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2005年10月31日 (月)

サービスフォーラムでゴー!ゴゴー!!

きのうのサービスフォーラムは、盛況のうちに無事終了。
「人数が集まらないのではないか」「実行委員しか来ないんじゃないか」という不安を、ぼく以外の実行委員もみんな持っていたようだ。考えることみんないっしょなんだねー。
が、ふたを開けてみれば50人前後の仲間が集まった。アルコール以外のアディクションの自助グループメンバー、それと医療関係者ではわが主治医も来てくれた。主治医と言ったって、もうずいぶん受診してないのだが。
AAメンバーも、県内だけじゃなく、隣県や隣々県から何人も来てくれた。
ありがたいことです。
今回はAAのサービスに関する、いわば内輪向けの話題だった。にも関わらず、大勢の人が来てくれた。
そしておおぜいの仲間といろんな経験を共有することができた。

午後に話した、JSOのN氏
彼はいつも、「誇りを持ちなさい」と言う。
誇りを持とう。アルコール依存症だっていいじゃないか。あれだけひどい飲み方をして、家族から仕事から、果ては命まで失いかけていた。心まで死んだ状態だった。そこから立ち上がって、きょうまでAAにつながってやってこれた。それはすごいことなんだ。飲まないで生きていることに誇りを持とう。誇りを持っていいんだ。と。

これはものすごくたいせつなことだとぼくは思う。
誇りを持つ。虚栄とか虚勢ではなく、いまの自分自身を正当に評価し、許すこと。欠点と同時に自分の長所にも意識的になること。
われわれの多くが、自分自身に対してとても厳しい評価しか出来ないでいる。自分に幻滅している、自分にダメ評価しか下せない、と言ってもいい。
自分で自分をほめられないから、自分に自信を持てないから、他人の物差しに翻弄される。
ちょっとした他人のひと言で怒ったり死ぬほど落ち込んだりする。あるいは、自分にそのまま当てはめることはできないのに、他人の忠告を丸飲みしようとして苦しむ。
他人と自分の境界線があいまいだから、他人の問題と自分の問題をたやすく混同してしまう。そしてそのことにまた傷つき、怒り、果てしなく落ち込む。

誇りを持つと言うことは、ありのままの自分を認めることだ。許し、受け入れることだ。
ぼくは死ぬまで5流のアマチュアミュージシャンのままだろう。
仕事の上でも大成しないだろう。
読みたい本の半分も読めないだろうし、行きたい国の半分も行けないまま寿命が尽きるだろう。
でもAAと言うすてきな場所を見つけた。しあわせな家庭を持つことができた。音楽や書物に触れ、知識や感動を得ることができた。一時は触るのもイヤだったギターを手に取り、音を奏でることをうれしいと思えるようになった。仲間と冗談を言いあい、笑えるようになった。新しい仲間がアルコールのどん底からはい上がって行く姿に、勇気と力をもらった。干涸びたこころが少しずつ満たされてきた。苦しいときにも飲まずに踏ん張れるようになった。
ひと言で言えば、飲まずに生きるすばらしさを見つけた。
そのことにとても満足している。感謝している。
そう言う自分を受け入れ、許したいと思っている。
そして願わくば、日々をいまよりもさらに、よりよく生きたいと思っている。仲間とAAプログラムの力を借りて。

サービスだってもちろん、AAの一部分だ。AAの精神が宿っている。
今回、サービスに関する集まりではあったけど、ぼくはいろんな力をもらった。
ほんの少しのお手伝いしかしていないのに、申し訳ないくらい。
どれどれ、きょうもミーティングに行きましょうかね。

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2005年10月30日 (日)

これから地区イベントです

宿直明けだが、これからAAの地区イベントだ。
夜中に起こされることもなく、気力・体力は十分。
あとは部署の交代が来れば、いつでも出発できる。
良い分かち合いができますように。

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2005年10月29日 (土)

自作エフェクターの道は遠し

とん挫したままの自作エフェクターだが、決して忘れているワケじゃぁない。
ただ単に、時間とパーツが思うようにならないだけである。
きょうは例によって職場にカンヅメだ。てなことでパーツと工具をすこしだけ持ち込み、空き時間で組立を再開。なんとしても、今回だけは目標を完遂するのだ!
で。
ううむ。時間が経っておる。かなり経っておる。すっかり経過を忘れておる。
そうだそうだ、フットスイッチとボリュームツマミ、発光ダイオードを筐体に固定してハンダ付けするんだった。
どれどれ、誰でも作れるギター・エフェクターを開いて、と・・・。
ん?
目の前のわが工作物とテキストを見比べてみる。
何かがちがっておる。んんんん??
おおっっ!購入したパーツが間違っておる!
フットスイッチ、9ピンのものを使うはずが6ピンのものを購入してしまった!
がが〜んっ!!しかも「ほかに作るときにも役立つよね。いっぱいあった方がいいじゃん」とか言いながらやたらたくさん(10コくらい)買っちまったよ?!
どーする?!

・・・。
しばし突っ伏したのち、再起動する。
ネットで調べてみると、多少アレンジすれば6ピンのものでもどうにかなるようだ。
しかし、電気抵抗も回路図もまったく分からないド素人である。ここは素直に新しい9ピンのフットスイッチを買い直すしかあるまい。。。
10コも残った6ピンのフットスイッチは、いずれ活用する時も来るだろう。
ギャレット・オーディオで、あらためてパーツの購入をする。
送料220円は、ま、勉強代だ。
それにしても、ちょっと先に進もうとするとパーツの問題にぶち当たることぶち当たること。
そのたびにネットで購入するのは何とも面はゆい。
近所にパーツショップがあればいいんだけどなぁ。
ま。ちびっとずつ経験値を積んでいると思えば、何のこれしき。
早くパーツが届いてエフェクターが完成しますように。

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2005年10月28日 (金)

地区イベントなり

いよいよAAの地区イベントの日があさってに近づいてきた。
ぼくも実行委員に名を連ねている。だけど、仕事に追われ、なかなか実行委員会に参加できず。
いまひとつ参加意識の薄いまま、とうとうあさってに迫ってきた。
ぼくの担当は、議事録とPowerPoint映写だ。それに物品の準備を少々。
だいじょぶかなーだいじょぶかなー。
いまひとつキアイが入っていない。なにかポカをやらかしそうな予感。
なんとかうまくいきますように・・・。

