« 2006年1月 | トップページ | 2006年3月 »

2006年2月28日 (火)

空が青いなあ・・・

060228nekoma
猫魔に行ってきました。
本部の仕事が早めに終わって、ムリすれば何とか猫魔にいけるタイミング。こういうこともあろうかと用具一色を車に積んであって良かった。
さっそく猫魔へゴー!
・・・で、到着したのが午後2時過ぎ。リフトの最終が4時半だから、2時間滑れるかどうか。
平日で午後2時過ぎと言う時間からか、ゲレンデはガラガラ。
キッカーに挑むには持って来いの状況。さっそく1本目からキッカーにチャレンジだ!おお、高さや飛距離が出ないのはともかく、何とか転ばずにワンメイクが!
調子に乗って、その後もずーっとワンメイクの練習をしていました。でも途中からハイレベルな若者たちがやって来たので、恥ずかしくなって奥のコースへ移動。

しかし、猫魔。
すでに太陽の光は完全に春。
いちおうまだ2月だと言うのに、この日差し、このガチガチのゲレンデコンディション。ふつうに滑っていたらエッジがすっぽ抜けてあえなく転倒。もうがりがりのがちがち。スケートリンクよりちょっとまし、という程度。
ああ、例年なら2月の猫魔はベストコンディションなのに・・・。

ぼくがこのスキー場が好きなのは、コースがチャレンジしやすくハイレベルなボーダーやスキーヤーが集まるのもあるけれど、ここの風景がとても好きだから。
真冬の猫魔の太陽は厚い雲の向こうに鈍く光っているだけで、ぜんぜん太陽らしくない。大きさも鉛筆の直径くらいにしか見えない。細いむき出しの木々の枝とその上に乗っている氷と雪。
まるで太陽系の別の星の風景のよう。
しずかで、透明で、風の音も聞こえない。
そんな猫魔の風景が好きだったんだけど・・・きょうは猫魔らしくない、隅から隅まで晴れ渡った青空でした。
今シーズンが、こうして過ぎていこうとしている。
あと何回、滑りに来れるかな。あと何回、この風景に出会えるかな。
いまのうちにしっかり、この目に焼き付けておくんだ。

それにしても今シーズン、ゼンゼン上達していない・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年2月27日 (月)

あるスタッフの退職

フロアのスタッフが退職した。
フロアの一つのチームリーダを担当していた女性だ。ぼくより2つ年上。
退職が発表されたのがつい先週。それからわずか1週間足らず。きょう各部署にあいさつ回りに来ていた。
有能な女性だった。
淡々と仕事をこなしていた。意見を求めるとつねにハッとするような的確な指摘をしてくれた。彼女のおかげで違う視点が得られ、プランを変えたこともたびたびあった。
そう言う彼女が、突然の退職。
ぼくには分からなかったが、いろいろ悩みはあったようだ。
彼女が束ねるフロアはまだまだ古い体質が残っていた。言われた仕事だけやっていればいい。積極的に情報発信なんてしない。そういう雰囲気が残っていた。コミュニケーションの少ない、風通しの悪いフロアだった。
彼女自身、フロアメンバーに動いてもらうのがあまりにもたいへんなため、自分でさっと動いて済ませることが多々あった。そういうことが余計に周囲のやっかみを助長し、彼女を疲れさせたのかも知れない。
トップも今回の彼女の辞職には悩んだようだ。でも、辞めて行くのを止めることはできなかった。
できれば残って欲しかった。
新年度の新体制をいっしょに支えて欲しかった。

ぼくは彼女にほんとうに感謝している。
ほかのスタッフとは違い、彼女はプライベートな話はいっさいしなかった。純粋に業務のことしか話さなかった。
それでも彼女の有能さと顧客に対するこまやかな心遣いは、とてもありがたかった。安心して仕事をまかせられた。
あいさつ回りにぼくの部署に立ち寄ったとき、ぼくはおせんべつを渡してお元気でとしか言えなかった。
彼女に感謝の言葉を言うべきだったと気づいたのは、きょうのミーティングの最中でだった。
どうしてこんなたいせつなことを、あとになって思い出すんだろう。

Nさん、いままでほんとうにありがとうございました。
あなたの意見に助けられたことが何度もありました。おかげで判断間違いを何度も回避できました。
いっしょに仕事が出来て、とても楽しかったです。
ありがとう。いつか、また会いましょう。できればまたいっしょに仕事しましょう。
その日まで、どうかお元気で。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年2月26日 (日)

ぼーっといちにちが

きょうは早起きして猫魔に行く!・・・はずが。
結局、いちにちギターを弾いて終わってしまった。
妻は職場の友人たちとギョウザ食べ放題ツアーに出かけ、ぼくはひとり。予定は何もナシ。
ボードを車に積むのが何となくおっくうでギターを弾き始めたら、止まらない。
ついでに久しぶりに音楽PCにも電源を入れ、ソフトウェア音源でエレピを弾いたり。
気がついたらミーティングの時間さえ過ぎていた。
ただボーッとギターを弾いて、いちにちがおしまい。
虚しいような、有意義なような。

