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2005年4月 3日 (日)

結婚式

いろいろあったけど、ついに結婚式の日がやってた。
ガーデンウェディングだから、どうか雨だけは降って欲しくない。天気が心配で、朝は5時に目が覚める始末。
が、曇りまたは雨の予報にもかかわらず、晴天とあたたかい気温に恵まれました。よかった〜。
式場に着いて、彼女のメイクが終わるのを手持ちぶさたに待っていたのはよく憶えている。
が、それからあとはまだうまく思い出せない。
憶えているのは、おおぜいのひとたちに祝福を受けたことと、時間があっという間に過ぎていったことだけ。
無我夢中で進行に身を任せていたら、気が付いたら予定時間を1時間近く越しての披露宴もあっという間に終わった。

こういうセレモニーの時って割と冷静な方なんだけど、今度ばかりはそうはいかなかった。
晴天の芝生の上で挙式台の傍らに立ち、彼女の到着を待つ。
やがて彼女がウェディングドレスでお父さんと腕を組んで芝生の上を歩いてきたときには、なんだかもう涙がこぼれそうになった。
なぜだか、自分でも分からない。うれしいんだか悲しいんだか感動しているんだか、それさえも分からない。
ただ自分は一人ではないという感覚。おおぜいのひとたちに祝福され見守られているという感覚。
それはぼくにとって初めての体験だった。AAとはまたちがう、何ともいえない気持ち。
前の結婚式の時にはまったく生まれなかった気持ち。
お酒が止まって、まともな生き方を始めたからかも知れない。苦労して手作り結婚式を成し遂げたからかも知れない。
でもとにかく、何とも表現のしようのない、とてもとてもしあわせなひとときでした。
職場のひとたち、仲間、そして数少ない友人たち。ほんとうにありがとう。
感謝の気持ちを忘れずに、彼女とともに新しい暮らしを始めよう。
ありふれた日々に、きょうの気持ちがうずもれてしまいませんように。

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