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2006年3月 5日 (日)

いらだちと反省

あせっていた。
午前10時半から隣市で会議だ。会場から少し離れた指定駐車場にバックで駐車しようとしているときにケータイが鳴った。
現場のフロアからだ。
休日の対応はあらかじめ説明してあった。それが、現場の方で納得がいかない点があるらしく、再度の確認の電話だった。
ムッとした。
確認の電話を入れたことにではない。電話をかけた現場スタッフが、ぼくがお願いした対応方法に納得をしていないのだ。それを回りくどいいい方で言ってくる。
現場の状況を聞いているうちに語気が荒くなってくる。明らかにその電話をかけてきたスタッフは対応に慣れておらず、先入観に基づいた独断でぼくの対応方法をひっくり返そうとしている。そう思うとつい強い口調になってくる。
正直に言おう。急いで会議に向かっている最中、それもせまい駐車スペースに切り返してるときにくどくどしい電話を入れてきたこと。そしてぼくのお願いした対応方法に疑義を入れられた様に感じたこと。腹が立った。
腹が立ったが、とりあえずそのスタッフの意見と自分の意見の折衷案としてもらうよう話した。
会議が終わってから、反省した。なにも語気を荒げる必要などなかったのに。
気が進まなかったが、現場フロアに電話を入れた。
その後の事態の成り行きをたずねた。そして、さっきはつい強い言葉を言って、申し訳ありませんでした。そう話した。
向こうも、こちらこそ対応に慣れておらずまごついてしまい、申し訳ありませんでした。そう言ってくれた。
ホッ。

いまも、そのスタッフの状況判断は不適切だったと言う点は考えは変わらない。でも、そのスタッフといたずらに摩擦を起こすのは誰にとっても益しない。
対応の非を詫びれたことに、ほんとうにホッとしている。
やれやれ、怒りってやっかいな感情だよ。ほんとうに。

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