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2005年10月 8日 (土)

古い友人の結婚式

きょうは友人の結婚式に出席してきた。
彼はぼくよりも5歳ほど年下で、昔は良く一緒にバンドをやっていた。
が、最後に一緒にバンドをやったのは、ぼくはアルコール依存症が一番ひどくなっていったときだった。
AAにつながる少し前のことだ。入退院を繰り返していて、とてもバンドどころじゃなくなっていった。
精神状態は最悪で、オマケにそのバンドでは人間関係の深刻な亀裂が生じていた。アル中でめろめろのぼくにはとてもそれをまとめる力はなかった。
結局バンドは解散し、ぼくはバンドもギターもいやになり、入退院を繰り返したあげくにボロボロになってAAにたどり着いた。

だから彼ときちんとした形で会うのはそれ以来になる。
結婚式に招待されるとは正直思っていなかった。うれしかった。
結婚式はクルマで1時間半の別の市で行われた。
とても良い結婚式だった。両名の職場関係や家族や友人が集まって、ふたりの門出を祝う。あたたかい空気に満ちた、ハッピーな時間だった。

さて、その席で、かつてのバンド仲間に会った。
そのときのドラムと、出入りしていたお店の店長だ。
いちばん精神状態が悪く、飲んで無茶苦茶をやらかした記憶がある。
正直、顔を合わせるのが恥ずかしい。
でも、何とかあいさつをし、なごやかに話をした。昔の無茶苦茶については、気を配ってくれたのだろう、何もなかったかのように触れられなかった。

二次会は、その店長が新しく始めた店で開かれた。
新郎がかつて参加したバンドが次々と再現されていく。うれしそうにギターを弾く新郎。
それを見ていたら、何ともいえない気持ちになったス。
ぼくは一時期、このひとたちの間にいた。でもそれはほんのつかの間で、いまはまったく別のところにいる。
なんだかそれが、とても不思議な感覚だった。ひょっとしたら自分もこの人たちの大部分と友だちで、一緒にバンドをやっていたかもしれない、という思い。

いろんな思いが交錯したけど、でもほんとうに良い結婚式だった。両親からも職場の人たちからもバンド仲間たちからも、とてもたいせつにされているんだな、としみじみ思ったよ。
月並みだけど、おしあわせに。
結婚、おめでとう。ハッピーな家庭になるよ、きっと。

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コメント

気になっている学生時代の友人や、お世話になった知人への棚卸はまだまだです。AAに繋がってからずっと会って見たいと思っているけど、今はまだそれをできるほど力がないのを実感しています。いろんなことを棚上げしています。私もカオルさんのように旧友と会える日が来るといいな。

投稿: ぷみら | 2005年10月10日 (月) 09:44

>ぷみらさん
ぼくは前のバンドでほんとーに人間関係がイヤになり、わだかまりがほどけるのにずいぶんと時間がかかりました。
ぼくもまだまだ、会えるのには時間がかかりそうな人間関係がいっぱいあります。
お互い、いつか飲んでいたころのわだかまりがほどけて、かつての友人知人と穏やかな気持ちであるようになりたいですねー。
それにしても結婚式って、帰り道にミョーにブルーな気持ちになりませんか?
ぼくだけかな・・・。

投稿: カオル | 2005年10月12日 (水) 00:45

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