ぼくのギター環境。
ギターは気分でいろいろ。アンプはRolandのJC-120。
いままでマルチエフェクターをつないでいたけど、きのう思い立ってぜんぶコンパクトエフェクターに切り替えた。
コンプは、line6のconstrictor。
歪み系はRodeoDrive PREMIUM TWIN。
空間系に、line6のspace chorus、BOSSのPH-3。ディレイにline6のDL-4。
RodeoDrive PREMIUM TWINはほんとうにいい音がする。オーバードライブとディストーションがスイッチで切り替えられるようになっていて、どちらもとてもいい。抜けのいいロケンローな音がする。
オーバードライブは軽いクランチで、ストーンズや70年代ロックそのものといった音。抜けが良く、なおかつリッチ。ディストーションもリッチで太く、ハリのあるサウンド。
以前はBOSSのOD-3を使っていてこれはこれで大好きなんだけど、いまはRodeoDrive PREMIUM TWINがとても気に入っている。一日中弾いていても飽きない。ていうかいつまでもいつまでも、ずっと弾いていたくなる。

ま、たまにはギターを弾いて終わるいちにちがあってもいいか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年2月24日 (金)

無事終了・・・

東京のプレゼン、無事に終了。
出かける途中は緊張がどんどん高まってきて、何だかものすごく重たい気持ちになってくる。
新宿西口の長ーい地下道を歩きながら、自分がどうしようもない無能な落第生のような気がどんどんしてくる。
統計処理を理解してないんじゃないかとか、学識が足りないからそんなデタラメを言うんだとか、クソミソに言われたらどうしよう。バカだアホだとけちょんけちょんにけなされたらどうしよう。いやけなされるにちがいない。自分の至らない点を思いっきり非難され糾弾されるにちがいない。つるし上げられて言葉のムチに打たれるにちがいない。そうに決まっている。あああ、たしかにワタクシはバカです。皆さまのような知識も経験もありません。こんなところで発表してごめんなさい。本社の命令なんです。どうか許して・・・。

が、卑屈な妄想が現実になることはありませんでした。
意地の悪い質問が飛んでくることもなく、つっかえたり詰まったりすることもなく。
ふたつばかり質問が来たけど、なんとかそれらしい答を言って納得してもらえた。
ホ。なんとか無難に発表を終えることができました。
昨夜は宿直で、こういうときに限って夜中にいろいろ・・・ま、それはよしとしよう。
とにかく、寝不足でぼーっとしたアタマだったけど、なんとかなりました。
オマケに、予想外に早く帰ることができたので、地元のミーティングにも参加できた。
考えてみたら、ミーティングも一週間ぶり。
仕事が一山越えて仲間の笑顔を見ると、ほんとうにホッとする。
あんまりホッとし過ぎて、ミーティングの半分くらい寝ちゃいました。
帰ってきて、妻といっしょにトリノオリンピックのフィギアの特集を見て。
(荒川選手、すごいねー)
あすからまた早起きして、ジョギングをしよう。
無事にプレゼンが終わって良かったよ。やれやれ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年2月23日 (木)

プレゼン仕上がった・・・

あすは東京でプレゼン。
いつもの小規模のヤツじゃなく、同業他社が集まってのおおきな集まりだ。
正直、ちょっとおっかない。ビビってる。腰が引けてる。
他社のエリートさんにマニアックな質問をされたら、壇上で固まるしかない。
駆け出しのころはそういうことが何度もあった。本社トップの号令で、業界の権威が集まるような大会でスゲーちっちゃいプレゼンをして、知識も経験も太刀打ちできないような他社さんにがんがん突っ込まれて。
フォローしてくれるはずの本社の先輩もぼくを置いてさっさと帰っちゃってたりして。
そういうことが重なって、以来、大きな大会で発表をするのは避けていた。逃げ回っていた。
が、今度ばかりはさすがに逃げられない。これ以上回避的な行動を取るのはひととして許されない。班のメンバーに迷惑をかけてしまう。
今回、同じ班のリーダー格はこない。突っ込まれても援軍ナシ。駆け出しのころと同じ状況だ。唯一ちがうのは、当時は「新人が舞い上がっていた」で周囲も苦笑いして済ませてくれていたこと。今回はもう「新人だから」では済まない。ああ、知識の量なんていまどきの新人以下なのだが。
まぁ、しかたがない。
いくらあがいて虚勢を張っても、自分の知識レベルなんて聞いている方はすぐに看破するだろう。
背伸びせず、焦らず、ゆっくり話そう。
プレゼンでいちばん大事なポイントを、ゆっくりと分かりやすく強調するようにしよう。
答えられない質問が出たら、分かる範囲のことを答えよう。それでも突っ込まれたら、今後の課題として検討させていただきます。そうにっこり答えて切り抜けよう。
発表7分、質疑3分。
長い10分になりそうだ。
今夜はグッスリ寝て(宿直だけど)あすにそなえよう。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年2月22日 (水)

