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2004年8月31日 (火)

デジカメ心霊写真

MYCOM PCWEBというウェブサイトがあって、デジカメだのパソコンだののデジタルやIT関連のニュースを載っけているサイトがある。
デジタル関連の情報はだいたいここで集めているんだけど、かたーい新型CPUのベンチマーク結果などに混じって、たまにおもしろい記事が混ざる。
今回のもなかなか笑いました。

夏休みスペシャル - 真夏の夜の「クールスポット」でデジカメ心霊ベンチ

デジカメで心霊写真が撮れるか?という実験に取り組んだ記事。
ふだんは「CPUのクロックアップに極限までチャレンジ」とか「放熱ファンの騒音度チェック」などをよくやっているんだけど、ほとんどおんなじノリで、いかにも理系っぽいマジメさで「デジカメで心霊写真が撮れるかどうか」という課題に取り組んでいる。
その意気や良し!
ライターの方、ふだんとおんなじくマジメな語り口でレポ記事を書いているんだけど、日没後の心霊スポットをなんと2時間!光源がなくてほとんどまともに写らないデジカメをいちいち撮りながらさまよい歩いております。
「シャッタースピードが8秒でも写らない」「ISOは400で固定」などと冷静にデジタルな記事を書いてるけど、それどこじゃなかったでしょうに。じっさい、サイトに紹介されてある写真はまっくらで、ほとんどなにも写っていない。逆にこええッス。ひかりがまったくない、ほんまもんの闇ってことじゃん。しかもその闇の中に、一歩先には、幽霊が出るという不気味な池があるわけでしょ。
そこを律儀に三脚を立て立て、2時間かけて一周したライターさんはエラい!
後半の「幽霊トンネル」の記事もおもしろい。
心霊写真は撮れなかったけれど「寝ていたひとがとつぜん歌を歌い出したのに驚いた」というのに笑った。
そっちのほうがおっかないってー。からまれたりしなくて良かったですねー。
けつろん。
心霊スポットはほどほどにすべし。

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2004年8月30日 (月)

困難は大きければ大きいほど・・・

ラウンドアップのパネラー問題。とりあえずプログラムの第1部と第2部を交換することに。それでも本来意図していたパネルセッションとは違ってしまうかも知れない。でも、あとはやれる範囲でやるしかない。好意で来ていただけるのだから、こちらもせいいっぱいの好意と期待でお返しする。あとは司会の仲間の腕次第、だね。
こちらの意図するパネルセッションについて、説明のメールを入れて、あとはもう司会の仲間におまかせ。良いラウンドアップになるような気がします。宿泊参加者はちょっと少ないけれどね。
それにしても気苦労が絶えないッス。次から次へと、検討事項が絶えまひぇん。例の同僚の呪いなのかなー。お払いしてきた方が良いのかしらん。
でも、困難が多いとたしかにたいへんなんだけど、みょうにやる気が出てくるのもたしか。
仲間といっしょに、なんとか無事に成功できますように・・・。

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2004年8月29日 (日)

広報意見交換会と神の声

わがAA(アルコホーリクス・アノニマス)、地域・地区の広報意見交換会に行ってきました。オブザーバとしての出席だったのでわりと気楽なもの。もともと行く予定はなかったんだけど、ラウンドアップの司会をお願いした仲間との顔合わせ、およびラウンドアップのコマーシャルをしてこよう!と思って、意見交換会に出席する仲間にお願いして同行させてもらったのでした。
なかなか有意義な集まりでした。ほかの地域のさまざまなサービスの集まりと同様、まだぼくにはうまく理解できない点も多かったんですが。それでも、いろんなところにわれわれのメッセージを運びたい!という意欲は伝わってきたようにおもいます。
司会の仲間とも、短時間ながらも建設的な話し合いができて良かった!や、いちじはどうなるかとほんと気をもんだんだけど。
ホッ。これでラウンドアップの準備もようやく山を越え・・・・たと思ったら!ああ〜〜!!パネルセッションに参加予定の仲間が、急きょ当日早退することに!!ああっ!!やっぱパネルセッション形式にすることを伝えていなかったツケが回ってきたか?!こ、これでは予定がまた変更・・・・・ひぃぃ〜〜〜〜〜〜っっっっっっっっっ!!!
神さま!ぼくはどーしたらいいんでしょッ?!
「おめー、安心すんのはちぃっと早ぇぞい。もうちっと揉まれてこぃや」
そ、そんな・・・・。

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2004年8月28日 (土)

がんばれ!X-box!PCエンジンに負けるな!

衝撃的な記事を見つけた。
「PCエンジンに負けるXbox」だが
マイクロソフト社が満を持してゲーム市場に挑戦した意欲(?)機、X-box。黒くて重くてばかでかい、ダウンサイジングの世の中にケンカ売ってるとしか思えない重厚長大なゲームマシン。ちまたではまったく、まーったく、まぁぁぁっっったく売れていない。ぼくの知っている範囲でも、ゲーセンのゲーム基盤や筐体を集めているハードなゲームマニアのひとがようやく保有しているレベル。ま、37歳の社会人の周囲では「テレビゲームやってます」という人間自体が少ないんだけど。
それにしても、X-box・・・。まさか「PCエンジン」に負けるとは。PCエンジンとは、ファミコンがスーパーファミコンに移行するちょっと前くらいに、NECが(これまた)満を持して世に送り出したゲームマシンです。こっちのほうはかなり売れた。ぼくも持っていました。ファミコンに比べたら驚くほどグラフィックも音楽も良かったし、当時人気だった「ダライアス」や「源平討魔伝」「ワルキューレの伝説」「ベラボーマン」などが遊べるのが良かった。移植の度合いも、ゲーセンをそのまま再現していて、「ゲーセンでお金をつぎ込まなくても遊べる!」と言うよろこびがあった。シューティングが多かったから硬派なゲームファンにも受けが良かったし、「奇々怪界」「ポンピングワールド」などの見た目がかわいらしいゲームも多かったから、女の子でも持っていた子はけっこう多かったと思う。ま、奇々怪界は見た目と違って難度の高いゲームだったが。とは言え、発売はいまから17年前。1987年のこと。87年と言えばぼくが大学に入った年。せつない年でございました。ああ、昭和は遠くになりにけり・・・。
とにかくPCエンジン、ゲームマシンとしてはとうに寿命を終えている。もちろんここ数年、新作なんて一本も出ていない。それなのに、ああそれなのに。X-boxは、17年前のマシンに負けているのだ。ただ、この「PCエンジンに負けている」というデータは、保有率の話だそう。つまり、押入れの奥で眠っていて活動していなくてもデータに含まれるのだ。それを調整したのが「当人稼働率」という数字。過去6ヶ月に、そのマシンで遊んだことがあるかどうかという数字だ。こちらではPCエンジンの14位を引き離し、堂々の11位。やった!
でも、それでも8位の初代ファミコン、9位のドリームキャスト、10位のセガサターンに負けている。サターンなんて、やっぱり10年以上前のマシンなのに・・・。
抱き枕に社運を賭けている場合じゃないぞX-box!気をたしかに持てX-box!

