スパムメッセージに乗ってしまうひと
スパム (spam) とは受信者の意図を無視して、無差別かつ大量に一括して送信される、電子メールを主としたメッセージのことである。
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先日スパムトラックバックのことを書いた。あのようなものに引っかかってお金を落とすような御仁はいらっしゃらないんじゃないか、果たして商売になるのか。と。
で。話は変わるのですが。
職場に怪しい不動産業者から電話がかかってくることがたびたびある。どこかで業界の名簿かなにかが流れているのだろうか。ちゃんとぼくの個人名を指名して職場に電話がかかってくる。
「大阪の一等地にマンションを買いませんか」
「投資物件として確実な、極秘情報です」
大事な電話を待っているときにこういう電話がかかってくるとほんとうに頭に来る。いちおうていねいな口調で断わって即座に切るようにしているが、仕事のリズムを崩されると元に戻すのも一苦労だ。
そう言えば以前、かなりきつく断わったら即座にもう一度電話をよこしたことがあった。
「いまの電話は何ですか?!まじめに案内しているのにどういうことですか?!こっちはあなたの住所も名前もわかってるんですよ?!」と逆ギレされた。夜中に自宅に乗り込んで来かねないぶち切れた語調だった。あのときはこわかったなー。
それはともかく。
同僚とときどき「あんな怪しい電話でマンション買っちゃうひとなんていないのにねー。無駄な努力だって気がつかないのかな」なんて話しはしていたんですよ。
が。が。
後輩が買っちゃったらしい。
しかも2軒。
おおおぉぉいっ!
ろ、ローンどうすんだよっ?
て言うかキミ、独身だろ?大阪に住むわけでもないだろ?2軒もマンションいらないだろ?
ほ、ほんとうに投機対象だと思ってるのか。ローンを背負っても賃貸だか転売だかで大もうけできると思っているのか。コケたら大やけどだぞ・・・ひょっとしたらやけどで済まないかも・・・。
世界は広い。スパムメッセージ業者もいれば、ちゃんとそれにひっかかるひともいるんですね。
ううむ。それにしても後輩。
ううむ。ううむ。
とりあえず・・・とりあえず・・・
がんばれ。
ほかに言いようがないもんなぁ・・・。
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