ミーティングに行けない日々

先週の金曜日以来、ミーティングに行っていない。
どうしてもミーティングに間に合う時間には仕事が残ってしまう。
うーむ。
AAにつながったばかりのころは、ミーティングに行けない仕事は選ぶな、という先行く仲間の言葉にずいぶん悩んだ。
仕事をしていても、ミーティングに来れない仕事なら変えろと言う提案をもらった、なんて話を聞くと、ぼくもいまの仕事を辞めなくっちゃいけないのかな・・・と真剣に考えた。
でも、ぼくは仕事を辞めたくなかった。
収入とか生活の安定とか無職になることを恐れたとか、そういうこともある。
でも、それ以上に。ぼくは自分の仕事には誇りを持っている。
いまの仕事でやりたかったことを、アルコール依存症のためにほとんどできてこなかった。
お酒が止まってからは、ほんとうにやりたかった仕事をきちんとしたい。それが自分の回復だ。そう考えた。
そして、いまもそう思っている。
だから忙しくても休日がなくても、仕事をやめようとは思わない。弱音は吐くしグチも言うけどね。
しかしそれはそれとして、ミーティングに行きたいなぁ。
仲間の顔が恋しいです。
行けないときには、ミーティングのたいせつさが良く分かる。
ひとつひとつのミーティングをたいせつにしよう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年2月21日 (火)

フジロック、早割り当選なり

フジロックフェス、早割りチケットが当選!
やった!
入場券プラスキャンプサイト券、2セット。
これでもうあとには退けない。
身体を鍛えて7月末のフジロックに臨むのみ。
あとはいかに波風を立てずに休みを取るか。まじめに働いているから、たぶんだいじょうぶだと思うけど。
それにしても今回は、どんなアーティストが来るんだろう?
パティ・スミス・・・前に来ているよなぁ。
レッチリ・・・これも前に来てるし。
ニール・ヤング、来ないかなぁ。キュアーもいちど見たいなぁ。ニック・ケイヴも見てみたい。ザ・フーも。
テクノ系だと、sashaが見てみたい。ケミカル・ブラザーズ、オービタルも。mobyも来ないかな。
そうそう、音速ラインもぜひ出ていただきたい。
夢(妄想?)は広がるが、それにしても3日ないし4日間のキャンプ生活がヒジョーに不安なり。
ケガとビョーキだけはしませんように。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年2月20日 (月)

果てしなく仕事

果てしなく仕事が終わらない。
土曜の朝から職場入り、すでに月曜の夜だ。
ようやく昼間の仕事が終わり、プレゼンの準備をしている。
金曜日に東京で職場関連の大きな集まりがあり、本社ではぼくのチームが担当。
いままでそう言う機会は逃げて回ってきたが、今回ばかりはやらざるを得ない。
むむぅ・・・。
最近PowerPointを立ち上げるのがとても苦痛になってきた。
苦心して複数のオブジェクトをきれいにそろえたところで、オーディエンスの目に映るのはほんの一瞬。
それでも、ひとのプレゼンでふぞろいのPowerPointを見ると「自分はきれいに作らなくっちゃ」と思うし。
文章や表やグラフを作ってちまちまとそろえていると、思わず「ロケンロー!」と叫んですべてのオブジェクトを削除したい衝動に駆られる。
いかんいかん。短気は損気。

しかし、ほんとうならとっくに今回のプレゼンはでき上がっていなくっちゃいけない。
チームの同僚や本社トップにも見せて点検してもらわないといけない。
ほんとうなら先週の半ばのうちに仕上がっていないといけない。それが、ああ、月曜の夜になってようやく手を付けている始末。
なんだかもう、直前体質が身に付いちゃってるのね。こんな大事なプレゼンなのに。
直前までどーしてもイヤでイヤでイヤで、手を付けなかったワタクシ。
ああ、分かってくれとは言わないが。そんなにオレが悪いのか。ララバイララバイおやすみよ。
ぎざぎざハートの・・・ぐぅ・・・・はっ?!
イカン!寝てはイカン!
何としても今夜中に仕上げるのだ!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年2月18日 (土)

引き続き早朝ジョギング

引き続き早朝ジョギングをやっています。
けさは冷え込みが強くてやめようかな?と思ったけど、外に出たら案外気持ち良く、たのしく走れました。
知らない道を走っていたら行き止まりになってて、造成地の斜面(というか崖)を下ったり、なかなかスリルがあってたのしいです。
よく早朝など、年配のご夫婦がウィンドブレーカー姿で腕を前後に振りながらウォーキングしているのを見たりするけど、まさにアレ。ちょっと気恥ずかし。
まさか自分がそう言うことをやる年齢になるとは・・・。
でもいいの。
好むと好まざると、健康の維持が課題の年齢にさしかかっている。仕事にせよフジロックにせよスノーボードにせよ、体力がなくっちゃこなせない。身体のメンテナンスが不必要だった年齢は、ムチャをしてもどうにかなった時代は、残念ながらもう過ぎ去ってしまった。
きちんと意識的に体を作っておかないと、あとでツケが回ってくるのは目に見えている。
人生を楽しむために、体力をつけておくんだ。
て言うか、朝日を浴びながら空気を吸い込むのって、それだけで気持ちいいんだもの。
あすとあさっては宿直のためジョギングはお休み。火曜日から再開するのが楽しみ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年2月17日 (金)

