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2004年11月11日 (木)

引っ越しが決まった

引っ越しが決まった。いまのアパートから歩いて3分くらいのところだ。前にも書いたかな?書いたかも知れない。でももういちど。
近い将来彼女とふたりで暮らすことも考えて、いまよりも広いところに引っ越したいと思っていた。ぼくが考えていた条件は以下の三つ。
1.いまよりも広くて
2.いま住んでいるのと同じエリアで
3.家賃が大幅には高くならない範囲の物件。
いま住んでいるアパートは職場へのアクセスも良く、町中やミーティングへも行きやすく、建物が建て込んでおらず大手スーパーも近い。相応のプラスアルファがあれば別だが、いまのエリアからほかには行きたくない。
そう思って物件をいくつか見たんだけど、どれもイマイチ。探しているうちにだんだん気持ちが暗くなってきて、一時はあきらめかけていたところにいまの物件が見つかった。見つかったというか、新築の物件をたまたま近所に見つけたんだけどね。
で、あとはとんとん拍子に話が進み、あれよあれよという間に新居の契約、いまのアパートの退去の話が進行した。今のところと新しいところを同じ不動産が手がけているので、話が非常に早い。退去と入居の話が同時進行で
「あれよ」
「あれよ」
と言っている間に済んでしまった。気がついたらリクオのライブの前に書類も完成し、引っ越し業者の見積もりも終わってしまった。
引っ越し、11月23日の火曜日。
どうなることやら。ドキドキ。
今回は大手引っ越し業者には頼まず、赤帽さんにお願いすることにした。赤帽っててっきり全国展開している企業だとばっかりおもっていたんだけど、個人業者の寄り合いみたいな組織なんですね。不動産から紹介されたOさんという方が見積もりに来てくれたんだけど、ほんと、近所の個人商店の気のきいた若旦那さんというイメージだった。見積もりを聞いたら、越してきたときの引っ越し料金の半額以下。やるじゃん!赤帽!
ただ、段ボールの手配その他は自分でやらないといけない。引っ越し業者は段ボール箱を気前よくくれるが、もちろんそれも料金に入っている。それから梱包やメタルラックのばらしも完全にすませておかないといけない。やり残しがあれば、当日の作業延長料金という形で跳ね返ってくる。
うぉーしがんばるぜ!

考えてみたら、AAにつながる前後で3回目の引っ越しだ。
クリニックを初めて受診したのがいまから3年前。平成13年の2月。その年の春、引っ越し。退職という形で前の職場を去り、いまの職場へ。職場の借り上げだったアパートを去って、小さなアパートで暮らしはじめた。職場の借り上げアパートは、結婚生活を始め、アルコールによる破綻と言う形で終了した場所だった。
新しいアパートを借りたのもつかの間、ぼくは離婚後しばらくしてつきあい始めた女性の家に転がり込むようになった。アパートにはほとんど寄りつかず、年上の彼女の家で、まるで子どものように甘えて暮らしていた。そのころAAにつながり始めていたが酒は止まりきらず、何度もスリップした。スリップするたびにますます彼女に甘え、依存を深めていった。それは甘美であると同時にとても息苦しく、枷をはめられたような生活だった。何かまちがっている。くるしい。でも何がどうまちがっているのか分からない。でもくるしくてたまらない。マイスポンサーにもさんざん相談した上、彼女と別れその家を出ることにした。なに、高級な理由からじゃない。苦しい共依存の日々の中で、別の女性を好きになったからだ。
そして彼女の家から近かったアパートを引き払い、いま住んでいるアパートに移った。それが2年前の5月。いや、6月だったか。
こうして文章に書いてると、あらためて自分の依存ぶりを思い知らされる。年上の女性と別れるとき、さんざん修羅場が繰り返された。怒り狂って夜中にアパートに押しかけてきて1時間ばかりドアをたたかれ大声を出されたときは、ほんとうにしんどかった。同時に、自分が愛情だとばかり思っていた関係は、共依存という病気の関係であったことを痛烈に思い知らされた。
よく愛情の裏返しは憎しみだと言うけど、ぼくはそう思わない。愛情はどんなに裏返っても逆さまになってもよじれても、やっぱり愛情そのままだと思う。愛が裏切られたときに怒りや憎しみを感じるの場合、実は愛という名の下に相手を支配し思うがままにしようとする心の動きがあるのではないか。「こんなに尽くしてきたのに捨てられた」「こんなに身も心も捧げたのに裏切られた」そう言うときわれわれは無意識に、奉仕に対する対価を相手に要求しているんじゃないだろうか。その対価が支払われないときに、われわれは自分の愛情がどぶに捨てられたと感じ、怒るのではないだろうか。傷つけられ損なわれたのは実は愛情ではなく、肥大したプライドや自我だったんじゃないだろうか。
なんて、ここでそんなことを言う資格はぼくにないね。そう。ぼくは年上の女性の家に転がり込んで同棲し、別の女性に気を移し、その家を出た。別れを告げた。傷つけた。そのことは厳然たる事実なんだから。

おお、すっかり話がそれてしまったわい。そう言うわけでさっそくきょうから引っ越し準備です。がんばるのーだー。

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