それにしても今回の地区イベント、果たして人が集まるんだろうか。
数人しか来なかったらどうしよう。
ま、そのときはそのときだけど。
人が多くても少なくても、良いイベントになりますように。

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2005年10月27日 (木)

新型PowerBook

ちょっと前にアップルから新型PowerBookが発売された。

新型PowerBook

クロック数は変更なし。
G4の1.5GHzと1.67GHzの2種類。
全機種スーパードライブ。15インチと17インチもデルはダブルレイヤー対応。
細かいところでは、バッテリーの持ちが良くなったこと、画面の解像度および輝度が向上したこと、値段が下がったことなどが主な改良点だ。あと、光デジタル入出力も可能になった。
一方、肝心のクロック数は上がっていない。重量も前モデルと同じ。
すでにG4は過去のCPUとなりつつあるだけに、かなりビミョーなところだ。

CUBASE SX3はすでにマイPowerBook(1GHz)での使用はあきらめ、Windows機の方で使用している。
ableton Live5もマイPowerBookでは力不足が目立つ。
ATOK2005にWordを使っているだけで、かなり動作がもったりしている。
新しいマシン、欲しいなぁ・・・。
でも「クロック数が2倍にならないうちは買い替えない」と決めてある。自分に約束した。
ガマンガマン・・・。

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2005年10月26日 (水)

交響詩編エウレカセブンを見るの巻

録り貯めていたエウレカセブンを4話、まとめて見た。

交響詩編エウレカセブン

スタイリッシュな映像。猫背でバイオなロボット。ハードな世界観。さまざまなナゾ要素。ふしぎな美少女。自己のありように悩む14歳くらいの主人公。
こ、これは・・・。
まさにエヴァンゲリオンの再来ではないか!
ロボットは切られたら血を噴き出すし、暴走した主人公マシンは相手ロボットを細切れの肉片に粉砕する。
おお!
世界とは?自分とは?成長するとは?ひとに向き合うとは?
傷つき悩む主人公。涼しげで謎めいた異星人っぽい美少女。
おおおっっ!!
いいねーいいねー。

もちろんただのエヴァの二番せんじじゃぁない。
主人公はアクティブだ。悩み、傷つきながらも、正しいことを求めて行動する。
主人公の仲間「ゲッコーステイト」の人びともあまり悩まない、からっとした荒くれ者ぞろいだ。
どちらかと言えば、この辺のテイストは戦闘メカ・ザブングルに似ている。
いいねー。

主人公たちはボードに乗り、テクノミュージックを聴き、基本的にポジティブで前向きな考え方である。
悩むときは悩むが、あとに引きずらない。
いまこの瞬間のベストを尽くそうとする。間違いを恐れて立ち止まったりしない。
あとで後悔することになろうとも、そのときベストと思える行動を取ることにためらわない。
落ち込むときは落ち込むけど、いつまでもひたっていない。

この辺、いまの自分には非常に波長が合う。
主人公のレントンくんは、ふしぎな少女エウレカに首ったけだ。彼女の気持ちを理解しようと、あらゆる試行錯誤をする。たとえ仲間の怒りを買ってぶん殴られようとも。
エヴァ後半の重苦しい雰囲気はそれはそれで感動したけど、いまのぼくにはエウレカセブンの方がしっくりくる。

これからエウレカのふしぎな病気も治り、いよいよナゾの核心部分へと物語は迫って行くにちがいない。
無感情なエウレカも、レントンくんとの交流を通じて、ひとと接することのあたたかさを得て行くにちがいない。
たのしみだなー。
ますます楽しみだぜ!エウレカセブン!
やっと9月分を見ただけなのでひょっとしたら現在の展開は大幅にちがっているかも知れないが、そんなことは気にしないぜ!

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2005年10月25日 (火)

隣市のミーティングへ

久しぶりに、隣の市のミーティングに行ってきた。
最後にこのグループを訪れたのは7月だったから、かれこれ3ヶ月ぶりだ。
日々バタバタと過ごしてて気がつかなかったけど、ずいぶん長いこと御無沙汰していたことになる。

久しぶりのF市のミーティングは、ずいぶんひとが少なくなっていた。
総勢6人のミーティング。そのうち、ぼくともうひとりは別のグループ。ネイティブのグループメンバーは、この日顔を出したのは4人。以前はもう少しいたように思ったんだけど。
それでも、この市のミーティングはとても落ちついたふんいきがある。
落ちついてて、自分に正直になれる空気がある。
ここに来るといつも、話すつもりのなかった昔のことを、気がつくと話している。
きょうもそんなつもりはなかったのに、いつの間にか学生時代の自殺未遂の話をしていた。
ふしぎだね。

Are you happy?
Are you happy?
生きてて良かった?生きてて良かった?

そうくり返し、自分に話しかけていたように思う。
ぼくの中の思春期の残照はまだまだくすぶってて、気がつくと過去へ過去へと押し流されそうになる。
世界を否定することでしか自我を守れなかったころへ。
いつか笑って、胸を張って言ってみたいな。
人生は最高だ。って。

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2005年10月24日 (月)

スティーブ・アルビニに激しく同意の巻

定期購読しているサウンド&レコーディングマガジン、通称サンレコ。
ぼくごときにはハイレベルすぎて読んでてチンプンカンプンな記事ばかりなのだが、時にハッと気づかされるような記事も多い。
11月号は、プロデューサーを取り上げるコーナーで、なんとスティーブ・アルビニが取り上げられていた。
スティーブ・アルビニ・・・。
その昔、ビッグ・ブラッグやレイプマン、あるいはプッシー・ガロアなど、バンド名同様の過激なサウンドのバンドを組み、アンダーグラウンドにそのひとありと言われたお方である。
その後、P・J・ハーヴェイやニルヴァーナのプロデュースをしたとは聞いていたが、近ごろの仕事はまったく知らなかった。
まさか、サンレコで取り上げられるようなメジャーな存在になっていようとは・・・。
記事を読むと実にいろんな人たちと仕事をしていたことが分かって(ジミー・ペイジ&ロバート・プラントとか)おもしろいんだけど、それはともかく。

このひと、デジタル機材をほとんど使わないらしい。とくにPC。業界のデファクト・スタンダードであるProToolsをまったく使わないレコーディングを続けているそうだ。
その理由として、彼はこう述べている。