早朝ウォーキング&ジョギング

ついに始めてしまいました。
早朝ウォーキング&早朝ジョギング。
そろそろあたたかくなってきて、始めるならいまがイイかな、とは思っていたんですね。
で、きのう仕事が終わってからスポーツ量販店に行って、ウィンドブレーカーとジョギングシューズを買いそろえちゃいました。
なにせジョギング関連の用品を買うのははじめて。ウィンドブレーカーも素材やデザイン、機能がさまざまで、何をどう選んでいいのか分からない。ちなみに安かったら着替え用に2着くらい買っちゃおうかと思っていたけれど、予想外に高価。1着で断念。
妻と二人、ああでもないこうでもないと取っ換え引っ換え試着。気がついたら2時間が過ぎていました。ああ、用具を選ぶだけなのに・・・。

で、けさからさっそくウォーキング開始。
まずは10分ほど、ふつうのペースで歩く。その後、早足のペースを上げて軽いランニングへ。
早朝、まだ建物がまばらな新興住宅街。
雲の切れ間からオレンジ色の朝日が顔を出す。
まっさらな段々の造成地の枯れ草に、朝日が長い影を作る。
まだ空気は冷たく冬のままだけど、朝日の中で体を動かすのはとても気持ちがいい。
少しペースを上げて走る。
夜の終わりと朝の始まりのあいだ。冷たい空気を吸い込んで走る。
わずか40分程度だけど、とてもきもちのいいひとときでした。
あとはいかに継続するか、だね。
今夜は気温が下がって寒くなりそう。あすの朝は走れるかな?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年2月16日 (木)

アイデン&ティティ

録りだめしてて見ていなかったビデオを少しずつ見ている。
ずいぶん前にスカパーで放映した、映画「アイデン&ティティ」。原作、みうらじゅん。脚本、宮藤官九郎。監督、田口トモロヲ。
正直、あんまり期待していなかった。イカ天やバンドブームの頃を舞台にした、中央線沿線のアマチュアバンドマンの物語。ふーん。ま、録画しておいて時間があまったら見ようか・・・というくらいだった。
これがね。いいの。アアタ。
ぜんぜん期待しないで見た映画がスゲー良かった経験てあるよね?
まさにこの映画がそれ。
映画の最初は、中村獅童演じるボーカリストもわざとらしくて、ノれなかった。主人公とそのバンドの面々がわざとらしくダサくて、魅力を感じなかった。
けど、映画が進むに連れて彼らは不思議な魅力を放っていく。
世界に受け入れられている感覚がなくて、つぎつぎとファンの女の子たち(これが、いかにも当時いそうな感じなのよ)に手を出す主人公。
地上から少し浮き上がった感じの、しっかりしているけれど現実に流されないガールフレンド。
人柄はいいけど腕がイマイチなメンバーをクビにしようかと悩んだり、売れ線とロックスピリットの間で悩んだり。
主人公にしか見えないボブ・ディランも、登場したときは「?」と思ったけど、要所要所でつぶやくディランの歌詞がじつに深くて、イイ。
やがて主人公は自分のめざすロックと現実との間に引き裂かれる。三文週刊誌のインタビュアーに突っかかっていったり。愚直に自分のロックを追及すればするほど現実世界と摩擦を引き起こす。
この辺、何だかとても共感が持てる。
最初はパッとしなかった主人公が、中盤を過ぎるとやたらカッコよく見えてくる。優しいんだけどときどき狂ったような情熱が宿るのがイイ。

この主人公、峯田和伸さん。
どっかで聞いたことがあると思ったら、おお!銀杏BOYZのボーカルのひと!
とてもいい曲を書くアーティストだ。ちょっと下ネタが多いところなんかも青春ぽくてイイ感じだ。「君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命」に入っている漂流教室って曲は名曲だとぼくは思っている。
そうかそうか、銀杏BOYZの彼だったか・・・。

映画の最後、ライブハウスで主人公はつぶやく。ロックとは、自分らしくあること。
そう。卑屈にならず、流されず、かといって独りよがりにもならず。自分らしくロックでいたいものです。
keep on rockin' in this free world.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年2月15日 (水)

体力作りを

体力作りをしたいと思うわけですよ。
いや、いまもときどきジムに行ってはいるんですが。でも7月末のフジロック、予想以上にハードらしい。
朝から晩まで山道を登ったり降りたりしてロックを聞く。
日中は気温とライブで汗だくになって体力を消耗し、夜は夜で冷え込みの中をテント生活。
雨が降ればカッパで耐える。体が汚れても、キャンプサイトは極寒の冷水シャワーのみ。
それが3日だか4日だか続く。
これは、週にいちどジムに行くか行かないか程度の鍛え方では埒がアカン。
もうちぃっと、基礎体力をつけねば。とくに足腰。
てことで、いま早朝ジョギングを構想中です。ここんとこあったかいし、日が昇るのも早くなってきたし。
問題は、午前中職場で寝ちゃうんじゃないかと言う心配が。
あと、1,2回でやめちゃうんじゃないかという懸念が。
むむ、こればっかりはやってみないと分からない。
なるべく続くように、ムリしないでがんばるのだ。。。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2006年2月14日 (火)

