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2004年9月15日 (水)

セカチューの原作、骨髄バンク

セカチューの原作を読んでいる。
あんまりおもしろくない。
文章がうすい。行間から伝わってくるものがない。表現のディーモンというか、「オレはこれがどーしても伝えたいんだぁ〜!」と言うものがない。
昔、別れた奥さんから勧められて「白線流し」と言う小説を読んだことがあるが、それと同じ印象。白線流しはドラマの原作だったかドラマのノベライゼーションだったか忘れたけど、いかにもテレビドラマのノベライゼーションっぽい、うすーい感じだった。
「最後まで読めば、なにがしかの共感を持つだろう」と期待して最後まで読んだけど、とうとう最後まで読んでも「だからなによ?!なにが言いたいのよ?!」と言う感想しか生じなかった。あまりにもなんにもナッシングだった。そのなにもなさ故にかえって良く憶えているという、あるイミすごい小説だった。
セカチューもなんだかそうなりそうな予感。先入観を持って読んではいけないんだろうけれどね。
映画では、成人した主人公が過去を追体験するかたちで話が進んでいた。それが適度な抑制を生み、「もう手の届かない、どうしようもない過去への想い」を盛り上げていた。
原作は17歳だか18歳の主人公の視点一辺倒だから、それがない。
それがないならないなりに別の何かがあっても良さそうなものだが・・・ううむ・・・。
などとネガティブな感想をいただきつつ読み進んでいたけど、ここに来て朗報が!!
なんと、セカチュー効果(なんだよそれ)で、骨髄バンクのドナー登録が増えているんだそうな。
骨髄バンク登録、小説が後押し?
おお、良いことじゃん!
セカチュー、見直したぜ!ネガティブな感想を書いて悪かった!
メジャーになるって言うことは、良くも悪くも影響力があるってことなんだねー。
たとえ田舎町のアル中に不評を買ったとしても、若い人たちの感性に訴え、立派に社会の役に立ってるじゃん。
渡辺淳一だったか誰かがこんなことを言っていた。
マジョリティを得るというのはそれだけで、少なくともあるひとつの物差しでは「優れている」と言うことになるのだから、けなしてばっかりいないでちゃんと良い点も見なさい。って。
そうだよねー。
セカチュー、これだけ多くの人たちに支持されているのだから、きっとほかの小説から頭ひとつ抜け出すだけの「サムシング」があるのでしょう。
ぼくの琴線には触れなくても、きっと。ね。

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