荒吐ロックフェスに向けてテントを張るの巻
荒吐ロックフェスARABAKI ROCK FEST06'およびフジロックフェスに向けて、テント一式を購入した。
270センチ×270センチのテント一張。グランドシート。シュラフ2ヶ。シュラフ用のマット。80リットルのザック。
こう言ってはナンだが、アウトドア系はニガテである。昔ボーイスカウトに入っていたので野営の経験はあるが、なにせもう25年も昔のことだ。きれいさっぱり忘れている。
で、さっそくテント設営の練習ゴー!
まずは設営場所に目星をつけ、グランドシートの4隅をペグで固定する。
しかるのち、インナーテント(テント本体)を広げ、全体をイメージする。
支柱を組み立て、インナーテントのスリーブに通す。で、テントを持ち上げ、支柱の四隅をインナーテントの基底部のピンに留める。
ここで問題発生。支柱を組み立てる段階で、ポール両端のピンを留めるべき穴が土で埋まってしまう。ピンの先端で土をほじくり出そうとするが、中腰で支柱をたわませ、テントを半分立てた状態ではつらい作業である。なにか長い爪楊枝のようなものがあればよかったのだが、あいにくそのようなものは用意していない。
さらに、無風に近いよく晴れた天気だったにもかかわらず、テントはちょっとした風が吹くだけですぐに飛んで行きそうになる。ペグやハンマーを入れておく小袋も、油断するとすぐに風に吹かれて飛んで行く。そのたびに小物類を取りに公園内を走らねばならない。アウトドア慣れしていない自分を痛感する。ああ、アウトドアスキル低いなぁ、オレ・・・。
やっとのことでピンを支柱両端に留めるが、ピン穴に土がめり込んでいるためイマイチしっかり留まらない。そのせいかテント自体もぐーらぐーら揺れている。上の写真で、テントが曲がっているのがご確認いただけるだろうか。
だ、だいじょうぶなのか・・・風が吹いたら崩壊するんじゃねぇのか・・・?
妻の手前、ギワクを押し隠して平静を装う。
何食わぬ顔でインナーテントの上にフライシートを掛け、張り綱で六方をおさえる。
ぐらぐらだったテントが、ここに来てようやくしっかりしてきた。
フライシートもさることながら、張り綱の威力はスゴイ。六方から引き締めたテントはちょっとやそっとの雨風ではびくともしない。ような気がする。
テント完成後、シュラフマットに空気を入れてシュラフを広げてみる。
おお!か、快適なり・・・。
とても野外で寝ているとは思えない。て言うか、うちのベッドよりも寝心地がいい。
これなら何泊しても疲れなさそうだ。
昔ボーイスカウトで泊まったテントは暑くてムッとしていた。このテントは風通しも付いていて、保温性もバッチリらしい。よっぽどの悪天候でない限り、かなり快適にフェスを過ごせそうだ。
しかし。
設営には時間がかかりましたよ。
公園にクルマを停めてから寝袋を広げるまで、所要時間2時間半。
テントの箱には「慣れれば10分」みたいなことが書いてあるが、実にその15倍。
まあ、途中でロープの結び方がわからず「もやい結び」を会得したり、組立マニュアルの読解に時間を要するなど、引っかかりまくったからね。
それでも、テント設営は楽しい作業でした。
天気のいい日に広い土の上でテントを張る。たのしい!
荒吐は早めに出かけて早めに設営だ!
ちょっとでもアウトドア気分に浸るぜ!
| 固定リンク
コメント
はじめまして。トラバありがとうございます。
荒吐に参加されるんですね。私は1人参加なのでテントは持って行かないんですが、事前に練習しておくのはgoodですね。次に張ってみる機会があれば、雨や夜露への対策のために防水スプレーを降っておくのをオススメします。
エウレカセブン、ラストの4話くらいだけですが見ました。それまでの話が分からなくてもかなり入り込めましたよ。とりあえず、最終話で電気グルーヴの「虹」を何分も流してたのにびっくり。10年以上前の曲ですが、大好きな曲なんです。
投稿: 藤井 | 2006年4月 4日 (火) 23:08
藤井さん、こんばんは。
雨対策のアドバイス、ありがとうございます!
そうですか、やはり防水スプレーはあったほうがいいんですね。ぜひ準備しておこうと思います。
勉強になりました。ありがとうです〜。
エウレカは、電気グルーブの曲が使われていたんですね。全然気がつきませんでした。
「ジ・エンド」「ジョイ・ディビジョン」「ヘルター・スケルター」「サマー・オブ・ラブ」などロック関係のキーワードが劇中にちりばめられていて、ロック好きは思わずニヤリとしてしまうアニメでもありました。
「虹」がどの場面で使われていたか、さっそくビデオで確認してみます。
また遊びに来てくださいね。
投稿: カオル | 2006年4月 5日 (水) 23:46