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2004年8月27日 (金)

ことばをつたえる

人前に出るのはわりと好きだ。
イヤダイヤだと口では言うが、人前で話をするのはきらいじゃない。て言うかすき。
たしかに出る前まではおっくうだしプレッシャーなんだけど、いちど始まってしまうと軽くハイになる。ノってくる。なんかこう「降りてきた」かんじがする。
今日の午後は、依頼があって人前で話してきた。10人ばかりのちいちゃな集まりだったけれど、心がこもっているかんじがした。いっしょうけんめい聞いてくれる集まりだと、こっちもキアイが入る。時間をオーバーしそうになって、なくなく話をはしょったくらい。すんません、なにせ根がパンクロッカーなもので・・・。
ただ、人前で話す仕事、気を付けないと高慢になりそう。場をコントロールできる感覚は、きわどい。ヤバい。ふだんはいわないような言葉を平気で言ってしまいそうになる自分を見つけることもある。ぼくはただ単に、演者の役でひとまえで話をしているにすぎない。なのに場のイニシアチブを握っていると、その場面を支配しているような錯覚に陥りそうになる。気を付けなくっちゃね。
共感。思いやり。感謝。
高慢に満ちた言葉には、だれも振り向かない。毒に満ちた言葉は胸をえぐることはあっても、ひとを満たすことはできない。だれの前でどんな話をするときでも、謙虚さを忘れたくない。相手の気持ちに寄り添うようなことばを話したい。ぼくはそう言うことをAAで学んだ。何かを伝えたい。それは、相手を理解しようとするのとイコールなんだ。

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2004年8月26日 (木)

凍てついた七月〜サザン・ゴシックのかおり〜

ジョー・R・ランズデールの「凍てついた七月」読了。なかなか本を読む時間が取れなかったんだけど、この作品は一気に終わりまで読み通した。「本を手放すヒマを与えない」という感じ。あらすじはこう。アメリカ南部の片田舎。額縁屋を営む主人公は30代後半(ぼくと同じだ)で、愛する妻とかわいいひとり息子とともに幸せに暮らしている。ある晩、家に強盗が侵入してくる。目を覚ました主人公は拳銃を片手に制止するが、賊は撃ってくる。主人公は打ち返し、強盗は即死。もちろん正当防衛で罪には問われないが、主人公の脳裏からは死体のイメージが消えない。警察が止めるのも聞かずに男の葬儀に出かける主人公。そこで賊の父親に出会い、脅される。父親は主人公の子供を殺すと言い、何重もの錠前や警察の警護をやすやすと振り切り、主人公の家に侵入する・・・・。
ここまではほんの導入部で、後半からあっと驚くような展開。ストーリーテリングが非常にうまい。だがこの物語を決定的に特徴づけているのは、アメリカ南部の描写、生活背景だろう。アメリカ南部。綿花畑、黒人労働者社会、そのあいだに広まる呪術的な迷信。妄想。血族にまつわるさまざまな因縁。ここに描かれている生活描写を読むと、この社会は1930年代以来、いや、ひょっとしたら南北戦争以来、ほとんどなにも変わっていないんじゃないかと思うくらいだ。貧しく、白人が作った一方的な社会への拒絶があり、迷信や呪術への恐れに満ちている。時代が移っても、馬車がクルマに、ラジオがTVに変わっただけのように思えてくる。吐き気がするほどの暑さ。トウモロコシ畑を持ち豚といっしょに暮らすのがごく自然な社会。そこを舞台に、物語は「父親になると言うことはどういうことだろう?」と繰り返し問い続ける。
この物語は、ある種のおとぎ話だ。マッチョで信念を持った男たちが正義を守るという、ハードボイルドでは使い古されたお決まりのテーマだ。陽気で下品な、コンピュータを自在に操る黒人老探偵。信念のために悪人を殺すこともいとわないという自警団精神。家庭と自分を守るために信念をつらぬく行動。歯が抜けたインチキ医者。良く考えたら、リアリティとはほど遠い。陳腐で独善的になりがちなキャラクタを、しかし作者はとても魅力的に描いている。キャラクタがあまりに魅力的なので「こんなヤツいるわけねぇよ」と言うツッコミを入れるのがばからしくなるくらい。ほんとうに、アメリカ南部に行ったら彼らに出会えそうな気がしてくるからふしぎなものだ。要は「ほんとうかどうか」ではなく「ほんものらしく、迫真に迫っていること」なんだと思う。
しばらく前に書評で目にとまり「ボトムズ」を読んで知ったランズデール。スティーブン・キングがなにか違う方向に行ってしまったいま、読み応えのある物語を書いてくれるひとだと思う。チェキっ!!

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2004年8月25日 (水)

プチリフレッシュ

火曜日は割と自由に時間が取れる日なのだ。とくに急ぎの仕事も入っていなかったし、以前からの引き続きの検討事項が2,3あっただけ。と言うことで昨日はおやすみにしちゃったのでした。
ギターを弾き、CUBASEをいじり、ちょこっと録音なんかしちゃったりして。頭痛を引きずりながらだったんだけど、そんなことをしていたらけっこうリフレッシュできた。ふぅ。ラウンドアップに仕事に、かなり煮詰まっていたのがクールダウン。おかげで「宿直の件、例の先輩に頼むだけ頼んでみようか」という気になった。お願いしても、また大きな声で拒絶されるかも知れない。でもそれはそれ。彼の問題。たしかにイヤな思いをするだろうけれど、頼みもしないで「どうせ断られるだろうから声をかけない」と言うのはAAの精神に反する。ような気がする。声をかけずに負担を背負っちゃったんじゃ、自分がよけいに苦しくなる。そう思って声をかけることにしたのだった。
その結果。「ああ良いよ」
がーん!
じつに気軽に、OKの返事が返ってきた。こ、これでラウンドアップの最後の実行委員会に出席できる・・・・よかった!大げさかも知れないけれど、これも神さまの意志なのかも。我を張って、自分ひとりで責任を背負い込むのは良くない。そう言われてるような気がします。
それにしても、まだまだとらわれが続いているような。いつになったら抜け出せるんだろう。

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2004年8月24日 (火)

偏頭痛はイタいよ

偏頭痛。頭がずきずき痛い。ネットで調べてみたが、自分の頭痛が偏頭痛だと分かっただけでした。あとはクスリを飲んで規則正しく、ストレスを避けること。「お酒はほどほどに」だって。はっはっは〜。良いこと言うなー。ほどほどもなにもアアタ、いったん飲み始めたら連続飲酒に突入だわねー。ストレスも、避けるっつったって、避けようがないしなー。
来月の宿直、外部にお願いしていた人が夏休みで来れないことに。例の偏屈な先輩にお願いしても蹴られるのは分かっているし。8月30日から3週間連続勤務かー。それが明けたらラウンドアップ。くーっ。あとは火曜日にどれだけ休む時間を確保できるかだねー。やれやれ。
実行委員長の役割を、最近悟ってきました。ずばり「ヨゴレ」です。汚れ役です。泥かぶりです。「責任者」は「責任を取る」のが仕事だものね。ま、いろいろあったけれど何とかまとまりそう。偏頭痛も夕方になってようやく治ってきました。やれやれ。

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2004年8月23日 (月)

アタマが痛い

アタマが痛い。頭痛なんてしばらくなかったんだけど。お昼過ぎからは痛くて痛くて仕事にならず。ずきんずきんって、脈にあわせてアタマが痛い。ああ拍動性頭痛。お酒が止まってからだよ、頭痛が出てきたのは。やれやれ。

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2004年8月22日 (日)

