・・」と言っていたけど、どっちなんだろう?)
終演後は警察が交通整理にあたり、渋滞ナシ。非常にスムースに帰れました。
地方のささやかなロックフェス。巨大ロックフェスにはない、のんびりとした空気。来年もぜひやって欲しいものです。
ちょっと驚いたこと。
locofrankの演奏中。ダイブやモッシュで前方の客は大暴れ。押されて転倒する女性も目撃したくらい(ケガはなさそうで、すぐまた踊り出したけど)。
で、曲間に前方から小学校低学年くらいの女の子が出てきたの。呆然とした表情で、お父さんとおぼしき若い男性に手を引かれて。
ううむ・・・。
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