機動戦士ガンダム

スカパーのアニメチャンネルのひとつ、アニマックスでオリジナルガンダムのTVシリーズ放映が始まる。今夜から。
おお・・・オリジナルガンダム・・・。
富野喜幸の描く骨太な人間ドラマ。ひとのエゴと人類の覚醒と言う壮大なSF。
大河原邦男のオリジナリティあふれるメカの数々。安彦良和の人間臭いキャラクタ。
おお、おお。
なつかしやオリジナルガンダム・・・。

実はいまから6,7年前ほどローカルの深夜枠で再放送していたことがある。
はじまったとき、ぼくは内蔵を悪くして(もちろんアルコールだ)何度目かの入院中だった。
そのときの入院は、たまたまあてがわれた内科の個室で、深夜でもテレビを見ることができた。
看護婦さんの巡視を気にしながら、ボリュームを抑えたTVにかじりついてガンダムを見た。
どうしてもそのとき、ガンダムが見たい気持ちが抑えられなかった。
たしかシャアがズゴックで木馬に奇襲をしかけて、セイラさんと不意の再会をするエピソードだった。
廊下の足音を気にしながらTVを見ているうちに、だんだん自分が情けなくなってきた。
オレは酒で身体を壊して仕事をやすんで入院している。
だのに、いったいこの夜中になにをやっているんだろう?
後ろめたさと将来の不安と看護婦さんの巡視に脅えながら見たガンダム。
いまだにその夜のことはざらっとした感触で記憶している。

で、ちゃんと第1話から順番で見るのは、じつはこれがはじめて。
いまはお酒が止まってて、何の後ろめたさもなく見ることができる。ほんとホッとする。
やれやれ。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2006年2月13日 (月)

行くぜ!フジロックフェス'06

昨年のサマーソニック、いまだに忘れられない。
ロックのお祭り、ロックフェス。
単に内外のバンドがたくさん出るってだけじゃなく、お祭りのにぎやかさ、開放感、非日常がたっぷり味わえる。
ロックファンが集まって跳ね回っているだけでなんかうれしくなる。こっちもドキドキしてくる。
で、日本最大のロックフェスと言えばFuji Rock Festival。
通称フジロック。

FUJI ROCK FESTIVAL

ことしは7月28日の金曜日から7月30日の日曜日までの三日間。
27日の木曜には前夜祭があり、30日の日曜日は翌朝の5時ごろまで音楽がやむことはない。らしい。
最初から最後まで参加すると5日間にもおよぶと言う、壮大なロックフェスティバル。
こりゃもう、アレですよ、行くしかないですよ。
早割りチケット、申し込んじゃいました。
あとは当選を待つばかり。万一外れたら、通常チケットを買うまで。
現地での宿泊は、テントを張ってキャンプだ!
テントを張って野営して雨が降ったらカッパを着て。泣いても笑っても3日間、野営生活でロックを聞きまくるのだ!
正直しんどそうだし、周囲に体験者なんてひとりもいないし。
ことしもサマソニにしようかと思ったけど、夏フェス自体、いつまで行けるか分かんないし。体力だって年々下っていくだろうし。
行ける時に行くのだ!
交通手段はどうしようとか妻とふたり、休みは取れるのだろうかとか、まだまだ心配事はあるけれど。
いよいよ念願のフジロックに行くのだ!
ヤッホ!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年2月12日 (日)

四十九日と地区委員会

きょうは四十九日の法要だった。
早いもので、1月2日に妻の祖母が亡くなって一月半が経った。
妻の実家でこまごまとお手伝いをしたのは、つい先ごろのことのように記憶しているのだが。
長年祖母の介護にあたっていた妻の母が、意外に落ちついているのには驚いた。
明るく、法要の段取りを率先して取り仕切っている。
法要を行ったお寺は、妻の母の方の親戚だ。
お寺の自宅部分に妻とぼく、妻の兄、両親が通される。
気さくな住職とその母、われわれ。
古い木造の日本家屋で、こたつに当たりながら思い出話や雑談に花が咲く。

よく晴れた、風の強い日曜日だった。
古い木造家屋、古いお寺の屋根、青い空、廊下の日だまり、風が窓を鳴らす音。
窓の外にはちいさな畑と納屋が見えた。納屋の前には犬が寝そべっていた。
こんな風に、われわれは死を受け入れていく。
そのひとの不在を飲み込んで、日々は過ぎていく。

会食をパスして、昼から地区委員会に出席する。
静かでしんとした風景から一転、こちらはパワフルな、生きた人間の営みだ。
議事録を打ちながら、ひとの営みと死について考える。
こうしてわいわいと築き上げた営みも、いつかは風化し、消えてなくなる。
ぼくも、ぼくが入力した議事録も、話し合ったことも、交差した思惑も、すべてあとかたもなく消えてなくなる。
でも、だからこそ、それはとてもたいせつなことだと感じる。
死を思えば、いやでも生命の有限さを思わずにはいられない。
生命は有限で、あっという間に過ぎ去ってしまう。
毎日を、たいせつに生きていきたいものです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年2月11日 (土)