レイヴ、トランス、ロックンロール

コンピュータの進化は確実に音楽を変えていっている。
近ごろパソコンで音楽を作ろうとしてて、そう実感することが何度もある。ぼくがティーンエイジャーだったころにも「テクノ」という音楽様式があったが、それはYMOでありクラフトワークであり、つまりは電子音の奇妙な音響を組み立てて楽しむ音楽だった。シンセベースのビヨンビヨンと言う音。シンセドラムの破裂音。イモ欽トリオの「ハイスクールララバイ」といえばお分かりだろうか?
しかし90年代以降、テクノはものすごい勢いで進化していったようだ。「ループ」という、1小節ないし2小節くらいのフレーズをビートに乗せて繰り返していく。ループは別に自分で演奏したものでなくてもいい。ひとのレコードやCDから録音してきて、それを1〜2小節のループに切り取って、繰り返し再生する。その音をイコライザやディストーションで味付けをする。それをミックスして音楽にする。たとえばジャズのドラムをレコードから録音してきて、それに乗せてクラシックの弦楽器のフレーズを再生する。音程を変えてコード進行を付ける。黒人女性ボーカルのシャウトを乗せる。するとどうなるか。そう、それはだれも聞いたことのない「新曲」になるんだ。
従来であればそう言う作業は、気の遠くなるようなスタジオ作業が必要だった。オープンリールのテープに音を録音し、ミリ単位でテープを切り貼りする。テープのどの辺がビートの何拍目かなんて分からないから、トライ&エラーで成功するまでテープをダビングしては切り貼りし続ける。テンポが合うように、テープの回転数を変える。回転数を変えるとピッチ(音程)も変わる。それを計算して、テンポを変えた後にうまくピッチがあうような素材選びをする。気の遠くなる作業が必要だった。もちろん、そんな作業をするくらいだったらはじめから自分で演奏した方が手っ取り早い。だからテープの切り貼りやリミックス作業は、一部のマニアックな音楽家やエンジニアのものだったんだけど。いまやその作業は、ものの5分とかからずに、だれもが自宅のパソコンでできる。何せ楽器を弾く必要がない。欲しいのは数小節の音の素材だけだ。最終的にボーカルが欲しければ、その段階になって歌を録音すればいい。
そう言う音楽世界では、従来の価値観の大半が狂ってくる。たとえばドラマーは必要ない。「ドン、ドン、ドン、ドン」という四つ打ちビートのリズムマシーン。反復するビート。ギターもベースも、数小節のループが切り刻まれ、フランジャーやコーラスなどの処理を施され、再解釈される。必要なのは楽器を演奏する能力ではなく、ドラムマシーンのリズムを組み立てる能力、フレーズの組み合わせをまとめる能力、ビートや小節数をカウントして素材としての適・不適を判断する能力、そしてエフェクタや音響に関する知識。エンジニアとプレイヤーのちょうど中間くらいの能力だろうか。テクノ/ハウス系とは、まさに「再解釈」の音楽だ。それを行う人間はなんと呼ばれるべきだろう?アレンジャー?プレイヤー?作曲家?ぼくにも分からない。

そう言う音楽をガンガンに鳴らして踊り狂うパーティを「レイヴ・パーティ」とか言うらしい。ひたすら無機的なビートが繰り返され、トランス状態になっていくのだそうだ。さすがにそう言うイベントに行く気はしないけど、従来の音楽の構造が変革されつつある。ひとつのシーンとして確立しつつある。その事実には注目したい。
このムーブメントは、90年代にヨーロッパ、アメリカのデトロイトあたりで同時多発的に形成されていったようだ。定職も持たずすむ場所さえ定めない若者たち(トラベラーズとか言うらしい)をはじめとするアンダーグラウンドカルチャーな人々が集まり、空き地や倉庫や郊外でラリラリになってループミュージックに酔いしれる。
良くも悪くも、ハウスやテクノと言ったループミュージックはそこから出発し、確実に音楽のあり方を変えている。だれでもループを繰り返して鼻歌を歌えばあっと言う間に曲のできあがりだ。それは悪いことじゃないと思う。従来はヒッシに楽器の練習をしたり歌の練習をして、その上でバンドを組んで演奏をしなければならなかった。その過程はものすごくドラマティックだし死ぬほど大好きなんだけど、その過程で脱落していってしまうアマチュアミュージシャン(ぼくを含めて、ね)、完成せずに埋もれていった名曲はたくさんある。そう言った過程を抜きにして、本来の表現欲求をそのまま曲にできる。それはすばらしいことだと思う。
ほんと、腕の立つプレイヤーは我が強くってエゴイストが多いスよ。そう言う人たちを見ていると、我が強くないと一流のミュージシャンにはなれないんじゃないかと思う。自分にも厳しく、他人にも厳しい。家庭も仕事も家族と過ごす時間も、そう言ったものを犠牲にして練習に打ち込む。CDのフレーズを何千回と聞き込み、死ぬ気でコピーする。自分の演奏やバンド活動のためにすべてを犠牲にする。だから「必死」の度合いが低いメンバーと摩擦が生じる。
その切磋琢磨から生まれるものはとても価値がある。ただ、そう言う体育会系を回避した音楽があってもいい。それは音楽の質とは無関係だ。ハードコアテクノは、並のパンクよりもはるかに破壊的だったりする。ギターをパソコンに持ち替え、ピックの代わりにマウスを握る。新しい世代の音楽を、ぼくは肯定する。新しい世代、新しいロックンロール。

・・・それにしても音楽ソフトって操作むずかしいねー・・・・Photoshopよりむずかしい・・・。

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2004年8月21日 (土)

ネットサーフィンはもうやめだ!

パソコンの画面を見つめ、気がつくとボーっと2時間も3時間もネットを見て回っていることがある。
最初はオークションの動向を見ていたりニュースを調べたりと、ま、それなりに目的を持ってみているんだけど。気がつくとテキトーなキーワードをグーグルに突っ込んで遊んでいる。数年前にはサルのように見て回っていたアダルトサイトも、近ごろはぜーんぜん見なくなっちゃったし(人間のやることなんてだいたい決まってますね)。個人の凝ったサイトを見ることもそんなにない。じゃあなにを見ているのかというと、なんにも見ていない。新しいCPUの情報を見たりソフトのバージョンアップをチェックしたり。じゃあそう言う情報を能動的に役立てているかというとそんなこともない。頭の中を無数の情報が入ってきては通り抜けていく感じ。まさに抜け殻状態。イカン!これじゃだらだらテレビ見てるのとなんにも変わらないっ!ただでさえふだんから時間がないのに、気がついたらボーっと2時間ネットを見ているのは無駄無駄無駄ァァァッ!
かと思うと、ついついこんなサイトを見つけてじっくり見ちゃったりして。ジョジョ立ち。うーむアホくさくって良いぞ!おバカさんなことを一生懸命真剣にやるのはすばらしい!ううむ、これだからネットはやめられないぜ・・・・ってイカンイカンいかーんっ!!
うぉーしきょうからネットは1時間だ!かの高橋名人もかつて「ファミコンはいちにち1時間」って言っていたものね。思い切ってブラウザを落とすべし!メーラーを切るべし!

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2004年8月20日 (金)

正しい知識で脂肪燃焼だ!

ジム通いが続いております。
きのうは1時間40分ほど、みっちりと運動してきました。
ぼくも知らなかったんだけど、筋肉の量を増やす、いわゆる「筋トレ」(無酸素運動)と、脂肪を燃焼する「エアロビック運動」との2種類があるんだね。
エアロビック運動というのはいわゆる「有酸素運動」ってヤツで、筋肉に対する最大負荷量の70〜80%くらいの運動を、時間をかけて行う運動。
一方の筋トレはまさに筋トレ、最大負荷量めいっぱいを短時間でこなし、筋肉の量を増やすトレーニング。なるほどなるほど、ぜんぜん知らなかったッス。たしかに、エアロバイク(車輪のない自転車をぐるぐるこぎ続けるトレーニング)はあんまり足腰は痛くならないけど、20分くらいこいでると汗がどっと出るものね。一方の筋トレマシンはあんまり汗かかないけど、筋肉がどっと疲れる感じ。
そうかー、脂肪を燃焼するんだったら、時間をかけてムリのない運動を長時間続けた方が良いんだなーと実感。ジムの壁に、こういう豆知識みたいな文章がびっちり貼り付けてあるんで、疲れたときに読むとおもしろいです。
それにしても、こういう知識って中学や高校では教わった覚えがまったくないんだけど、どうしてなんだろう?学校の保健体育で習ったことと言えば「柔道の型」とか長距離走の「ロングストライド」とか、そんなんばっか。そんなもの、本気でスポーツやるひとしか関係ないって。ふつうに会社勤めして社会人になるひとが大多数なんだから、こういう「健康を維持するための知識」「関節に負担をかけない効果的な運動法」なんかを教えた方が良いんじゃないかなー。ぼくも以前、本気になってまいにち腹筋を50回くらいやったりしたこともあったけど、あれは「筋トレ」だから脂肪の燃焼にはつながりにくいんだよね。そう言うことを義務教育ではしっかり教えて欲しいなー。その方が、ワケの分かんないダイエットに走るひとがよっぽど減ると思います。
さてさてあすから月曜まで、月に一度の軟禁デー。職場に拘束されます。
思えばこのココログをはじめたのも、そんな土日の宿直のときだったっけ。ちょっと感慨深いです。

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2004年8月19日 (木)

抱き枕に社運をかけろ!X-BOX!!