オレに言わせれば、コンピュータ上で音楽を作る方が効率はずっと悪い。(中略)アナログの世界ではやることは決まっている。必要なのは機材と機材を接続することだけだ。デジタルは出来ることが多い分、うまくいく方法を試さなければならず、その試行錯誤に時間がかかる

名言なり。
たしかに、PCでの音楽制作は効率が悪い。
たとえばループ素材を選ぶのにしたって、サンプリングCDやネット上のループ素材を聞いて、それを使えるかどうか判断するだけで膨大な時間がかかる。
演奏のできが悪ければ、波形編集でいくらでも正確な演奏に修正できる。が、気がつけば波形編集に膨大な時間を費やしてしまい、リテイクで演奏し直した方がはるかに手っ取り早かったりする。
ギターのエフェクトだって、生音を録音しておけば後でいくらでもアンプシミュレータで音を作れる。そのトライ&エラーにはこれまた膨大な時間を要するが。

要するに、PCでの音楽制作は自由度が高くハイクオリティな分、選択肢をチョイスする作業が莫大になるのだ。
もちろん、選択肢が広いこと、それ自体は悪いことじゃない。
ぼくのようなアマチュアでもクオリティの高いレコーディングができる可能性がある。
が、アプリケーションの習得にせよパラメータの決定にせよ、かなりの手間ひまがかかる。自分の求めるサウンドが現れるまでに、無数のトライ&エラーを繰り返さなければならない。
その間にもっと音楽的なこと-楽器を弾いたり曲を書いたりフレーズのアイディアを練ったりさまざまな音楽に触れたり-に費やせたかもしれない時間が、PCのモニタとにらめっこしながら、わずか数秒の音の断片をもてあそぶことに消えていく。

スティーブ・アルビニの言うことは正しい。
彼はほかにも、オーバープロデュースに対してものすごく批判的だ。音楽は、演奏家がスタジオで演奏したものを最良に録音しミックスできればそれが最高。必要なのはアーティストの個性であり、プロデューサーの個性ではない。
彼はリバーブさえほとんど使わず、コンプで音圧を稼いだサウンドにも興味を示さない。
「オレはコンプレッサーなる装置のサウンドが聴きたいんじゃない。バンドのサウンドが聴きたいんだ」と。

良いこと言うねぇ、アルビニちゃん・・・。
ぼくは相変わらずableton Live5でギターの練習を続ける毎日だけど、あなたのその辛辣な意見は忘れないようにするよ。

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2005年10月23日 (日)

なーんにもしないいちにち

久しぶりに、なんにも予定のない休日だった。
仲間とフェローシップの予定があったけど、天候その他で中止。
エフェクター作りは、パーツが職場と自宅アパートに微妙に分かれているために進行できず。

小雨の降るくもりぞら。
鉛色の空に冷たい空気。
冬が近づいている。
季節の移り変わりを最後に感じたのは、ずいぶん前だったような気がする。
冷たい空気を胸一杯吸い込む。
冬が近いんだ。

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2005年10月22日 (土)

場を間違えて大恥の巻

で、きのうは人前で話す仕事を終え、夜は本部関連の勉強会に行ってきた。
業界でトピックな話題でも、ゼンゼン知らないことが山ほどある。本部から離れてはや9年。勉強会に出なくちゃ時代について行けない。
そんなことを考え、近ごろはいろんな勉強会に出ることが多い。
さいわい、本部関連の勉強会は山ほどやっている。興味があるものにはなるべく出るようにしよう。

そんなワケできのう。
ふつう、本部関連の勉強会はわりとオープンで、とくに職域を限定していない。本部に関連がなくとも一般の方でも、勉強会を聴講できる。妻は違う職域だが、同じ職場に在籍している。今回の内容に興味があるというので、ふだんの勉強会と同じ感覚で、ふたりで出かけた。

が。

10分ほど遅れて入った会場は、異様に重苦しい雰囲気だ。
まず、講義形式じゃない。スピーカーテーブルもスライドスクリーンもない。机が「コ」の字に並んでいる。そこに15・6名の腕組みをして押し黙った他社の重鎮たちが異様に険しい表情で座っている。
しまった!検討会形式だ!会議だ!勉強会じゃない!
しかも、参加しているのはぼくの職種だけだ。ふだんだったらこの手の勉強会でにぎやかに談笑している若い他職種の女性たちが、今回はひとりもいないではないかっ!!
レジメを受け取り、席に着く。動揺を押し隠すだけで精いっぱいだ。ドキドキドキドキ。妻も居心地が悪そうに席に着く。何せ「コ」の字型なモンだから、否が応でも全員の顔が目にはいる。
おそるおそる右側を見渡すと。おお!去年までの同僚、例の「年上の同僚」が!
苦虫を噛み潰したような表情で腕組みをしているでは!
おそるおそる今度は左側を見渡すと。おお!!これまた去年までの同僚、例の「女性同僚」が!!
機嫌が悪い、バクハツ直前のときに見せる独特の無表情を浮かべて座っているでは!!
ほかのメンバーを見ても、異様に固く重苦しい雰囲気の方々ばかり。上座ではきょうの進行役がレジメの説明文を読み上げている。そのうわずった声を聞いているだけでも、ここがいかに緊張の強い場面かが分かる。
そもそもこの重鎮たちで検討会を開いても、今回のような新しいコンセプトの定義がどれだけ理解できるのか。。。

検討会形式。重鎮たち。去年までの試練の同僚ふたり。場の空気を完全に読み間違えた他職種同伴、それも妻。
脂汗がじんわり流れてくる。
45分。
それがぼくの限界でした。
妻にこっそりメモを渡し、下を向いたまま会場を出ました。目立っていただろうけど、もはやこれまで。これ以上この雰囲気に耐えられない。
受付の女性のきょとんとした表情を横目に、足早に会場を後にする。

いやはや。
疲れましたよ。いちおう仕事の席。それを途中でエスケープしたのは、社会人になってはじめてでした。
ああ、もし今度そのときの重鎮たちのひとりと顔を合わせたら、なんて言い訳しようか。
でも、ま、仕方ない。
ついてないときってあるもんだ。
足を踏み入れてはならない勉強会もあるってことが分かっただけでも、よしとしよう。
いやはや、それにしても。場を間違えた恥ずかしさってつらいですね。ホンマの話。

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2005年10月21日 (金)