猫魔はベストコンディション

きょうはスポンサーといっしょに猫魔に行ってきた。
町中は朝方も気温が高く、正直ゲレンデのコンディションはあまり期待していなかった。
が、予想に反してゲレンデは低温。
雪質もバッチリ。滑っている間にも粉雪がどんどん降り積もってくる。
前回からすこしブランクが開いたけど、雪に助けられて楽しい滑りができた。
最初はスポンサーと二人のつもりだったが、海辺の町に住んでいる元気のいい仲間から朝一番で電話があって、なんとすでに猫魔で滑り始めていると言う。
おお、これは急いで行かねば。
てなことで、スポンサーを乗せてぼくのクルマでお出かけ。
行き帰りの車中でいろんな話をした。
考えてみたら、スポンサーとまとまった話をしたのはずいぶんと久しぶりだ。
久しぶりの彼は何ひとつ変わらない穏やかさとポジティブさで、とても元気だった。
ボードに行けたのもよかったけど、彼といちにち過ごしてとても力をもらえたように思う。
サンキューです、マイスポンサー。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年2月10日 (金)

フジロックの早割

フジロックフェスに行きたい!
てなことで、早割りの申し込みがもうすぐ始まる・・・かも知れない。
2月11日の12時開始って、午前0時のこと?
昼の12時のこと?
とりあえずいまから待機。
限定1万枚ってのがどれほど取りやすいのかゼンゼン予想つかず。
がんばりまっしょ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

CDケースの「本当の」開け方

CDケースの本当の開け方、というものがあるそうだ。

いまさら聞けない?! CDケース「本当」の開け方![オーディオ・ビジュアル]all about

いままで漫然とCDケースを開いていたが、まさか「ほんとう」と「ほんとうじゃない」開け方があったとは・・・。
上のリンクの開け方を試してみた。
たしかに、ラクに開けられる。べんりだ。
しかし、そうするといままで自分は間違ったやり方で、マンゼンと、なんの問題意識もなく、誤っていることにすら気がつかないままCDケースを開いていたことになる。
ううむ。。。
なにかこう、存在を否定されたような気持ち・・・。
「本当の開け方」じゃなく、「便利なCDケースの開け方のコツ」とか紹介してくれると、こっちのハートが痛まずに済んだんじゃないだろうか。
まぁでも、ラクなCDケースの開け方を知ったからよしとしましょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年2月 8日 (水)

ひどく眠い

ただいま職場、宿直中。
なぜかものすごく眠い。。。
ね、ね、ねむ・・・ぐぅ・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年2月 7日 (火)

人事で大揺れの巻

きょうは本部に行ってきた。
例年のことながら、人事のウワサで持ちきりだ。
年を追うごとにつれ、人材の供給がシビアになってきている。
かくいうぼくのいる支社も、今年も異動がある。
ひとり別の関連会社に希望で出向になるんだけど、その代わりがいない。
本部がこっちに回すと言っているひとは、ちょっといわく付きのひと。できれば代えてもらいたいけど、本部の人事に意見するとそれはそれでやっかいなことになりそうな予感。
こまった・・・。
どういうひとが来るかで、ぼくの業務にストレートに影響する。ぶっちゃけ、拘束時間がさらに増加する可能性大。
支社の仕事と本部の仕事とミーティングと家庭。
どれも支障をきたさないようにしたいのだが・・・。
ま。
悩んでも仕方なし。最終的にうちの人事を決めるのは本社トップと支社トップだ。
あれこれ自分で不安に考えて、憶測でものを言わないように気をつけよう。
ぼくはぼくの仕事を一生懸命やろう。
もし意見を述べる機会があったら、他人をおとしめるようなことは言わず、建設的な提案を言うようにしよう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年2月 6日 (月)

古巣へ

別の支社の立ち合い業務に行ってきた。
別の支社。そう、ぼくが前に勤めていたところだ。
ここに勤めていたころぼくは飲み続け、限りなく無断欠勤をくり返した。仕事の約束をつぎつぎと破り続けた。
誰の目にも、ぼくがアルコールで深刻なトラブルを抱えているのは明らかだった。
ついに、クビになるかクリニックで治療を受けるか、二者択一を迫られた。
部署のメンバーにもフロアにも、多大な迷惑をかけた。
ここを去ったのは平成13年の3月。いまから5年前だ。
あいさつらしいあいさつもしなかった。送別会もなかった。逃げるようにぼくはここを去り、以後きょうまで二度と足を向けることはなかった。
あれから5年。
もう5年。
5年もの歳月が経ったのが信じられない。迷惑をかけまくった。汚名を挽回することはできなかった。だれもぼくが去るのを惜しんでくれなかった。みんな早く消えてくれと願っていたにちがいない。あのころしばらく、そう思い返すだけで悲しかった。とてもさびしく、つらい気持ちだった。こころざしを持って社に入ったはずなのに、気がつけば最低のお荷物に成り下がっていた。支社の入り口に立つだけで当時の悲しさ、自己憐憫、やり切れない気持ちがよみがえってくる。ほんのきのうのことのように苦い唾液が口の中に込み上げてくる。

