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2005年3月17日 (木)

結婚指輪

結婚指輪を受け取りに行ってきた。
15日に仕上がる予定だったが、翌日の16日になっても、その翌日のきょうになっても連絡が来ない。こちらから電話してみると「でき上がってました」との返事。うーん、でき上がっていたんなら連絡欲しいぞ、某「銀座」で始まる宝石店。
仕事が終わってから彼女とふたりで受け取りに。店頭で試着(っていうのかな)してみると若干ゆるいような気がする。でもまぁ、以前に結婚指輪を作ったときにも多少のゆるみはあったので仕方ないか。これ以上小さいサイズにすると、指の関節をくぐらない。

そう、前の結婚の時も指輪を作った。
婚約指輪に結婚指輪。当時は社会人になりたてのころで、むちゃむちゃ薄給だった。それをムリして、婚約指輪と結婚指輪の両方を買いそろえたんだった。
なにせジーンズしか持っていなかったから、職場にはいていくズボンがなかった。ジーンズ量販店の格安綿パンを3本購入して、それを着回していた。どういうわけだか購入したときにすそ上げを間違えて、くるぶしから5センチくらい上のところにすそが上がっていた。それでもまったく気にせず、その綿パンにきたないナイキのスニーカーを履いて徒歩で通勤していた。
そういうころに、新生活だからとムリして買った指輪。実を言うと、結婚指輪の方はぼくの親に買ってもらった。
その頃はそれをまったく不思議とも思わず、平気で結婚指輪をはじめ、結婚の支度品を親に買ってもらっていた。自立という言葉の意味なんてちっとも分かっていなかった。

その指輪は、いまはもうない。
分かれたときに奥さんが持っていってしまった。て言うか、結婚した後も指輪を日常的に付ける習慣がなかったから、奥さんが出て行ってからしばらく、持っていってしまってたことにも気がつかなかった。
あれから5年。
あの指輪は、いまはどこにあるのだろう。彼女はどういう心境で指輪を持っていったのだろう。
ぼくには分からない。

いま、こうして二つ目の指輪を得ることができた。もちろんこんどは自分で買った。二つ目の指輪。
自分たちの手で、自分たちのお金と考えで結婚指輪を買う。そんな風にこれからもやっていきたいと思う。だれにも依存せずに、失敗も成功も含め、自分たちの行動の結果を自分たちで受け止めて。
ぼくたちが買うことにした指輪は、シンプルで目立たないものだ。
でも、それでいいと思う。飾らず、目立たず、控えめに。
自分たちでこれからの生き方を作っていく。誇りを持って、自立して。その満足があれば、飾りなんて要らない。宝石なんて要らない。
謙虚に。謙虚に生きていきたいと思う。

これが最後の指輪になりますように。

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