ビデオゲームをやらなくなって久しい。飲んでいたころは、それこそのめり込むようにドラクエ3をやったりシムシティにハマったりしていたのだが。2年ほど前に購入したニンテンドーのゲームキューブもゲームボーイアドバンスも、いまはすっかりホコリをかぶっている。クリアしたゲームはわずかに1本。今さらやりたいとも思わないけど、ちと後悔の念は残る。でもゲームやり始めると、ものすごい時間を消費するんだよねー。ミーティングに行く時間もギターを弾く時間もやっとやっとひねり出しているのに、とてもゲームに20時間も30時間も費やすことはできないス。
ま、それでもゲーム業界の動向は目の隅で追いかけていたのです。プレステ2も持っていないけどね。ゲーム業界では、過去さまざまなゲーム機が花咲いては過去の彼方に押し流されていった。ゲームボーイ3Dしかり。PCエンジンしかり。メガドライブしかり。PCエンジンなんて、コア構想とかいって、やたらばかでかい継ぎ足しの機械がばかすか出ていたのですが。どこ行っちゃったんだろう?
それはともかく。近ごろのあだ花と言えば、やはりマイクロソフト社の「X-BOX」を置いてほかにないだろう。「こんなばかでかいゲーム機、マニア以外だれが買うの?」「国産の売れ線ソフトがぜんぜんない」「コントローラがばかでかくてボタンが固い。アメリカ人向けのまんま」「パソコン会社が唐突にはじめたゲーム機、すぐ廃れるんじゃないかと不安」そんなさまざまなネガティブな声を背に始まったX-BOX。案の定。すたれております。すたれきっております。すたれまくっております。ドラクエもファイナルファンタジーもない。バーチャファイターもストリートファイターシリーズもない。発売後、すでに2年以上が経過しているけれど、多少とも話題になったのは「勢いよく出産された胎児が、分娩室を飛び出して空を飛んでいく間に老化して死んでしまう」という、一般大衆の神経を逆なでするようなCMが一瞬話題になっただけ。そんなX-BOXが、ついに社運をかけた戦略に打って出た!!
日本で苦戦のXbox、抱き枕『かすみちゃんクッション』で挽回か
なんと、「DEAD OR ALIVE」人気キャラの「かすみちゃん」の抱き枕がX-BOX本体についてくるという!うおおっ!!
かすみちゃん。知らねー!抱き枕。べつに欲しくねー!
て言うかアアタ、世界一のコンピュータ会社が社運を抱き枕に賭けるって、かなりクレイジーでは?!記事によれば、マイクロソフト社は「抱き枕」でX-BOXが5000台売れると踏んでいるらしい。オタク以外だれも買わないだろうと言う一般常識的はなかったのかマイクロソフト社よ?!そんなものに販促費を費やすくらいだったらOffice製品をちったぁ安くしろよマイクロソフト社!
ちなみにいま売れているX-BOXソフト。2004年8月19日現在。1位が「グランドセフトオート」という殺戮ゲーム。道行く通行人をバットで殴り殺せるというバカゲーだ。知らねー!2位が「Top spin」なるテニスゲーム。知らねー!3位が「トム・クランシーシリーズ」。知らない上に、映画が原作のゲームは100%つまらないという定説。ちなみに1位の「グランドセフトオート」は、X-BOXでは1位なのにゲームソフト全体では97位。
がんばれX-BOX!

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2004年8月18日 (水)

呪い?

例の偏屈な同僚の話のつづきです。どんどん続くねー。
夏の集いの疲れもあって、月曜にはぼくの方からコミュニケーションを取る気力がなかったのね。そしたらホントに、ホントに、ほんとーに、始業から終業まで、部署内ではひとっこともしゃべらないの。現場にいるとき以外はずーっとヘッドホンをして、韓国ポップスを聴いている。仕事中に音楽鑑賞をしているのはかなりいかがなものかと思うんだけど。ま、ぼくもこうしてココログの更新をしているのでひとのことは言えないんだけどねー。でもほんっと、よくこれで社会人がつとまるなーと感心しちゃいました。
で。こんど夜勤のアルバイトの方も招いて、部署内で暑気払いをしようと言うことになったのね。期日は来週の木曜日の夕方。例の同僚は全体の送別会にも参加しない人なので、今回も行かないだろうとは思ったのですが。
トップも含めてたった4人の部署。ひとりだけ声をかけない訳にも行かない。でもこういう話をするとネガネガ光線を発射されるのは目に見えている。話しかけたくない。でも声をかけない訳にも行かない。しかたない!きょう思い切って「部署内の暑気払いのお知らせ」なる文書を作成し、彼に伝えました。「あのう、これ。暑気払いのお知らせです。8月の26日なんですがご都合はいかがでしょうか・・・」
彼はちらっと文書を見て、右手の人差し指と親指でつまみ、5秒くらい目を通した。そして思いっきり顔をしかめ、「わたし行きません」と吐き捨てるように一言だけ言って、そのまま文書をぼくの胸に突き返してきた。そしてぼくが返す言葉を探しているうちに、そのまま手を洗いに行ってしまう。
ネガネガ光線キター!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

潔癖性なのは分かる。ひとがさわったものが不潔に感じてさわれないのは良しとしよう。しかしどうなのよ?渡した文書をろくに読みもせずに突っ返すというのは?それが40をすぎたオトナの態度なのか?何かぼくに言いたいことがあれば言えば良いではないか(イヤだけど)。不満なり疑問なりがあれば、それを解決するために建設的な努力をしてもいいのではないか?いじけた態度をとり続けて何かが解決するとでも思っているのだろうか?
ちなみに、もうひとりの同僚(女性)もかなりやらかしてくれて、ぼくは所属長としての自分のあまりの無能さに、正直ガックリ来てました。
でも、以前ほどへこまなくなった。以前だったら、こんなことがあれば一週間くらいもがいていたところだ。いまはこういうことがあるたび「自分の寛容さが試されている」のだと思う。彼に腹を立てるのはとてもかんたんなことだ。彼の大人げない態度にキレて食ってかかって行ったら、きっとそのときは胸がスッとするだろう。でもぼくは、そういうことはやりたくない。そんなことをしても事態はますます深刻になるだけだし、自分自身、後悔に悩まされてヤな気持ちになるだけだろう。そして自分の非寛容さを恥じるだろう。ぼくはきっと寛容さを試されているにちがいない。ステップの6,7を実践するように言われているのかも。それは傲慢な考えなのかも知れない。でも、同僚の態度にいちいち腹を立ててトラブルを起こしていたら、とてもソブラエティを続けるなんてできない。怒りを捨てたい。感謝や寛容さで自分を満たしていきたい。成長していきたい。そのためにも、彼に微笑むことはまだできなくても、少なくとももめ事を起こしたくない。

などと考えていたら。彼、斜め向かいの自席でなにやら韓国語らしい言葉をブツブツつぶやいている。眉間に縦じわを寄せ、ヘッドホンをし、宙をにらみながら。こ、こわいよぅっ!!ひょっとしてワタクシ、呪いをかけられているかしらっ?!なぜ?ホントなにが不満なのかまったくわからないっ!!それにな、なにもわざわざ韓国語で呪わなくっても!ひぃぃ〜〜〜ッ!!!!

