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2006年1月 6日 (金)

つつがなく終了

そういうわけできのうはお通夜、きょうは告別式だった。
ぼくはどうしてもきょうの打ち合わせは休むわけにいかず、通夜のみ参加。
午前中で職場を上がらせてもらい、午後から彼女の実家へ。
彼女の父、兄とともにお棺を自宅から運び出す。
晴れてはいるけれど、0度近い寒さ。
おばあさんは長らく寝たきりで、この30年間は自宅から外に出たことがなかったと言う。
厳粛な空気の中、葬儀屋のクルマにお棺を乗せる。

それから、あっという間にお通夜、通夜ぶるまいが過ぎて行った。
妻や義父母、その親戚たちは斎場の控室に泊まり、告別式を迎える。
ぼくも遅くまで彼らとともに過ごした。
おばあさん、その娘である妻の母、そして妻の子どものころの話に花が咲く。
あたたかい一族だと、あらためて実感する。
そして、ぼくももっと故人と接する時間を持つべきだったと思う。
寝たきりだからと、へんに遠慮すべきではなかったと。

身近な死は、やはり悲しい。
ぼくにできることと言えば、故人が安らかに眠れるようにと祈ることだけだ。
そして、いま自分のまわりにいる人をたいせつにしようとあらためて思う。
おばあさん、長い間おつかれさまでした。やすらかに・・・。

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