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2005年4月11日 (月)

サンボマスター〜きみがギターを持ったらそれは間違いじゃない〜

カオルです。またサンボマスターの話です。風邪引きました。ゲショゲショ。
東京の汗ばむような陽気と地元の気候の落差に身体がビックリしたのかも。東京、あったかかったもんなー。
あったかいのにミョーに風が強くて、花びらがひらひら。寒いんだかあったかいんだかきれいなんだか、何が何だか良く分からないいちにちでした。
今シーズンは風邪、3回目。ふだんだったら1回引くか引かないかなのに、どうしたんでしょう。
ジジイになって、免疫が弱まってきているのかも知れないスなー。よぼよぼ。よぼよぼ。
それはともかく、きょうはサンボマスターのお話です。

サンボマスター公式サイト

以前にも書いた、日本語ロックの彗星、サンボマスター。
ギターマガジン3月号に載っていたインタビューをきょう読んだ。
正直、半分以上意味が分からない。
「子どもとか若者が、ぼくらが掛け値なしにやったぐしゃぐしゃな音を聴いてくれると言うのは、実はめぐりめぐってローリング・ストーンズの役にも立っているんではないかと、そういう勝手なことも思ってみたりして」
ううむ。ううむ。
なぜ若者がサンボマスターを聴くことが、ローリングストーンズの役に立つのか。
深い発言であるような気もするし、思いつきと勢いだけでテキトーにしゃべってるような気がする。でもサンボマスターの山口隆の語りは、文章で読んでさえなぜか妙に納得させられてしまう。
そんな山口隆。
脈絡なく古今東西のさまざまなアーティストへのリスペクトと自分のスタンスを熱く語ったのち。
インタビュアーの「それでは最後に、ギタリストへ向けてのメッセージをお願いします」と言う質問に、彼はこんな風に答えている。

「きみがそれこそ爆音でしかギターを弾きたくないのであれば、死ぬまで爆音でやっていけばいい。ドラムとギターだけで音楽をやってたらそれは間違いじゃないし、ちっとも時代遅れの楽器ではないんだから。きみが思ったようにギターを弾く時代がやってきたよ」

いいなぁ・・・いいよ。
しみじみと良い。
インタビュアーの質問に対して、おおぜいのアマチュアギタリストに、まるで目の前にいるかのように語りかける山口隆の姿が目に浮かぶようだ。
おおぜいのアマチュアギタリスト。ギターを手にしたばかりの若者、何年もギターを弾き続けたけどさっぱり上手くならないアマチュアギタリスト、それでもギターを手放せないアマチュアギタリスト。社会人の道に背を向けてバンドで生きていこうと決めたけどさっぱり食えないアマチュアギタリスト。あこがれのギターはいつもショーウィンドウの中にしかなくて、安いギターを何年もかき鳴らし続けているギタリスト。楽しいことよりもつらいことばかりが多くて、ありったけの思いをギターに込めて弾き続けているアマチュアギタリスト。ギターが好きで好きでいつのまにか世間からおいてけぼりを食わされたアマチュアギタリスト。
そんなおおぜいのアマチュアギタリスト、そしておそらくは山口自身にも語りかけているような、彼のことば。

そう、きみが、ぼくが、ギターを持ったらそれは間違いじゃない。
ギターを持ってありったけの気持ちを込めてかき鳴らし、声の限りに歌うとき、その気持ちはウソじゃない。
テクがどうのとか曲が稚拙とか音程がどうだとか、言わせたいヤツには言わせておけばいい。
ぼくらがうたに、ロックに感動し共感するのは、そのありったけの気持ちのところなんだから。
きみがギターをかき鳴らし、世界に異議申し立てをするのなら、ぼくはどこまでも応援するよ。

熱に浮かされて、きょうはちょっとセンチな文章だね。
でも、こういう文章を読むとほんとうに元気が出るよ。
サンボマスター。山口隆。
何かで「サンボマスターは君に語りかける」は似た曲が多いし、もう曲のアイディアが涸れてきてるんじゃないのか。とか書いてあった。
が、このインタビューを読むと、このアルバムが曲作りとレコーディングを含め、わずか18日で制作されたことが分かる。
18日だよ!そりゃ似るって!
かのビートルズはファーストアルバムを1日間、セカンドを2日間でレコーディングしたそうだ。ドラムのマイクの位置決めにまる1日かかってしまうような現代の制作環境では、ほぼそれに匹敵する速さではなかろうか。て言うかビートルズは、レコーディングの際はすでに曲はでき上がって練習も仕上がっていただろうし。曲作りからはじめて18日間で20曲を作曲、練習、レコーディング。そこから絞って12曲のアルバムに仕上げたのが、この「サンボマスターは君に語りかける」だ。
アイディアが涸れるどころか、ますますヒートアップするばかりじゃないか。
言いたいヤツには言わせておけ!
がんばれサンボマスター!

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