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2004年8月17日 (火)

ジムで赤っ恥の巻

火曜日は比較的、時間が自由に取れる日だ。
夜の7時から打ち合わせ会があるけれど、それまではなんの予定も入っていない。
時間が空いたからにゃ町営ジムへゴー!夏の集いでの食べ過ぎをリセットするべし!するべし!
前回も書いたように、ジムではみなさん、ただひたすら黙々とマシンを押したり引いたりするのみ。会話もなければ音楽もない。おもしろくも何ともないの。そこで以前から気になっていた壁の張り紙。「体脂肪計、カセット、CDをお使いの方は気軽に事務室へ!」おお、ウォークマンかヘッドホンCDを貸してくれるのか。なんと親切な。さーすが町営!やるじゃん!かゆいところに手が届くねぇ!
さっそく受付のとき、事務室のあんちゃんに頼んでみました。「あの、張り紙に書いてあったんスけど、CD・・・」
事務室のあんちゃんはスポーツマンらしいさわやかな笑顔で返事したね。「はい!どうぞ!!」そう言うが早いか、カウンターの下から巨大なCDラジカセを取り出した。だん!重量感たっぷりのCDラジカセを置く音が、人気のない体育館中に響き渡った。
・・・・あのう。あのう。。。
ほかの利用者のみなさんもいるのに、CDラジカセで音楽鳴らすスか・・・。このばかでかいCDラジカセ・・。
うろたえるぼく。「ああああのう、ははは恥ずかしいからやっぱいいス」
「ははは!気にしないでください!みなさんお願いすればダメとは言いませんから!!」
さわやかなスポーツマンらしい笑顔。そして有無を言わせぬきっぱりした返事。ああ〜〜っ!!てっきりヘッドホンCDだとばっかり思っていたオレッチがうかつだったぁ!
こう言うときに限って持ってきたCDはaiko。アルバムは「桜の木の下で」だ。ああ恥ずかしい・・・でもでも聞きたかったんだもーん。かなり真剣に、ロッカールームに置いて行こうかと悩みました。でももし受付のあんちゃんが途中で来て、CDを使ってないことがばれても気まずいし。無人のロッカールームに置きっぱなしにしておいて、万が一なくなったりしたらたいへんだし。ここはひとつ!男らしく!大音量でaikoをかけるしか!
意を決する。着替えをすませる。巨大なCDラジカセを片手に、トレーニングルームのドアを開ける。まばゆいひかりの向こうに、黙々とマシントレーニングにはげむ男たちの汗がきらめいて見える。
ぼくはできるだけ明朗な声を出す。「ちぃ〜す!音楽かけても良いスかぁ〜?」とまどいながらも一様にうなずく男たち。筋肉ムキムキのマッチョメーンばかりだ。
そしてCDラジカセをせっとし、男たちがトレーニングにはげむ中、一曲目、愛の病がはじまる。アイコ。キュートな声だぜ。
♪あなーたをすきで、しぬほーどあいーしてー♪
・・・。
・・・・・・・。
トシを取ってきて。だんだん恥ずかしいことは少なくなってきたのですが。
きょうは久しぶりに、思いっきり恥ずかしかったです。トホホ・・・・。
今度、安物で良いからヘッドホンCDプレイヤーを購入しようっと・・・・。

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2004年8月16日 (月)

霊的な共同体

AA(アルコホーリクス・アノニマス Alcoholics Anonymous)。飲酒をやめたい人たちの自助グループ。アルコール依存症からの回復を目指し、飲まない生き方を達成しようという共同体。ぼくもそのメンバーだ。
われわれの共同体は「霊的」という言葉をよく使う。霊的と言っても、べつにお化けがでるワケじゃないし降霊術をやっているわけでもない。われわれが霊的に病んでいる、という言葉を使うとき、それはまさにわれわれの魂のあり方が病んでいる、と言う意味なんだ。アルコール依存症は医学的な病気だけど、それとともに霊的な意味での病気でもある。われわれは酒が止まっても数々の問題を抱えている。独りよがり。自分勝手。すぐ怒る。ちょっとしたことでイライラして他人に八つ当たりする。自分の間違いを認められず他人のせいにしたがる。批判家。極端から極端にぶれるような考え方をする。酒が止まってアタマは明晰になってもこれらの欠点のために生きづらさがひとつも変わっていない。そのことに気づくとき、やはりわれわれは自らが霊的な意味合いで「病んでいる」と考えないわけにはいかない。
われわれは霊的な意味で病んでいる。と同時に、この奇妙な共同体の不可思議さを考えるとき、尊敬の意味を込めて「われわれの霊的な共同体」と言わずにはいられない。病んだモノの考え方を持っている人たちの集まりなのに、AAメンバーとしていっしょに何かをやると、ふしぎとうまくいく。ルールも束縛も、ひとに押しつけるのは大好きだけど自分に課せられるのは大嫌い。そう言う人たちの集まりなのに、気がつくと全員が同じ目標を目指して協力している。
ぼくたちが属しているのはそう言う共同体だ。AA。規則がひとつもないあつまり。組織じゃない組織。
今回の夏の集い。
宿泊参加者は、わずかに7人。「楽しめないんじゃないか」「盛り上がらないに決まっている」「やっぱり中止にしとけば良かったんじゃないか」「失敗だ。来年はもうやめよう」だれもがそう考えたと思う。けれどじっさいは、いままでのどの集まりよりも印象深い一夜だった。
7人のミーティングは、90分の時間に達しても終わらなかった。ひとりひとりが深いところに降りていって、自分の過去と現在に至る道のりを話した。夜っぴいての話は夜が明けるまで終わることがなかった。たった7人のビンゴ大会はバカみたいに盛り上がった。そのどれもが、過去に体験した宿泊のミーティングやセミナーと違っていた。もちろん、過去のどんなミーティングも、ふたつとして同じものはなかったけれど。
今回のイベントのことをこうして思い返すとき、どうしても「霊的」という言葉しか思いつかない。そこでぼくが感じたこと、考えたこと。うまく説明できない。けれどたしかに今回の夏の集いで感じたものは、ぼくの中にいまもとどまっている。とどまり続けている。それはとても素敵な感じなんだ。

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2004年8月15日 (日)

夏の集い、終了!

夏の集い、無事に終了しました。
いやー疲れたねー。いい分かちあいができておなかいっぱい。
AAはすばらしい!回復の道のりは楽しい!アル中になって良かった・・・とは思わないけれど、アルコール依存症にならなければ、これほどいろんな人たちの生き方、それもすばらしい生き方を知る機会はなかったはず。
ぼくの生き方は、飲んでいたころよりもずっとずっと満たされている。
アルコールと引き替えに、酒の楽しみと引き替えに、この生き方を捨てるなんてもったいないことはできない。AAのすばらしい生き方と、アルコールのわずかな快楽と。ぼくは迷わず前者を取ります。
ラウンドアップもがんばるぞー!
おーっ!!

