ジョギング再開の巻
荒吐ロックフェスで体力を使い果たし、その後ジョギングは中断したままだった。
ジョギングをする気力もなかったし、ジョギングとロックフェスでかなり体力がついたような気がしていたからだ。
だがしかし。
体力が衰えるのは早い。
先日、ジャスコを1時間半ほどウロウロしただけで足がつらくなっている自分にガクゼンとする。
広いショッピングセンターとは言え、たかが買い物である。日用品である。ほんの90分である。
昔はこうではなかった。どれだけ不摂生をしてても「衰え」などとは無縁だった。学生時代はバス代を浮かすため、アパートから5キロくらい離れた山奥の学校まで歩いたことも何度もあった。疲れはしたが、筋肉痛だとか足がだるいとかそう言うことはなかった。
村上春樹が「歳を取るとがく然とする体験が多くなる」と言うようなことをエッセイで書いていた。
まさにその通りである。ロックフェスから2週間足らずで体力が低下してしまうとは。
と、嘆いていても仕方がない。問題があるのなら、その問題を解決しよう。改善するよう努力しよう。さっそくきょうからジョギング再開だ。
小雨の降る中、国道沿いをリズムをつけて走っていく。
朝の国道はクルマもまばらだ。朝6時だと言うのに、もうすっかり明るい。夏が近いのだ。
初夏の匂い、朝の匂い、夏草。
どれだけ夏がめぐってこようと、過ぎていこうと、夏が近づいてくるときのあの気持ちは変わらない。
変わっていくものと、変わらないもの。
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