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2005年9月 4日 (日)

M-AUDIO Drum & Bass Rig

dbrig
M-AUDIO社からひっそりとリリースされていたDrum & Bass Rigを購入。
250のループ素材を鳴らすループプレイヤー、カンタンなステップシーケンサーつきのシンセベース、ドラムマシン、ベースマシン(ベース再生用のサンプラー)の4つが統合されたパッケージ。
これがM-AUDIOのアウトレットだと税・送料込み8千円だからアアタ、思わず買っちゃいましたよ。
さすがに安いだけあって、いろいろと制限はある。
とくにループプレイヤー。ループ素材は同梱されている250ループのみで、追加を入れることはできない。
250というと多いように思ったが、実際に使ってみると、あまり戦力にならないループも多い。ACIDファイルが読み込めると良かったのだが・・・。
でも、操作がカンタンで、直感的に使えてしまうのはとてもうれしい。
気に入った機能。
・punchツマミ。このツマミを回すだけでコンプをかけられる。アタックだのレシオだのリリースだのの細かい設定はいっさいなし、と言うのが潔い感じ。たしかに、アイディアスケッチ目的だったら細かい設定はない方がありがたい。
・Loose/Tightツマミ。ループ素材をモタリにしたりジャストにしたりしてくれる。swingツマミとあわせて使えばかなり生っぽいニュアンスを作れる。
それから、リバーブはじめオートパン、フランジャーやコーラス、ディストーションなどひととおりのエフェクトがマスターで掛けられる。各ユニット個別には掛けられないがもちろん送り量は個別に調整できるし、ベースマシンだけは独立したエフェクターが入っている。フランジャーやディレイなどはテンポにシンクロする。
うーん、スゴイぜM-AUDIO!
この価格でこれだけの機能が手に入るのはうれしい!
ループ素材の少なさも、慣れれば別にどうということなし。気に入るのがなければ自分でドラムパターンを組んで作っちゃえばいい。あるいは、すでにある250の素材を生かすことを考えた方がいい。Live5もそうなんだけど、気がつくとループ素材を選んだりエフェクトを選んだりする作業に、膨大な時間を費やしている。
時間も労力も限られたアマチュア、その時間でもっとクリエイティブなことをした方がいいに決まっている。エンエンとループのセレクト作業をしているとイライラしてくるし。その点、この Drum & Bass Rigは必要にして十分。
そうそうそれから、マシンスペックの要求基準が低いのもうれしい。一般にサンプラーは高スペックを要求されるので、機能を限定して軽く作ってあるソフトはとてもいい。
当分、 Drum & Bass RigとLive5で曲のネタを作るのだ。
しかし、Live5に Drum & Bass RigとAmplitubeを立ち上げただけでCPUメータが限界近くに・・・ううう・・・。

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