秋祭り
地元の秋祭りを見てきた。
たまたま地元のAAミーティングがない日でもあり、仕事も早めに終わった。
久しぶりに見た秋祭り。
子供のころは、お祭りというとそれだけでどきどきしたものだ。ふだんの小遣いとは別にお祭りの特別小遣いをもらい、その数百円を握りしめて屋台を物色しながら友だちと大通りをうろついていたものだ。
腹に響く太鼓の音とかけ声。うねる人波。何十という神輿とそれを担ぐ若連たち。
いつか大人になったらあの荒くれの若連に混じらなくっちゃ行けない。それはおそれでもあり期待でもあった。
いかがわしげなテキ屋の連中と、筋骨たくましい若連の入れ墨。
ふだんだったら表に出てこないような連中が警察に守られて神輿を担ぎ、祭りの主役になっている。
非日常と言う言葉がぴったり来る。
数年前にたまたま、兄が神輿を担ぐ姿を目撃した。
ふだんは実家でごろごろしてプレステに興じているところしか見ていないから、若連に交じって神輿を担ぐ姿はすんごいインパクトがあった。なんかこう、「昼間のパパ」を初めて見た子供の気持ちが分かったような気がした。
神輿かつぎなんて完全荒くれ体育会系のやることで自分には関係ないと思っていた。
けど、はっぴとはちまきの兄の姿を見て、ちょっと気持ちが変わった。
ぼくの実家の方部もドーナツ化現象で、神輿の担ぎ手が年々減っている。いずれそのうち、ぼくも参加してみようかな。
でもアレなんだよね。うちの方部はフンドシに地下足袋なんだよね。
サラシ・地下足袋はいいんだけど、フンドシはちょっと・・・。
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