今回は、与えられた立ち合い業務をしっかりこなすことに集中しよう。
よけいなことはやるまい。もし声を掛けられたら、にっこり笑ってあいさつをしよう。
おだやかに、リラックスして。何を言われても、どんな冷たい態度をとられても、こころが揺れないようつとめよう。

近くのショッピングモールに車を停めて歩いて本部に行く。
本部の駐車場に停めればいいんだけど、「オマエに渡す駐車券なんてない」と言われるんじゃないかという妄想がどうしても頭から離れない。
玄関で本社の担当者と合流し、時間通り仕事が始まる。

立ち合い業務自体は、アクシデントもなくつつがなく終了。
支社側の立ち会いで、かつてのフロアのメンバー多数と言葉を交わす。
おたがい紳士的で礼を失さない態度で仕事は進む。
かつての上司ともすれ違う。簡単にあいさつをして、彼は足早に過ぎ去っていく。
本社の担当者はぼくとの立ち合い以外にもいろいろチェック事項があるらしく、出番が終わるとぼくはあっさり放免された。誰にも見送られずに玄関をくぐり、クルマに戻った。

当時。もしあんな去り方をしなければ、業務の後で雑談でもできただろうか。共通の知人やかつてのフロアメンバーの話でもできただろうか。
でも仕方ないもんな。悪いのは100パーセントぼくだ。
これも埋め合わせのうちに入るんだろうか?
少なくとも、かつて自分が飲んでどれだけ周囲に迷惑をかけたか、あらためて感じた。
それだけでも収穫があった。
きちんと与えられた仕事をこなせたことに感謝しよう。
感情を波立たせず、穏やかに対応できたことを感謝しよう。
これもまた、飲まないでいるからこそ経験できることなんだから。

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2006年2月 5日 (日)

仕事がたまる

仕事がたまってきた。
後回しにしていた仕事の締め切りがどんどん近づいてきた。きょうも夕方から職場に入っている。宿直がてら、宿題を片づけなければ。
本部関連の仕事で、今月の下旬に東京で大きな集まりがある。そのプレゼン資料の第1稿を火曜までに仕上げなければいけない。
けど、ぜーんぜんまとまってないの。て言うか手を付け始めたのがいまさっき。いままでの資料をきちんと整理していなかったせいで、どの資料がどこに行ってるのかすら分からない状態。
オマケに木曜には別件で、うちうちのプレゼンもやる羽目になってしまった。頼まれ仕事を断われなかったのだ。
イヤ、正直に言おう。
断われなかったんじゃない。
功名心だ。
ひとにいい顔をしたい、よく思われたいと言う気持ちで、つい引き受けてしまったのだ。
ああ、何をやっておるかなーオレ。。。
あすの午後で何とかまとめればいいだろうと思ったが、こういうときに限って午後いっぱい別の支社の立ちあい業務が入っている。
ぴ、ピンチなり・・・。
とりあえず・・・・
とりあえず・・・・・。
とりあえずきょうは寝て、あすの朝がんばろう!

・・・ああ・・・
中学生のころとなんも変わってないオレ・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年2月 4日 (土)

ハイヤーパワーの?

きょうはホームグループのミーティングだった。
会場チェアパーソンから仰せつかり、司会をする。
テーマは何も考えていなかったけれど、ふと思いついて「無力」にした。
直前に仲間がくれた本の最初に書いてあったのが目に入った。
無力。ステップ1。
AAの永遠のテーマのひとつだ。
今夜は20名弱の仲間が集まった。順番に話が進み、定刻通りにミーティングはつつがなく終了。
終わって階下の給湯室でコーヒーカップを洗っていたら、仲間の一人が話しかけてきた。
「あのね、きょうのテーマは『無力』って決まっていたの」
ん?
「きょうカオルさん、無力ってテーマ出したでしょ。今夜のテーマは『無力』だって、あたし分かってたんだ」
ど、どうゆうことスか?
「あたしね。会場に来る前にハイヤーパワーに祈ったんだ。もしかなうのであれば、きょうのテーマは『無力』にしてくださいって」
へー。
「そしたらね。ほんとうにきょうのテーマは『無力』だったの。だからあたし、やっぱりハイヤーパワーってあるんだって、願いが通じたんだって、そう思ったの」
ほ、ほう・・・。

ふしぎなこともあるものだ。
何だか村上春樹の「東京奇譚集」みたいだ。
ぼくはスーパーナチュラルなことはあまり信じない。そりゃ幽霊もUFOもいちどは見たいけれど、基本的にオカルティックなことやエセ科学は信じない。
それでも、世の中にはなにがしかのマジカルなシンクロニシティは存在するのかな、と思う。
少なくとも、きょう彼女が無力と言うテーマで仲間の話を聞きたいと真剣に願い、じっさいにそのテーマが出たのなら、そしてそのことで彼女が少しでも救われたと感じたなら、飲まない生き方を伸ばすことができたのなら。そしてぼくがそのお手伝いができたのなら、こんなにうれしいことはない。
それにしても世の中にはふしぎなことってあるもんですね。
彼女はぜんぜん驚きもせず、「このテーマが出ることはもう分かっていたもん」って言っていたけれど。
神さまのちょっとした気まぐれ、かな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年2月 3日 (金)