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2004年8月14日 (土)

これから夏の集いへ

ただいま夏の集いの朝でがんす。
これから行ってくるでやんす。
結局、今回の宿泊参加者は7名。県外からの参加はわずかに1名。
県内からの6名の参加者は、ほとんどふだんの内輪のお茶のみと変わらない・・・・ううむ。
ま、9月にラウンドアップがあるから仕方ないと言えば仕方ないよねー。
その9月のラウンドアップも、申し込み状況がいまひとつふるわないのですが・・・ううむ。
あんまり先のことを心配しても仕方ないね。
きょう一日を楽しんで、仲間との分かちあいができるのを楽しみにしています。
さいわい天気も良さそうだし、めいっぱい楽しんでくるのだ!
それじゃー行ってきまーす!

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2004年8月13日 (金)

ジムに行ってきた

運動不足が深刻だ。
ふだん行っている場所は職場、ミーティング会場、そしてアパート。
移動手段はほとんどがクルマ。職場ではなるべく階段を使うようにしているけれど、ちょっとショッピングセンターに行ったときなどあまりにも足腰が弱っている自分を発見して、ガクゼンとする。
いくら広いといえ、ショッピングセンターのフロアを一回りしただけで足がだるくなってくるのはヤバい。
これから人生の後半にさしかかってくるし、健康維持はたいせつだ!

ということで行って参りました、町営ジム。
各種マシンにエアロバイク、ダンベルなどが使えて2時間200円というのだから格安だよね。
プールがついていると言うことナシなんだけど、そうなると料金も上がるだろうし混雑もするだろうから、コレでいいのだ!
ちなみに車で10分くらいのところに町営プールもあって、こちらはおととい行ってきました。
町営プール、去年はかなり通ったんだけど、秋口くらいに仕事やAA関連が立て込んでぷっつり行かなくなっちゃった。いかんいかんいかんッ!
プールで身体を鍛えるのだッ!体育会系になるのだッ!
マシンで鍛え上げるのだッ!めざせブラピ!
まーブラピはムリとしても、とりあえず「ジャスコを歩いても疲れないからだ」を目指して、ジムに行ってきたのでした。
それにしてもちっちゃい目標だなー。書いててなさけなひ・・・。
それはともかく町営ジム。
「ケンタウルス」とか「ベガ」とかいちいち星座の名前の附いたマシンが8台ほど。
まずはエアロバイクだっ!
目標心拍数を120に設定して、運動時間を10分に設定して、と・・・・。
機械の設定したピッチにあわせてエアロバイクをこぎ始める。3分目くらいから急にペダルが重くなってきて、だるくなってくる。疲れた!やめたい!でもそこを超えると、だんだん気持ちが乗ってくるのでした。
エアロバイクの次は各種マシンに挑戦だー!
来いっケンタウルス!相手になってやるぜ!お次はベガ!乙女だからと言って容赦しないぜ!スコーピオン!ジェミニ!まとめてかかってこいッ!!
・・・しかし・・・。
けっこう退屈ですね・・・。
反復運動を続けて筋力を高める。そりゃー分かるんだけど、エンエンとマシンのレバーを押したり戻したりするのはあんまりユカイじゃない。。。。エアロバイクも、見知らぬ数名と並んでこぎ続けていると、動物実験で輪っかの中を走り続けているネズミを想像しちゃう・・・・。みんないっせいにおっかない顔してもくもくとこいでいるのも気詰まりだし・・・ぼくだけ?
いかんいかんッ!なまけてはいかーんっ!まずは継続だッ!続けていればだんだん楽しくなってくるはずッ!
がんばるのだ・・・こぐのだ・・・こぐの・・・・ううう・・・。

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2004年8月12日 (木)

スパイダーマン2も観てきた

セカチューを観たあと時間があったので、これまた話題のスパイダーマン2を観てきた。
スパイダーマン2
セカチューにスパイダーマン2と、なんだか大資本ヒット映画ばっかりのような気がしたんだけど、スパイダーマン2はぜひとも観ておきたかった映画なのだ。
物語は前作の続きになっているんだけど、前作での人間関係のいきさつを説明してくれる場面もあるから「1」を見てないひとでも安心。ぼくも「1」を観ているけど2年くらい前だし、細かいところは忘れちゃってるからねー。主人公の親代わりのおじさんが死んだ理由とか。そもそもなんで両親がいないのか、とか。
監督のサム・ライミは80年代初頭に「死霊のはらわた」でインディーズながらも数々の賞を受賞し、その後も「XYZマーダーズ」や「ダークマン」「シンプルプラン」などのウィットに富んだ作品で知られるひと。
全部は観ていないけれど、名前を挙げればどれも印象に残る作品ばかり。
そんな彼の作るアメコミヒーローものは、やっぱりちょっと変わっている。
主人公が時間に遅刻しまくったり劇場に入れてもらえなかったりパーティ会場で飲み物にありつけなかったりする場面では、これでもか!とばかりにデフォルメされた演出。
街のヒーローなのにもかかわらず、実生活ではド貧乏。
恩人のおばさんが借金で家を売らなくてはいけないのを、ただ眺めているしかない。冷たい銀行員の慇懃無礼な態度に肩を落とすしかない。わずかな生活費も大家に取り上げられて、力無く笑うしかない。
意中の人がエリート軍人に持って行かれるのを、ただ見ているしかない。
そのやり場のない怒りをスパイダーマン家業で晴らしているかというとそう言うこともなく、「それはそれ、これはこれ」というカンジ。私怨を敵にぶつけることはない。
エラいぞスパイダーマン!
敵役も敵役で、根っからの悪人ではなく、正義感や使命感が強すぎるあまり悪の誘惑に負けてしまって暴走。
ハリウッドにありがちな、単純な善悪論、「平和のために悪い敵をやっつける」観がないのがイイ感じです。
スパイダーマンはあくせく働いても時間に遅れ、そのあいだに淡々と彼女はほかの男と抱き合い、アルバイトはクビになり、大学の単位を落としそうになり、大家にプライドを蹂躙される。街の人々を助けても彼らはどこか淡々としていて、スパイダーマンに熱狂的な賛辞や賞賛を送ることもない。
主人公は一度スパイダーマンを廃業するが、またカムバックする。けどそれも「みんなが自分を必要としているから」というような外的な要因ではなく「それが自分に与えられたものだから」と、内的な必然性を再確認したためだ。おお、何となくAAの精神に近いぞ!「理解されるよりも理解することを、愛されるよりも愛することを、わたしが望みますように」
で、スパイダーマン2を見たかった理由。
トビー・マグワイアがアルコール依存症を告白
ありゃー。仲間じゃないの。しかもAAメンバーだってことをおおやけにしちゃってるー。
伝統11「私たちの広報活動は、宣伝よりもひきつける魅力に基づくものであり、活字、電波、映像の分野では、私たちはつねに個人名を伏せる必要がある」はどうしてしまったのか?スポンサーに相談しなかったのかトビーよ?!
アレだね、きっとまだつながって間もないんだねー。それに、記事によれば「ユニバーサルスタジオの社長の娘とつきあってて、その女が彼をAAにつながらせた」って、なんか共依存くさいなー。そもそもアメリカのAAには「3年恋愛禁止の刑」はないのか?!(ぼくも守ってないけど)
良く分からないけれどがんばれトビー!ステップ踏んで回復だトビー!その女はちとヤバいぞトビー!
がんばれ我らがスパイディ!