無事に終了・・・

何とか講師役は終了・・・。
気が抜けた・・・へなへなへなへな・・・。

今朝は5時半起床。やると決めたらやらねば!て言うかこの朝を逃したらほんとーにノー勉で人前で話す羽目になる。まだ夜は明けきっていないが、やるのだ!やると決めたからにはなんとしてもやり通すのだ!
・・・が。
眠い目をこすりながら資料に目を通す。
ふだん仕事でなじんだ知識ではある。でも、切り口の違う内容である。これを一から資料を読んで消化して、人前で話すのは間に合わない。
多少内容や切り口が違ってても、自分のしゃべれる内容を話した方がいい。自分が知らないことは人に伝えられない。資料を棒読みしても、聞いている方には話し手の理解不足と準備不足が伝わるだけだろう。
と言うことで、急きょ過去の同様の内容のプレゼンを焼き直して話すことに決定。
多少手直しすれば何とかなるだろう。

自分の場合、この手の発表スライドはPowerPointではなく、apple keynoteで作っている。PowerBookを購入したとき、確か動じ購入キャンペーン価格とかで割安で買えたものだ。このときにMicrosoft office(のマック版)も購入しているから、PowerPointもあるのはある。が、ヘタレのワタクシにはPowerPointは今イチ使いづらい。
結局、スライド資料の大半は直感的な操作で何とかなるkeynoteで作っている。それを手直しして焼き直しているので、いつまでもkeynoteを使い続ける羽目に。
世の中では「人生を楽しむのはMac。ビジネスユースはWindows」という意識があるようだが、自分の場合は「音楽はWindows、ビジネスはMac」になっている。ううむ。

仕上がったkeynoteのスライドは、それなりに何とかなりそうだ。
職場のデジタルプロジェクタと手元資料、PowerBookをクルマに積み込み、会場へ向かう。
資料を作るのに手一杯で、しゃべりの内容はあまり考えてない。
自分の知識のありったけを話すしかない。

で。
午後まるまる3時間。何とか無事に終了。
けっこうウケも良かった・・・と自分では思っている。話したかったポイントも、どうやら伝わったようだ。
やれやれ。
肩の荷が下りたッス。これで今夜からまたぐっすり眠れそう。昨夜もぐっすり眠れたけれど。
きょうはその後、本部の勉強会。こちらはこちらでいろいろ考えることがあったんだけど、そのへんのことはいずれ、また。
とにかく無事に終わって良かった良かった。やれやれ、寿命が縮んだわい。
それにしても、この直前体質はどうにかしたいもの。
直前でどうにかなっちゃってきたから、「いざとなったら直前にチョロチョッロッとまとめちゃえば何とかなるだろう」という考えになっちゃうんだね。
そろそろ過去のプレゼンの焼き直しも通用しなくなってきたし。
地道にこつこつ、を目指しましょう。

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2005年10月20日 (木)

逃避癖

逃避は良くない。
逃避せずに現実に目を向けるべきだ。
逃避しても問題は解決しない。
逃避ばかりして恥ずかしくないのアアタ。

そう言われ続けてはや三十数年。
不肖ワタクシ。逃避なら任せなさいってなくらい逃避続きの人生でした。
でも、AAにつながってお酒が止まって以来、それほど逃避はしなくなった。
でも。それでも。それでもやっぱり逃避したくなるときはある。
逃げて逃げて逃げて、現実から目をそらしたいときがある。
たとえ臆病者といわれようと自分で間違っていると分かっていようと、シビアな状況から一瞬でも逃げたくなるのである。

あすは仕事で、人前でしゃべってこなくちゃいけない。よその研修会の講師役だ。別にぼくが講師として適役とかそう言うことじゃなく、単に回り持ちでやらなくっちゃいけないの。
その資料をまとめてるんだけど。
どーしても。どーしても。どーしても、気持ちが向かっていかないのよ。

今夜は職場に泊まり。
タイムリミットはあすの正午。
時間はある。いちおうある。
が。
気がついたらサウンド&レコーディングマガジンのバックナンバーをぱらぱらとめくっているワタクシ。
気がついたら机の整理を始めているワタクシ。
気がついたらティーパックの紅茶を時間を計って淹れているワタクシ。
気がついたらネットでヤフーオークションのアラートの整理をしているワタクシ。
気がついたら最近のギターアンプの情勢について調べているワタクシ。
きがついたらスカパー!のガンダムF91の放映予定をチェックしているワタクシ。
あすのプレゼンから目を背けようとヒッシで逃避している自分が、だんだんアホに思えてくる。や、アホはアホなんですが。
それでもいちおう、明日の資料を開いてみた。勇気を出してめくってみた。おそるおそる開いてみた。がんばるなぁオレ。
が。
あまりの資料の膨大さにノックダウン。図版なし、文字のみ40枚の資料。
くらくらくらくら・・・・倉木麻衣・・・・わずか1ページで撤退。
ゼンゼンダメじゃん・・・。

いかんいかん。
逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ!!

・・・でも今夜は早めに寝て、あす早起きしてやろうっと・・・。

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2005年10月19日 (水)

宮崎吐夢〜テクノな下ネタサイキックドリームワールド〜

ときどき、シリアスなロックから離れたくなることってないですか?
普通のご飯ばかり食べていると、ときどきみそ汁ぶっかけご飯にマヨネーズを垂らしたくなったりしませんか?
メタリカもニューオーダーもナインインチネイルズもKornもProdigyも、アジカンもサンボマスターもいい。
でもときどき、ひたむきでいっしょうけんめいな音楽から離れたくなるとき、ありませんか?
ゆるい音楽で、ゲヒゲヒと笑ってみたくなりませんか?