仕事ざんまい

きのうの朝から仕事。宿直して仕事。宿直が明けてきょうも8時まで仕事。
おしごとざんまい。
きょうの午後に入ったら目の奥が痛くなってきた。頭も痛くなってきた。時間ばかりかかってさっぱり能率が上がらない。ぼーっとして、自分でもいま何の課題をやっていたのか分からなくなる。
ひどいときには、自分が何をやろうとしていたのかを思い出すのにかなりの時間を費やしてしまう。
きょうは市内のグループのバースデイミーティングだった。
ふたりの仲間のバースデイを祝った。
行きたかったなぁ・・・。
でも、うらやんでも仕方ない。
ぼくはぼくで少しは職場の役に立てたことを感謝しよう。
きょうは何事もなく、誰に対しても感情を波立たせずに過ごすことができた。
きょういちにち、無事に過ごせたことを感謝しよう。
あすこそは、ホームグループのミーティングに行けますように。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年2月 2日 (木)

雪の女王32話に驚く

NHKのアニメ「雪の女王」を見ている。
ビデオに録りだめして、何とかリアルタイムに追いつきつつある。
で、きょうは32話「賢者と風使い」を見たんだけど。
なんか、いつもと絵がちがうと思った。
いつもより線が固い。ゲルダやベーの表情がちがう。こりゃまた予算の都合で安い作画スタッフを使ったか。
が、よく見ると単に下手な絵というわけではない。固いながらも独特の線。
これはどこかで見たような・・・?

と思ってスタッフクレジットを見たらびっくり!
作画監督、湖川友謙!
こ、湖川氏・・・。
「さらば宇宙戦艦ヤマト・愛の戦士たち」の作画監督。聖戦士ダンバイン、戦闘メカ・ザブングル、そしてあのカルト作品、伝説巨人イデオンのキャラデザイン。
他の追随を許さぬ緻密なデッサン力、それに裏付けられた大胆で力強い描画。
アニメ界にこの人ありといわれた湖川氏。
80年代ロボットアニメの終焉とともに表舞台から姿を消したかに見えた湖川氏。
「永井のノリです永井さん〜」のサラリーマンアニメが湖川氏の作と聞き、「こんな仕事をやらなくてもいくらでも良い作品を作れるだろうに・・・」と思ったものだ。
いや、まさかこんなところでふたたび湖川氏のアニメが見れるとは・・・。
感涙です。。。。

こちらで湖川氏の絵が見れます。オフィシャルサイト、tomoweb

湖川友謙フィルモグラフィ

フィルモグラフィを見ると、やはり90年代に入ってからは作品数が減っている。わずかな関連作品のタイトルを見てもほとんどなじみのないものばかり。
いやはや、それにしてもまさか、雪の女王で仕事をするとは・・・。

この作品、雪の女王役に大地真央、大トナカイのベー役に菅原文太。それに今回の湖川友謙作画監督。
なかなか豪華キャストです。
賢者役の川原亜矢子さんはちぃとアレでしたが・・・。
物語はクライマックス。
カイは、ゲルダはどうなるのか?
ラギは復活するのか?雪の女王と風使いの戦いの決着は?
ますます目が離せないぜ!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年2月 1日 (水)

おかえりなさいマイスポンサー

スポンサーが帰国した。
しばらくミーティングで姿を見かけなかった。だいじな用事で海外に行っているのは分かっていた。
分かっていても、彼の姿をミーティングで見ないのはさびしかった。
じっさいはそんなに長い間じゃなかったけど、姿を見ない時間が長引くにつれ、「早く戻ってこないかな」と思うようになった。

実のところ、最近スポンサーに相談をすることは滅多にない。
問題が生じてもミーティングで話し、仲間の話に耳を傾け、自分の中で整理したり時間を置いて見つめ直したりすることで何とかなっていた。
でもなんといっても、いまの自分のソブラエティがあるのはまちがいなく彼のおかげだ。
AAにつながって最初の2年ほどのあいだ、ひんぱんに彼にメールを書いた。
返事が返ってくることもあったし、返ってこないこともあった。
返ってきたときも、押しつけがましい意見を言ってくることはまったくなかった。控えめに自分の経験を述べ、ぼくの立場を尊重してくれた。そんな彼のことばはぼくにとって何にも代え難い、貴重なものだった。
何よりも、つらいことやしんどいことは山ほどあるだろうに、穏やかに日々を生きる彼の姿は飲まないで生きることのすばらしさをぼくに教えてくれた。

おかえりなさい、マイスポンサー。
あなたが帰ってきて、とてもうれしく思います。
先ゆく仲間として、ひととして、職業人として、いつも敬意を感じずにはいられません。
またこれからも会い続けましょう。あなたから教わることはまだまだ山ほどあります。
そしてあなたから学んだことを、惜しまずに次の仲間に手渡していきたいと思っています。
おかえりなさい。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2006年1月 | トップページ | 2006年3月 »