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2004年8月11日 (水)

セカチュー観てきたよ

話題のセカチュー、観てきました。
世界の中心で、愛をさけぶ
この映画を見ていいものやら悪いものやら、かなり悩みました。
一時的なブームに乗っかって間に合わせで作られたような印象があったし、「白血病悲恋もの」ってこっ恥ずかしい気がして。
でもまー、観ないでヒハンしててもしょうがない。
ブームだろうがなんだろうがとりあえず観ちゃえ!観ておもしろかったらめっけもんだ!
そう思って劇場に足を運んだのでした。
観客、かなり多し。8〜9割は女性客。年齢層は20代後半から30代が中心。
けばい系・ヤンキー率は低い。家で本を読んでいるのが好きそうな、でもオシャレにも気をつかっていますワタシ。そういう女性が多かったス。
男性客は、ぼくも含めてオタッキー系多数。
ときメモとか同級生とかを30回くらいクリアしていそうな、恋愛シミュレーションマニア層。うーん、女性客の涼やかさとは湿度があまりにもちがいすぎる。
まさにアキバ系恋愛マニア。粘着度高し。
ここも参照のこと
ま、それはともかく。映画の内容ね。
ストーリーは単純。
時代は1986年。田舎町の17歳の男の子が、同級生の女の子を好きになる。
女の子は優等生で体育もできるけど、優等生というレッテルを窮屈に感じ、内面に奔放さを持っている。
ふたりは恋に落ちて楽しく過ごすけど、やがて女の子が白血病を発病する。
病状がどんどん悪くなっていく中、ふたりは約束の地オーストラリアを目指すが・・・。
その物語を、成長した男の子が当時の物語を追体験するかたちで進行していく。
もー、ぜったいお涙ちょうだいモノって分かっているのに、ついハマってしまう。
あのシーンとかこのシーンとかアレのシーンとかコレのシーンとか。
ありきたりの演出だと分かっていてもついじーんと来ちゃうんだよねー。
前半、ふたりが楽しく過ごすあたりは正しく恋愛映画という感じで、とてもいいです。
バックに流れる佐野元春の「サムデイ」も時代にマッチしている。あの時代のある種の象徴的な曲だし。
少年と少女が恋に落ちる。なにをしても楽しい。ワクワクする。胸が高鳴る。
そのシーンが生きて、後半のせつなさを盛り上げていく。
映画としてややつじつまの合わないところはあるにはある。
1986年当時、女子高生のスカートはあんなに短くなかったとか。眉毛はむしろ太めの方がかわいかったとか。男の子の髪型もあんな今風じゃなかったとか。ドレスのシーンで髪型まで変わっているのはおかしいぞとか。夜中の病室にひんぱんに出入りして詰め所の看護婦さんに見つからないわけがないとか。
それでも、主人公の男の子と女の子の輝きの前には、そんなことをチェックしている自分がばからしくなる。これでいいのだ。恋をしてる男の子と女の子は、それだけで輝くのだ。
ただちょっと気になったのは、現在の場面。
オトナになった男の子(設定だとぼくより2歳年下だ)はしょぼくれてて、思い出のヘッドホンを装着し、思い出の体育館や街角を泣きながらフラフラさまよい歩く、ややアブナい中年男と化している。
とくに体育館のシーン。婚約者に正面から見られているのにも気づかず、思い出のウォークマンを装着したまま、壇上でまぼろしと抱き合って涙しているヨレヨレコートの中年男。
こりゃーいただけないッス。オメーいつまでもひたってんなよってカンジ。
ちゃんと仕事に戻って、いまの彼女を大切にしろよなー。クギリついたらさっさと戻れやー。
主人公の男の子が後々ずーっと引きずるほどの恋愛をした夏。1986年。
そういやぼくがナゴヤですったもんだしていたのも1986年でした。偶然だねー。
・・・うっ?!
いつまでも未練たらしく十代の思い出にひたってるチューネンおとこ・・・。
まさしくオレっちのことスかぁ?!
ぐはぁっ!!自爆っ!!!
「名古屋の中心で思い出をさけぶ」略してナゴチュー!!
ていうかその前にアル中!!

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2004年8月10日 (火)

モービー〜繊細なダンスミュージック〜

近ごろのヘビーローテーションはMOBYプレイ
いやね、偶然にAmazonのサイトで買ったんですよ。
アマゾンでCDを購入すると、「このCDを購入したひとはこんなのも買っています」という「おすすめ一覧」が出るのね。MOBYというアーティストを知ったのも、誰かほかのアーティストのCDを買ったついでの、なにげないクリックがきっかけ。
ファンの異様にアツい文章に惹かれ、なにげに購入。
そしたらまー!
いいじゃないの〜!
黒人とも白人ともつかぬスキンヘッドの若者が、だらけた服装で壁を背にジャンプしている。写真もざらついていて構図も妙だ。
あまり印象に残らないジャケットを開いてディスクを取り出し、プレイヤーに載せる。プレイキーを押す。
ダンスミュージックらしい四つ打ちビートにグルーヴィーな黒人ボーカルらしいが歌い出す。「never honey comeback,sometime....」
ああ、典型的なサンプル多用のハウスミュージックね。しょせんファンの文章なんて当てにならないな・・・。
そう思いながら聴き進めていくと。
3曲目。「ポルセリン」。な、なんだこの繊細な世界は・・・?
4曲目。「Why does my heart feel so bad?」悲しみとも寂寥ともつかない、黄昏のエモーション。
ううーん・・・・イイ!!
ビニールレコードのざらついたノイズの奥からやってくるピアノのメロディ。ストリングスの音色。
ハウスっぽいビートは踊るため、というよりはむしろ、そのメロディやストリングスを引き立たせるための前景、対比物のように思える。
ハウス系の音楽ってメロディ感もコード感も薄く、「踊る」以外の要素を排除的に扱っているように感じることが多いのだけど、MOBYはむしろ従来の音楽構成にこだわっているような気がする。
イントロがあってAメロがあってサビがあってブリッジがあってアウトロがあって・・・。
それともMOBYは、ダンスミュージックだのロックだののジャンル分けにはあんまりこだわっていないのかも知れない。
やりたい音楽をやりたいように、スタジオにこもって作り続けているのかも。
ハウス/テクノ系を基調としながらも、独自の音世界を作ることに成功したMOBY。
ひとりのアーティストが伝えたいエモーションが、きちんと伝わってくる。「ポルセリン」の透明さ。まるで透き通った秋の夜空みたい。
(ちなみにPolcelainとは素地がガラス化して透明性のある焼き物の磁器のことだそうな)
「South side」の前向きな意志。夜明けのひかりのよう。
Here we are now going to the south side
I pick up my friends and we hope we won't die
Ride at night,ride through heaven and hell
Come back and feel so well
ぼくたちはサウスサイドへ走っている
友だちを乗せて、死なないように祈りながら
夜通しぶっ飛ばそう、天国も地獄も抜けて
戻ってくるころには気分も良くなるはずさ

音楽を作ると言うことは、世界を作ることなんだと思う。
MOBYの作る世界は、ピアノや古いレコードや屋根裏部屋のにおい、そこで聞く雨の音、見上げた秋の夜空、風のざわめき、はじめて友だちとクルマに乗ったときのワクワク、未来への不安、捨てられない子供時代のおもちゃ、そんなものであふれている。
彼の作る世界にぼくは共感する。彼が感じ、伝えようとしたものをぼくは感じる。
ぼくもいつか、こんな世界を作るんだ。

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2004年8月 9日 (月)

深刻になりすぎるな

ぼくのソブラエティは固すぎるんだろうか?
グループの代議員、ラウンドアップの実行委員長。自分でも少し気負いすぎてるかなーと言う気がする。
気持ちばっかりヘンに責任を感じてて、肩に力が入りすぎているような。
きょうもミーティングで自分の話をしながら、いかんなーと思いました。
「狭量な正義漢ほど手に負えないものはない」って何かで読んだことがある。
了見の狭い正論は、他の人を息苦しくさせるだけ。
謙遜だの広いこころだの、ミーティングで話をしていてもちっとも実行できていない自分。
いかんねー。
「自分のことで深刻になりすぎるな。もっと笑えるようになれ」
伝統4に書いてあるとおり。
無力を認め続けよう。他人を支配したい、ひとから良く思われたいという気持ちを捨て続けよう。
高慢を認めよう。
そして欠点を取り除いてもらえるよう、謙虚に神に求めよう。
口先だけでなく、実行しよう。
そうすればぼくは、ぼくたちは、限りなく成長できるのだから・・・。

