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2006年5月23日 (火)

無事な一日

火曜日は某所で、毎週プレゼンだ。
去年一年は勢いだけで話ができた。が、今年は何だか調子が悪い。
去年と同じ資料を使って同じような話をしていても、自分でも消化不良気味のままあっという間に話し終えてしまう。
話が自分の中で膨らんでいかない。
どうやら自分の中に、スマートに話したい、体系的に、じょうずに、アカデミックに話したいと言う下心があるようだ。
さらに言えば、ソンケーされたい、知識と経験を備えた人物として見られたい。そう言う気持ちがどこかに潜んでいるような気がする。
要するに、見栄を張りたいのだ。ああヤダヤダ。

自縄自縛。
スマートにプレゼンしなくっちゃ。豊富かつ高度な内容を平易に、豊富な例を出して伝えなくっちゃ。そう思えば思うほど負担感が増して、準備にへとへとになる。
その割に内容は空疎になり、資料は単語の羅列になる。自分でも平面的にしか理解できていない単語やパラダイムを引っ張り出してきては、自分で脂汗を流す羽目になる。

上手に話したい。それはそれで悪いことじゃないとは思うが、スマートにこなそうと思えば思うほど、いちばん伝えたいことが抜け落ちていくような気がする。
教科書や物の本に載っている知識を、自分にとって意味のある、生きた知識に翻訳して伝える。
現場の例を出して、教科書的な知識が現場でどう生かされるのかを、できればダイナミックに伝える。
ぼくにできるのはそういうプレゼンだけだ。
アカデミックな内容をアカデミックに、サイエンティフィックに話すのは、どうやらぼくには向いていないようだ。

きょう、本部の先輩から良いサジェスチョンをいただいた。
ぼくはぼくにできる話をしよう。
アカデミックでハイレベルな話はどこか別の専門家にまかせよう。
背伸びせずに、自分に出来る話を自分の言葉で話そう。

自分の言葉で、自分に出来る話を。
そうすればきっと何かしら伝わるものが、記憶に残るものがあるはずだ。

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コメント

尊敬されたい気持ち、、、あるある!
私の場合、多分自分に自信がなかったからそういう気持ちがすごく強かったんです。
学校へメッセージなんか行くと今もしょっちゅう出てきますが、「偉そうな話方になりませんように、謙虚に正直に話せますように」って必死で祈ってます。っていうか拝んでるって感じ。

投稿: ぷみら | 2006年5月24日 (水) 20:31

こんばんは、ぷみらさん。
そうですね、ぼくも自信がないんス。
ありのままの自分を受け入れるってのは、やっぱり勇気が要るんだなーって思います。
これもまた、受け入れる落ち着きが必要なんですよね、きっと。
ぼくもぷみらさんにならって、謙虚に正直に話せるよう祈ってみます。
ありがとう!

投稿: カオル | 2006年5月25日 (木) 22:57

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