でも、ただユルければ良いってモンじゃない。
センスがあって耳障りじゃなく、なおかつそれを意識させることなくさらりとまとめてなければいけない。
作り手の必死さが表面に出ない、そう言う職人芸が必要だ。
上品な和菓子みたいにね。

以前otamaさんのところで紹介されていたナゾのアーティスト、宮崎吐夢。
基本的には、下ネタである。
全編、下ネタに満ちている。充ち満ちている。
しかし。ただの下ネタではないぞ。
宮崎吐夢の音楽は、ときにシュールである。ガロ風である。たとえば「麻薬犬」の曲。脱力した麻薬犬のつぶやきは笑えるけど、それがディレイを多用したトランスミュージックと合体して、サイケなドライブ感覚を醸し出している。
「犬が私を噛むんです」もそうだ。
なぜ犬が物語の主役を噛み続けるのかまったく分からない状況で、語り手は犬に噛まれ続けると言うことを受容し、やがて自ら犬に噛まれることを切望する。
テクノミュージックや打ち込みのマンボその他をバックに、宮崎吐夢はシュールな状況を語り続ける。
それは一見耳あたりが良く、さらりと聞ける。小気味の良いギャグはとても笑える。スネークマンショーのように。
そしてその内側には、屈折したシュールさが潜んでいる。スネークマンショーのように。
ぼくはだいすきです、こういうの。
ウェブでもネタが転がっているみたいだけど、ぜひまとめていただいて、iTunesで売り出してほしいのココロ。

初CD、になるのかな?
その名も「宮崎吐夢記念館」。ただいまアマゾンなら10%オフだそう。
ううむ、定価で買った身としてはフクザツなり・・・。

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2005年10月17日 (月)

ちょっとインビなシークレットバトン

otamaさんから回ってきた、シークレットバトンです。
ええっと、はじめにotamaさんのところで見たときは「ううむ、エッチな・・・」と思いました。
じっさいは「うーむ、なるほど」という感じ。
それじゃーさっそく、行ってみよう!

Q1
くわえる派です。もちろん。ちぎり取るように。

Q2
口でできるかどうかってことなのかな。 結べません。

Q3 
飲みたいけど、飲んだことないです。健康に良いって話だけど、ちょっと勇気が・・・。

Q4
しませにゅ。持ってないし。

Q5
白。モー。

Q6
Mまたはビッグ。

Q7
20センチくらいかな?

Q8
7時間半くらい。学生の時かな。腕がしびれました。RCサクセションの曲にもあったよね。そう言う曲。

Q9
立たない方です。て言うかあんまり興味ない方ですし。あ、でもこれからアレのシーズンが始まるから分からないなー。ソレ系はとても楽しみにしています。

Q10
うしろ。

Q11
間接照明の、柔らかい灯りで。

Q12
左手。ときどきワケが分からなくなってくると両手。

Q13
洗わないです。ざっと流して直行。冬場とか厳しいですし。

Q14
欽ちゃん!なんと言っても欽ちゃん!

Q15
うう、だれか興味があったら拾ってください・・・。

てなことで、回答終了です。
あれこれ設問を想像して楽しむのが王道、ですね。
しかし、自分の想像力のまずしさにあらためて気がつきました。
ああ、もっと気が利いた回答ができたら良かったのに・・・。
バカバカバカバカっっ!オレっちのばかばか!!

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2005年10月16日 (日)

AAのセミナー

朝8時集合でAAのセミナーに行ってきた。
今回はぼくはクルマを出さず、仲間のクルマに同乗させてもらった。

久しぶりに会う仲間もいて、とてもホッとした。
これからも、仲間とともにありますように。
それにしても疲れた。。。。

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2005年10月15日 (土)

プラス面を見るべし

夕方から本部の勉強会に行ってきました。
どうも近ごろ本部の勉強会が土日に入ることが多く、休日がつぶれがち。
行けば行ったで勉強になるから、まぁ良いんですが。
11月は休日の勉強会が目白押し。ううむ・・・。

それはともかく。
今日の勉強会。
仕事に関する専門的な話だったんですが、最終的なまとめは「人のプラス面を見つけよう!」と言うことでした。
とにかく「評価」というとマイナス面ばかりが強調されがち。
だけど、それだけでは評価する方もされる方も、どんどんネガティブな方向に行ってしまう。
プラス面を見つけることから、ポジティブな解決法が見つかることが多い。
んんー。なるほどねー。
これってAAにも通じることかも、と思って興味深く聞いていました。
プラス面もマイナス面もきちんと見つめ、そこからポジティブな方向性を打ち出していく。
現状を見ないで楽観主義で行け、ということじゃない。
現状を分析する時点から、プラス面も見落とさずにやっていこう、と言う考え方。
勉強会って知識の伝達で終わりがちだけど、こういう「視点を変えてみよう」というのは好きだなー。
じっさい、班に分かれてグループワークをやってみたけど、出る方向性がゼンゼン違っていたもの。
プラス面を見るべし。
ひとに対しても、自分に対しても、マイナス面ばかりに目を向けることなく、プラス面を見つけるようにしよう。

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2005年10月14日 (金)

時季はずれの新人歓迎会

職場の新人歓迎会だった。
うちの職場、変わった時期に新入職員が入ってくることが多い。今回、9月から2名の新人が入った。
きょうはその歓迎会が開かれた。

この手の集まりに出ること自体はそれほど苦痛ではなくなった。
が、毎度のことながら、料理をあんまりおいしく食べられない。どうしたものか。
決して料理がまずいワケじゃない。
ただ、ふだんよく知らないスタッフから話しかけられて一生懸命それに答えたりしながらその合間に料理をつつき。会話と会話の間に急いで料理を飲み込んでも、あんまり美味しいと感じないの。
かといって会話に集中できるかというと、相手の方も料理をつつきながらだったりして、タイミングが難しい。盛り上がりも今イチ。
たまに時間が空いてぼうっと刺身などをつついていると、突然エライ気なひとがあいさつに回って来たりする。気が抜けない。
マイペースでしたい話をし、自然体で料理を食べ、好きに飲み物を飲んでいる人がうらやましい。

どうせ高カロリーな宴会料理ばかりだし、いっそあんまり手をつけず、帰ってきてからちゃんとご飯を食べる。と言う手もある。が、会費の分ちょっとは食べなくちゃ、とか考え、つい半端に料理に手をつけてしまう。
やれやれ。

でもまぁ、ふだんあまり話せないスタッフと話が出来た。それだけでもよしとしよう。
こうして歓送迎会に出席して、それなりにそつなく過ごすことが出来るようになったことも。
感情を波立たせず、自分の役割をこなせることに感謝しなくちゃね。

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2005年10月13日 (木)

久しぶりにジムへ

久しぶりにジムに行ってきた。
ほぼ1週間ぶりだ。可能なら週に3日は行きたいところだが、仕事にミーティングにその他もろもろ、なかなか思うようにいかない。
近ごろはマシンよりもダンベルが気に入っている。たかがダンベル、されどダンベル。トレーニングの仕方によって使う筋肉がゼンゼン違うのがおもしろい。
ダンベルを40分。エアロバイクを1時間。その合間にストレッチを入れて、ほぼ2時間。これだけやるとさすがに運動したなぁ、と言う気になる。
運動した気になるのは良いんだけど、そのあとついうっかりラーメンなど食べに行ってしまう。
ううむ、これではいくら有酸素運動をしても効果がない・・・。

