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2005年5月19日 (木)

沈黙のピアニスト(こんなストーリー?)

沈黙のピアニスト。じつはこんな物語が!

そこは平和な王が統治する平和な王国でした。民を思いやる王、美しいお妃さまと美しい王子さま。
けれど幸福な時代は長くありませんでした。王の弟の副大臣が悪い家臣と手を組み、王の座を狙っていたのです。副大臣の奸計に陥り、周到に用意されたわなに落ちて事故死をとげる王。王位を継ぐはずの王子は母親を人質にとられ、王位継承の放棄を迫られます。
わずかに残った家臣の手を借りて亡命をはかる王子さま。そして国を脱出する直前、偶然地下室で副大臣とマッドサイエンティストの会話を聞いてしまいます。
「この終末兵器さえあれば世界を恐怖に陥れ、意のままに操ることが出来ますぞ」
「ほほう、しかし兵器はいちど使えばおしまいではないか。それでは大国に対抗することは出来まい」
「ほほほ!簡単なこと。この無限のエネルギーを生み出す魔法のルビーさえあれば、何度でもあらゆる場所に、裁きのいかづちを意のままに繰り出すことが出来ますぞ」
「おお!すばらしい!これでわたしは世界を支配できる!ふはははは!」
「ふはははは!」
このおそろしい陰謀を聞き、王子はふいをついて魔法のルビーを奪って逃げます。追っ手の目をくらませての脱出は成功したかに見えました。しかし国を出たのもつかの間。新天地に到着する直前、客船の上で追っ手に捕まってしまいます。
「王子、さあルビーをお渡しください。もはや観念するしかありませんぞ!」
しかし王子はそのまま身をひるがえして海に身を投げてしまいます。あわてて捜索用のボートで後を追う一味。
やがて追手の一味は海岸で気を失った王子を発見しますが、着衣を探してもどこにも魔法のルビーは見当たりません。
「ちっ。ひとが来る。引き上げるぞ」
一味は王子の体から本国の身元が判明するような洋服のラベル類をすべて引きはがして、王子を砂浜に置き去りにしたまま逃げ去ります。

一方本国には、王子の幼なじみのいいなずけ(側近の貴族のお姫さま)がおりました。
王子が亡命したのと同時に、彼女は副大臣の命令で高い高い塔に幽閉されてしまいます。
「王子は死にましたよ。ルビーのありか、あなたならどこか知っているはずだ。さあ白状してしまいなさい」
王子といいなずけには、二人しか知らない秘密の場所がありました。ひょっとしたら国を離れる直前、王子はルビーをそこに・・・。
王子の生存を信じて、度重なるゴウモン(いやーん)にも口を割らない姫。しかし日にちが経つにつれ、しだいに気力が奪われていきます。ひょっとしたら王子は、やはり死んでしまったのかも・・・。
そんなある日、見張り役のポケットラジオから聞きなれたピアノの旋律が!
それは天才的なピアノの才能を持つ彼が、彼女のために作った曲でした。この曲を知っているのは、いいえ、この曲を弾けるのは世界に彼しかいないはず!まさか!
そのときラジオのメロディが不意に途切れ、アナウンサーの淡々とした声が聞こえてきます。
「この曲は、浜辺に打ち上げられた記憶喪失の男、通称『沈黙のピアニスト』がくり返し弾いている曲です。どうかお心当たりのある方はイギリスケント州の当局までご連絡を・・・」

・・・と言うようなストーリーじゃないかと思うのですが、どうでしょうかっ?!
がんばれ沈黙のピアニスト!いや某国の非運の王子さま!

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