CUBASEむずかし
こういうことを言うと DTMをやっている人に笑われそうなんだけど、あえて言っちゃう。
みんなほんとーに、DAWソフトを使いこなしているのか?一介のアマチュアギター弾きが手を出して使いこなせているのか?ちらほら書いているけど、CUBASEを使い出してはや3年くらいになる。と言ってもときどき起動しては「よう分からんなー」と言って終了するという、開発者に見られたらはっ倒されそうな使い方しかしてこなかった。で、そのままマンゼンとアップグレードして、はや3代目。
CUBASESX3
その間に Liveを使ったり Reasonを使ったり、あっち行ったりこっち行ったり、ヨタヨタしながらもDTMにそれなりに慣れてきた。
が。しかし。それでもなお。
CUBASESX3、むずかし。
SX3になってACIDファイルが読み込めるようになって、格段に作業効率は良くなった。て言うかいままではループ素材を生かそうにも、曲のテンポに同期させると支障があった。タイムストレッチしてテンポに合わせても、そのあと2度3度とテンポを変化させると具合が悪くなる。細切れのスライスファイルを作ってテンポを合わせると、どうしてもカクカクして不自然な音になる。フェードインやフェードアウトの細工をして何とか不自然さをごまかすことはできるけど、とうてい聴いてて心地よいサウンドとは言えない。ループネタだけLiveに読み込んで同期させることもできるけど、二つのソフトを切り替えながら作業するのは面倒。て言うか苦痛。Reasonで使っているREXファイルならテンポチェンジにも対応できるんだけど。
そう言うわけでSX3になって、ようやくおつきあいできるようになったって感じ。ああ、こういうことを書くのは恥ずかしいなー。「わたしは高価なソフトを購入しても使いこなせず、それなのにアップデートだけしているおばかさまです」と言っているようなモンだものね。
でもさー。こういうDAWソフトで音楽作っているアマチュアの人って、だいたい社会人でしょ。みなさん、仕事して身の回りのことをやってギターの練習して、なおかつDAWソフトの(決して楽しいとは言えない)操作の習得作業を黙々とやっているのでしょうか?だってさー。ちょっと「アレ?入力したギターの音が出ないな?」とか「もうちょっとブライトな音にしよう」とかやってると、あっと言う間に30分とか1時間くらい経っちゃうもの。「経験値が上がって次回からはスムーズに作業ができるんだ!」と思うからやってられるけど、ふつーのギター弾きだったら「あほくさ、その間にギター弾いてた方がナンボかええわ」と思っちゃうんじゃなかろうか。だいたい、もくもくとパソコンで音作りしていると気持ちが萎えやすいし。
でも、ま、バンドでいっしょうけんめい練習しても、人間関係の失敗でなんの成果も残せないこともあるし。それに比べてDTMだけが無駄で苦痛な作業とは言えないかも。人生は無駄と失敗、試行錯誤の積み重ねです。何事もあきらめずに継続、だね。がんばりまっしょ。
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