それにしても、地区委員会の議事録がまとまらない。
いままでは仕事が手空きの時や昼休みにちょいちょいっとまとめていたんだけど。
近ごろやたら現場からの呼び出しが多く、デスクに10分と座っていられない。自分の性格上、「あとでゆっくり」というやり方が出来ない。勢いが付いているうちに一気呵成に仕上げてしまわないと、そのままずるずると1ヶ月くらい放置してしまいそうな予感がひしひしとする。現に仕事の方で、期限が決まってない課題はそんな感じになりつつあるし。
第一のものは第一に。どーれ、明日中には何とかまとめちゃいましょうかねー。

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2005年10月12日 (水)

夏物をしまう

ここ数日、急に冷え込んできた。
この時期はいちばん着るものに悩む季節だ。さすがに半袖は寒い。見た目にも季節と合っていない。かといって冬物に一気にシフトするのはとまどいを覚える。そうこう言っているうちにどんどん気温は下がり、季節は冬に向かっていく。
例年、夏冬の衣類の入れ替えはかなり遅い時期になってからだった。11月に入り、もうこれ以上夏物ではガマンできない!と思ってからさらにしばらくして、ようやく冬物を出し始める。
これではイカン。今年こそは先取りして、季節感を意識するのだ。
そう思い、帰ってきてから一気に夏冬ものの入れ替えをした。
入れ替え作業にはいると、出てくるわ出てくるわ。
今シーズン一度も着なかったTシャツ。今シーズン一度も着なかった半袖シャツ。今シーズン一度も着なかった半袖ニット。あああ・・・。
さらに冬物を衣装ケースから引っ張り出していると、これまた前回いちども着なかった冬物がいろいろ出てくる。ああ、シンプルに暮らすと決めたのに・・・ワタクシときたら、こんなムダばっかり・・・。

後悔しても仕方なし。
良い機会だから、捨てられる夏物は度処分することにした。
まだ着れるものもあるが、どー考えても4シーズンくらい着ていない洋服を、この先着る機会が来るとは思えない。思い切って捨てるべし。
そう言えば数年前はやたら洋服に狂ってて、丸井のスパークリングセールのたびに目の色を変えて買いあさっていたっけ。全部が着切れるはずもなく、ほとんど袖を通さないまま黄ばんでしまったもの多数。
悔しいが、タンスにしまっておいても元に戻るはずもない。漂白できなかったり漂白しても改善しないものは思い切って処分。
シンプルに暮らすのだ、シンプルに。
・・・しかし、ここ4年くらい着ていない革ジャンだけはどうしても捨てられない・・・。

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なかなか更新できず

ここんとこ忙しくって、なかなかブログの更新ができない。
書きたいことはいろいろあるんだが。
早起き計画も、挫折しがちになってきた。
いかんいかん。
あきらめず、やると決めたからにはやるのだ。
てことで、きょうは早めに寝るべし・・・ってもう12時過ぎだ・・・。

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2005年10月 9日 (日)

地区委員会

休日だが、午後からAA(Alcoholics Anonymous)の地区委員会に参加した。
ホームグループの代議員で、地区委員会の書記も兼任している。
PowerBookで議事を記録しながら自分も会議に参加するのはわりにしんどい。書記だけやっているのは楽なんだが、議事をある程度区切って頭の中で文章にまとめてからテキストエディタに打ち込み、同時に会の流れも理解して自分の考えをまとめる。自分の考えをまとめていると議事録の聞き取りがあやふやになるし、議事録ばかりに集中していると流れが分からなくなる。
タッチタイプの練習になるから、議事録取りは楽しいんだけどね。
いちおうテープで議事を録音しているけれど、4時間もの会議を後で聞き返して文章に起こすのはちとたいへんだ。時間的にも労力的にも。
てなことで、半分書記、半分代議員。
その後、そのまま同じ会場でミーティング。日曜の午後から夜にかけて7時間もの間、AAざんまいの一日でした。
楽しかったし、とても有意義だった。でもちと疲れました。
あすは仕事の合間に、議事録をまとめようっと。
エフェクター作りは、そう言うわけで導線が入手できないまま中断。早く再開したいのだが。そう言えばきのう結婚式に行った市で、市内で道に迷っている途中にパーツショップを発見した。小さな市にあるくらいだから、ぼくの居住地にも一件くらいあってもおかしくないはずなんだけど。うーむうーむ。

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2005年10月 8日 (土)

古い友人の結婚式

きょうは友人の結婚式に出席してきた。
彼はぼくよりも5歳ほど年下で、昔は良く一緒にバンドをやっていた。
が、最後に一緒にバンドをやったのは、ぼくはアルコール依存症が一番ひどくなっていったときだった。
AAにつながる少し前のことだ。入退院を繰り返していて、とてもバンドどころじゃなくなっていった。
精神状態は最悪で、オマケにそのバンドでは人間関係の深刻な亀裂が生じていた。アル中でめろめろのぼくにはとてもそれをまとめる力はなかった。
結局バンドは解散し、ぼくはバンドもギターもいやになり、入退院を繰り返したあげくにボロボロになってAAにたどり着いた。

だから彼ときちんとした形で会うのはそれ以来になる。
結婚式に招待されるとは正直思っていなかった。うれしかった。
結婚式はクルマで1時間半の別の市で行われた。
とても良い結婚式だった。両名の職場関係や家族や友人が集まって、ふたりの門出を祝う。あたたかい空気に満ちた、ハッピーな時間だった。

さて、その席で、かつてのバンド仲間に会った。
そのときのドラムと、出入りしていたお店の店長だ。
いちばん精神状態が悪く、飲んで無茶苦茶をやらかした記憶がある。
正直、顔を合わせるのが恥ずかしい。
でも、何とかあいさつをし、なごやかに話をした。昔の無茶苦茶については、気を配ってくれたのだろう、何もなかったかのように触れられなかった。

二次会は、その店長が新しく始めた店で開かれた。
新郎がかつて参加したバンドが次々と再現されていく。うれしそうにギターを弾く新郎。
それを見ていたら、何ともいえない気持ちになったス。
ぼくは一時期、このひとたちの間にいた。でもそれはほんのつかの間で、いまはまったく別のところにいる。
なんだかそれが、とても不思議な感覚だった。ひょっとしたら自分もこの人たちの大部分と友だちで、一緒にバンドをやっていたかもしれない、という思い。

