山下達郎と言われた日
いやさ、きのうのことなんです。
火曜日はプレゼンを中心にやっておるのですが、きのう始まる前、突然フロアのひとりが話しかけてきたんですよ。
「○○さん(ぼく)って。山下達郎みたいですねー」
おお、達郎。山下達郎・・・。
何の前触れもなく、唐突に達郎と呼ばれるこの世の不思議。
おお、おお、おお。
何と言う驚き。驚愕。
山下達郎は、おおいに尊敬するミュージシャンのひとりだ。
一般には「クリスマス・イヴ」がヒットしたポップスのひと、と言う認識だと思う。
が、長い不遇時代、「FOR YOU」のヒット後のプレッシャー。
渾身の力作「クリスマス・イヴ」が収録されていたのにもかかわらずアルバム「melodies」は、最初はまったく売れなかった。
そういったエピソードにも関わらず、彼は変わらぬクオリティの楽曲を作り、レコーディングのノウハウを地道に勉強し続け、音楽に情熱を捧げ続けた。
音楽に対する真摯な情熱、常人には想像すらできないほどの努力は、称賛に値するものだと思う。
しかし。
ルックス面ではどうか。
一般に達郎のルックスが人の口に上るときは、けっこうアレな感じではないか。
ううむ・・・。
その後も彼女は、プレゼン終了後も重ねて「山下達郎みたい」を連発してくれた。
彼女にしてみれば、ほめ言葉だったのだと思う。
もしもこれが楽器の演奏なり音楽関連の話であれば、とてもうれしいおほめの言葉だ。
しかし、ルックスを指して「山下達郎みたい」と連呼されるのは。。。
ま、深く考えるまい。
有名人に例えてくれたのは、親しみと敬意を表現してくれたのだと素直にとらえよう。
ちなみに、50代半ばくらいの女性でした。うーむ。
自分ではまったく山下達郎とは似ても似つかないと思うんだけどなぁ。
しかし人生ってほんと分からないものですね。
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