忘年会
例年よりだいぶ早いが、きょうは職場の忘年会だ。
いまの職場に来て、4回目の忘年会になる。最初の年の忘年会は、スリップから一ヶ月めだった。酒の席に出るのが恐かった。断っちゃおうかとも思ったが、当時の部署はフレンドリーな人たちばかりだった。「どうして参加しないの?」と聞かれて言い訳を考えるのもわずらわしく、やむなく参加した。
あれからはや3年。
部署の顔ぶれも、ぼく以外は全員入れ替わってしまった。いつのまにか最古参。そしていまや、職場の忘年会なんてだれも「行かなくちゃいけないもの」とは思ってない。うちの部署で出席するのはぼくだけだ。そして気がついたらぼくは、少しでもほかの部署、ほかのスタッフとコミュニケーションを取りたいと思っている。忘年会、いいじゃないの。機会があればどこにでも行って、誰とでも話そう。そう考えている。
いまだに酒のにおいをかぐと背筋がぞわぞわするけど、だからといって忘年会を回避しようとは思わなくなった。必要があれば必要な場所に行き、リラックスして楽しもう。
ムリにアルコールを勧めるひともいないしね。アルコールは警戒しつつ、場を楽しもう。ほかのスタッフの話に耳を傾けよう。
少しずつ、失ったものを取り戻しているように感じる。
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