いろんな思いが交錯したけど、でもほんとうに良い結婚式だった。両親からも職場の人たちからもバンド仲間たちからも、とてもたいせつにされているんだな、としみじみ思ったよ。
月並みだけど、おしあわせに。
結婚、おめでとう。ハッピーな家庭になるよ、きっと。

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2005年10月 7日 (金)

バースデイという節目

仕事が終わらなかったが、仲間のバースデイミーティングに何とか間に合った。
2年のバースデイ。
最後の酒から2年間、飲まずに生きて来れた。AAミーティングに通い続けた。そのお祝いだ。
毎回のことながら、バースデイに出ると勇気づけられる。
仲間の飲まないで過ごした日々を思うと、自分もまだまだやっていけそうな、そんな思いが湧いてくる。
前にも書いたが、アルコール依存症は死に至る病だ。
どこかで軌道修正しなければ、飲み続けて命を失ってしまう。
酒をやめられても、強迫的飲酒行動に走った原因−白黒思考、不安、他罰傾向、怒り、他人の価値観に左右されやすい、孤独、自滅思考などなど−を改善しなければ、また病気が再発してしまう。
生き残りたければ、成長するしかないのだ。
バースデイは、いろんな意味で節目だ。
飲まないで生きてきた節目。成長の道をたどった節目。病気に飲み込まれずに、なんとか生き延びて来れた節目。仲間とともに過ごしてきた節目。
だから、いろんな意味で仲間のバースデイはとてもうれしく思う。
おめでとう、Kさん。
来年、またこんな風に3年のバースデイが迎えられると良いね。
いや、極端な話、バースデイなんて来なくてもいいんだ。
ぼくはあなたに、生きて会い続けられればそれでいいよ。
これからもずっと、生きて会い続けられますように。

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2005年10月 6日 (木)

スパムコメント

近ごろスパムコメントが多くなってきた。
コメントをいただいたら削除はしない方針だけど、明らかにスパムと分かるコメントは見つけ次第削除している。
が、削除しても削除しても、次から次へと送られてくる。
ココログには特定のIPアドレスからのコメントを規制する機能があるのでそこにスパムコメントのIPは登録してブロックしているが、もー登録しても登録しても、どんどん別のIPアドレスからスパムが届く。
スパムコメントを見ると、以前トラックバックの練習にニフティの「トラックバック野郎」にトラックバックした記事に反応しているようだ。
が、それが分かっても対処の使用なし。
まー英語の意味不明のコメントがいちにちに一件程度なので、いまのところ見つけ次第削除で対処している。
記事を読んでくれて何らかのコメントを(たとえ商業的なものであれ)残してくれるのならいいんだけど。
あきらかに検索エンジンで無差別に送っている雰囲気だもんなー。
ココログのヘルプを見ても「IPアドレス規制で対応してください」と書いてあるのみ。
そのIPをころころ変えて送ってくる業者のようなんだけど・・・。
困ったことです。

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2005年10月 5日 (水)

パーツが足りない!

エフェクター自作は、はんだ付けで止まったままであります。
このあと可変抵抗器や入出力ジャックと基板をつながないといけない。が、つなぐための銅線を買い忘れていた。
今回、自作を始めたあとでこまごましたものが必要なことが分かり、そのたびにホームセンターに走っている。
ホームセンターで手に入るものは良いんだけど、コンデンサとか銅線とか、電子部品・パーツのたぐいはどこで買って良いのか分からない。
ぼくの住んでいる市にはパーツショップが一件だけあって、今回の自作に当たりのぞいてみた。
が、値段が非常に高く、とてもその店で買う気になれない。
テスターとか定価で売っているんだよ。ホームセンターで2000円くらいのに、平気で1万円以上の正札が張ってある。
しかもその店は市の中心、旧商店街に並んでいる昔の店だ。当然、夜7時ごろに閉まってしまう。買いに行けない・・・。
近ごろは休日も思うようにとれないのに、とてもパーツショップが開いている時間には行けそうにない。
かといって、数百円〜2千円程度の買い忘れパーツを送料を払って通販で買うのはどうか。
ううむ・・・。
こういうときは、つくづく田舎が恨めしい。都会だったらパーツの入手に悩むことなどなかろうに。
まぁ東京に住んでいたら住んでいたで、秋葉に出かけるにも交通費がかかるだろうし。そう思えば通販の送料など悩むに当たらないか。でもなー。2千円弱の買い物に500円以上もの送料をかけるのはどうか・・・でも悩んで時間を無駄にするくらいだったら割り切って通販で入手しちゃった方が早いかも・・・。
悩んでおります。

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2005年10月 4日 (火)

ちょうちん祭り

KC330010
職場のある町の隣りの市で、きょうからちょうちん祭りが始まった。
日本三大ちょうちん祭りの一つだそうだ。
いつか行ってみたいと思っていたが、なかなか機会がなく見に行けなかった。
が、先日、仕事関係の方からぜひ見るようにと強くプッシュされた。
なんだか分からないまま生返事をしているうちに、見に行かざるを得ないような風向きに。
で、せっかくだから見に行くことにした。

デジカメを忘れていったのでケータイ写真しかお見せできないのが残念だ。
とてもきれいなお祭りだった。
そもそも町並みがきれい。瓦屋根の、昭和初期の風情が残る町並み。
そこを、ちょうちんを山のように飾った山車がかけ声とともに引き回されていく。
最大のポイントは山車がT字路を曲がるところ。10人以上もの人と無数のちょうちんが空高く飾り付けられた山車が、かけ声とともに直角に回る。
方部ごとの山車が、全部で7台。古い町並みなもんだから、道路の上を縦横に電線が張り巡らされている。そこを上手にちょうちんをくぐらせ、狭い街道を走らせる。
きれいでした。

古い城下町。
提灯屋、太鼓屋、ろうそく屋、呉服屋。しっくいの壁の建物。瓦屋根の低い町並み。浴衣に手ぬぐいの男女、祭りの衣装を着飾った子どもたち。遠くから聞こえる太鼓と笛の音。
生まれ育った町の祭りとは違う、昔話に出てくるような祭りの風景。
こういう風景に出会えるなんて思ってもいなかったよ。
飲まないで生きていると、いろんなことに出会える。
感謝だね。

