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2006年1月 3日 (火)

引き続き葬儀の手伝い

引き続き、妻の祖母の葬儀の手伝い。
ゆうべはぼくだけアパートに戻ってきて、けさからまた妻の実家へ。
祭壇まわりのお掃除や弔問客の食事の用意のお手伝い、納棺のお手伝い、買い出しなどなど。
長らく病床に伏せっておられた方だから、自宅へ弔問に訪れる人もそうそういないだろう。そういうご両親の予想に反して、数名の方が訪れる。仕出しの手配もしていなかったため、凍結路を飛ばしてお弁当を買い出しに。
葬儀屋さんとの打ち合わせに参加したり弔問に訪れた方のお話を聞いたりこまごました打ち合わせに参加していると、あっという間に一日が過ぎ去っていく。

気丈に振る舞っているが、妻の母はとても悲しんでいる。
亡くなったのは、妻の母の母だ。
長く病床に伏せっていて、妻の母はずっとお世話をしてきた。自分の人生のかなりの部分を介護に費やしてきた。
寝たきりとなった祖母のお世話をし、愛情を注ぎ、寄り添うように、妻の母自身も生きてきた。
その方が亡くなったという事実は、きっと想像もつかないほど重いことだろう。

ふと、もし妻が死んだらぼくはどうなるだろうと考えてみる。
きっとぼくはその事実を受け入れられないだろう。怒りと悲しみと絶望に翻弄されるだろう。
誰かを憎みさえするかも知れない。
そう考えると、妻の母の気丈な振る舞いはとてつもなく立派だ。

当面、妻は実家に泊まって両親のサポート役に徹する。
ぼくは明日から仕事だ。
少しでも彼らの役に立てますように。

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