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2005年10月 3日 (月)

自作エフェクター〜はんだ付けに挑戦!の巻〜

自作エフェクターの続きです。
しばし中断していたものの、ようやくはんだ付けに着手。
ここまで来るのにも道のりは長かった。
なにせ回路基板なんて作ったことがない。エッチングが終わって部品を組み込む前にテスターで基板をチェックしたら、ゼンゼン電気が通らないことが判明。なんと、エッチングが終わった後にエタノール(ああ、アルコールだよアルコール)で表面を吹かないと銅箔が現れないことが判明。
さいわい職場にエタノールが置いてあったので、それを使って銅箔を出す。
その後、大きめに切り出した基板の不要部分をアクリルカッターで切り落とし、ようやくはんだ付け。
PICT4379
はんだごて、はんだの吸収線、はんだごてスタンド、自在アーム。
道具はばっちりだ!うぉーし!行くぜはんだ付け!実に26年ぶりだぜ!26年前も失敗で終わったぜ!
PICT4380
結果は・・・・。
うーん・・・。
左下の方、いくつかはうまくいったと思う。
けど、上の方はあきらかにイモはんだだ。
何回かやり直してみたんだけど、どうしても思うようにいかず。
基板と部品の脚の両方を温めてはんだを流し込む。
ものの本にはそう書いてある。しかしそうやっているつもりが、なぜかはんだはどんどんはんだごてに吸い取られていってしまう。
はんだまみれでどんどん太くなっていくコテ先。その一方ゼンゼンはんだが乗らない接合部。
ううむ・・・。
ま、音が出ればいいか、音が出れば・・・。

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2005年10月 2日 (日)

ついにマツケンサンバIII

ついにマツケンサンバに「3」が登場した。
今年の上半期から「出る出る」と言われていながらなかなか出なかったマツケンサンバIII。
忘年会シーズンを見込んでか、9月も中旬になってからの発売だ。
うちの職場、去年のクリスマス会で有志によるマツケンサンバIIを披露したところ、これが好評。
ことしもやらねばなるまい。
いや、好評とかそう言うのは実はどうでもよくて、ただただ自分がやりたいの、マツケンサンバ。
たしかに内容はない。
コテコテだしくどいし歌詞も意味不明。
でもうちの職場みたいに、それで盛り上がれるところもあるんだし。
こういうハッピーなダンスチューンで職場が丸ごと盛り上がるのって、悪いことじゃないと思うんです。
「ばっかみた〜い」「ヤケクソでーい!」などと叫びながらマツケンサンバに興じる。
楽しいス。

・・・・そう言えばぼくの結婚式でも職場の皆さん、マツケンサンバを披露してくれたっけな・・・。

てなことで、「3」。
さっそくCDを購入。ケータイストラップと、良く分からないが厚みのあるステッカーのようなものも同梱されている。別にいらないんだけど、オマケ好きとしてはとりあえずうれしい。
で、曲を聴く。
・・・うーん、今イチピンとこない。
が、去年「2」を聞いたときだって最初の印象はあまりよくなかった。マツケンサンバは「聞いているうちにだんだん耳にこびりついてくる」特性を持っているものと心得るべし。
今回はDVDが付いていない。振り付けが分からない。
ネットで調べてみると、おお、やはりありました。
松平健-マツケンサンバII
ここでPVがフル視聴できる。
さっそく見てみた。

・・・・。
エッフェル塔で踊るマツケン。
南国で踊るマツケン、腰元ダンサーズ。
雲に乗り万里の頂上を越えるマツケン。
そのすべてがチープな合成である。
いいなぁ・・・。

言うまでもなくマツケンサンバはキワモノである。B級である。チープで嘘くさくってハリボテなのである。
でも、良いじゃないのそれで。
言うなれば縁日の屋台。テキ屋のたこ焼きだ。雰囲気とかノリを楽しむもの。味だのレシピをうんぬんしても始まらない。
「おバカ」を楽しんじゃいましょうよ。
(すみません、教えてgooでマツケンサンバを検索したら、かなりシビアな批判が多かったのでつい・・・)

「3」は前作に比べて踊りのパターンが格段に多くなっている。むずかしそうだ。
がんばるしかあるまい。
しかし最大の心配は去年ほど流行る気配がまったくないことだ。
練習したあげくに知名度今イチでは困るッス。
がんばって売れてくれ!マツケンサンバ III!!!

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2005年10月 1日 (土)

やっぱりすごいぜ!巨乳まんだら王国!

巨乳まんだら王国のCD。
近ごろクルマの中でかけっぱなしなのである。
聞いているとだんだんめまいがしてくる。
ひたすら下ネタ。どこまでも下ネタ。
一曲目からいきなり「ち○毛ぼーぼー!」の絶叫。宮崎吐夢が頭脳系下ネタなら、巨乳まんだら王国は肉体派下ネタである。
あまりのゲヒンぶりに、次第にトランス状態になってくる。
で、アパートに帰ると自分でも知らないうちに「♪ほ〜るすたいん」と口ずさんでいるのである。
おそるべし。巨乳まんだら王国。

で、そのCD「王国民洗脳セット」なんだけど。
基本はむちゃくちゃテクニカルなメタルである。ギターもリズム隊もとてもすばらしい。ベースはゴリゴリのラウド系ばかりでもなく、高速スラップ技も聞かせてくれる。
そして何よりも、ボーカルがいい。アマゾンの感想にも書いてあったが、メタリカのボーカル、ジェームズ・ヘットフィールドに似ている。ジェームズが日本人だったらきっとこんなパフォーマンスに違いない、というくらい似ている。
で、曲は・・・曲は・・・・うーん・・・。
良い曲は良いんだけど、完全にシャレのみの曲もあったりして(王国の渋滞情報とか子ども向け体操番組の下ネタ版とか)・・・でもそれがオリジナリティちゃぁオリジナリティだし・・・。
玉石混合。突っ走るメタルもあればシャレ曲もあり。バラエティに富んでいる。
公式サイト
電脳王国巨乳まんだら王国
ライブ情報が古くなっているのが気になるが、ぜひ全国ツアーを敢行してほしいです。
行け!!巨乳まんだら王国!
好き嫌いがこれほど別れるバンドもあるまい!
インパクトの強さは日本一だぜ!
好きな人は100パーセント好き!嫌いな人は100パーセント嫌い!
そういうバンドはそう滅多にいるモンじゃないぜ!

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