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2004年8月 8日 (日)

ラウンドアップ実行委員会でした

前回はやたらとヘトヘトになったラウンドアップ実行委員会。
「やだなー。やりたくないなー」と思っていたのですが、そういうことに限ってあっと言う間にその日になってしまうのでした。
が、今回はとってもスムーズに議事が進行。司会をしてて、しんどいとは感じませんでした。
べつに、とつぜん自分の実行委員長スキルが上がったためではないんですね。仲間の気持ちが目的に向かってまとまってきたから、スムーズに流れていったのだと思います。
イヤイヤ、取り越し苦労で良かった。「今回あまりにもまとまらなかったら泣いちゃうかも」と思っていただけに、とってもうれしいッス。
これも仲間のおかげだねー。いいラウンドアップになりそうな予感。
ただ、きょういちにちであまりにもいろんなことが決まったため、明日以降ちゃんと憶えていられるかどうか自信がないです。忘れないうちにメモしなくっちゃね。
記録を取ろうと思ってパソコン持参だったんだけど、話を整理しながら黒板に板書していたんでメモできなかったんです。
午前中も身体を休めることができたし、明日からまたがんばって仕事行くぞー!

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2004年8月 7日 (土)

ぼくはあきらめない

ぼくはあきらめない。
音楽をやることも、回復も、仕事も。
やりたいことはいっぱいある。曲を作ってかたちに残したい。詩を書きたい。
いろんな場所に行きたい。いい映画やいい音楽にたくさん触れたい。
いろんなひとに出会いたい。思ったことや感じたことをかたちにしたい。
いろんな国に行ってみたい。見知らぬ風景の中を歩きたい。
仕事に誇りを持っている。
職業人としてのプライド。いい仕事をして社会の役に立ちたい。社会の中で生きていたい。
もういちど幸せな家庭を築きたい。またパートナーを失うなんてゴメンだ。
伴侶とともに成熟していきたい。
読みたい本、聞きたい音楽、やりたいビデオゲーム、使えるようになりたいパソコンソフト。山ほどある。
いや、物質なんてどうでもいい。ぼくは親兄弟以外の人間関係のほとんどを失い、自分自身の成長の機会を失い続けてきた。それを取り戻すんだ。
そしてそのために、回復をあきらめない。
回復して、飲んで失ったものを取り戻すんだ。
思えば飲み続けてきた10数年間、自分のやりたかったことの一割もできなかった。
バンドを失い、恋人を失い、友人を失い、時間を失い、自分自身を限りなく失ってきた。
これからそれを取り戻すんだ。
そのために、AAのプログラムに取り組もう。
謙虚さを忘れないようにしよう。どんな仲間の話にも、偏見を持たずに耳を傾けよう。
自分が過去どうであっていまどうであるかを、話し続けよう。
恐れずに徹底して棚卸しを続けよう。
欠点を取り除いてもらえるように神に請願しよう。
神と触れあうことはできるんだと信じよう。仲間の話の中にその声が託されていると信じよう。

ぼくはあきらめない。
人生は有限で、できることは限られている。やりたかったことを全部できた人間はいない。そんなことは知っている。
それでもぼくはあきらめない。
あきらめたくない。

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2004年8月 6日 (金)

体力なし夫でげす

人間ってキホン的には不公平にできていると思う。不公平。個体差。個性。言い方はいろいろあるけれど、神さまはわれわれをひとりとして同じにはお造りにならなかったことはたしか。
個性と言えばまー「不公平」と言うよりはトゲがないんだけど、でもやっぱり自分と他人の差を感じてガクゼンとする場面はだれでもあると思う。
ぼくのバーイはですね。
体力がないのですよ。体力が。仕事がちぃっと立て込んだり休みがしばらく取れないと、すぐに疲れてくるんです。
疲れてくるとイライラするの。ちょっとしたことでカンにさわるの。
で、そう言う精神状態で仕事しているとミスも増えるし、よけいに疲れて、イライラしやすくなる。ああ悪循環。
先週から今週にかけて、なんだか疲れてる。
きょうも交代要員が来るまで居残りしないとイカンし、あすの土曜は夜まで職場の盆踊り大会。
日曜は地区委員会にラウンドアップ実行委員会・・・。
あああ〜〜〜!!!やすみてぇ〜〜!!!
いちにちとは言わない、半日で良いからアパートでゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロしてぇ〜〜っ!!!
ギターをかき鳴らして歌歌いてぇ〜〜!!
CUBASEいじってイライラしたい!買ったままほったらかしにしてあるお絵かきソフトもいじりたい!
久しぶりにこった料理も作ってみたい!映画も観たい!
てゆうかまずゴロゴロでしょ!ああ〜〜〜っっ!!!!(魂のサケビ)

こういう精神状態の時って、なんか他人がうらやましくなる。
羨望と嫉妬は仲良しだ。他人をうらやみ出すと、あっと言う間に反感や嫌悪にすり替わっていく。
「同僚たちは好き放題休んで連休なんか取っちゃったりしているのに。どうしてぼくばっかり・・」
イカンイカン。気を付けなくっちゃね〜。
ひとがどうあろうと、モンダイは自分がなにを考えどう行動するか。いかに生きるか。
ひとと較べ始まったらきりがないものね。ひとはひと。自分は自分。
でもまずは休みが欲しいなー。なー。なー。なー。

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2004年8月 4日 (水)

夏の集いの参加ゼロ?!

例年、ホームグループが主催している夏の集いという一泊の宿泊イベント。
いよいよ来週末に迫ってきました。
もちろんぼくも参加。ラウンドアップとちがい、こちらはわりに気楽な集まりなのであんまり気に病んでいないんだけど。
なななななな、なんとなんとなんと!
今のところ、宿泊の振り込みがゼロらしい。
20名限定なのが災いしたのか、はたまた参加費がちーと高めなのが不評なのか。
それとも9月のラウンドアップと日程が近接しているせいなのか。
とにかく、企画しちまったものを今さら取りやめるわけにも行かず。このままだと地元の仲間うち数名で開催する事態に。ま、それはそれで楽しいから良いんだけどね。。。
お宿には「約20名の宿泊」って言ってあるけれど、まーどうしてもの時は直前で予約してある部屋をいくつかキャンセルかねー。
そんときゃこぢんまりと楽しみましょう!

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2004年8月 2日 (月)

筋肉痛なりよ

昨日のウェイクボード、思いのほか身体に負担が。
か、体中が筋肉痛だ・・・足が痛い〜腕が痛い〜肩が痛い〜〜。
驚いたのが、首の痛み!そういや何とかボード上に立てた状態で、がっくんがっくん波で揺さぶられてたものなー。
軽いむち打ちみたいな感じ。いやむち打ちになったことないから分からないけど。イメージねイメージ。
オマケに日焼けしてあちこちヒリヒリ。あいたたた〜。
んでも、こーゆーのって「スポーツやったぜ!」って感じがしていいよねー。
はじめて参加した仲間も喜んでいたし。仲間のうれしそうな顔を見ると、こっちも力もらえる。
うぉーしまた行くぞ〜!
その前にジムに通って身体引き締めなきゃ・・・・。
うぉーし時間があったら町営プールだ!町営ジムだ!
民間のは高くって手が出ないからね〜はっはっは〜!

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2004年8月 1日 (日)

ウェイクボード立てた!

仲間と水遊びしてきました。
ウェイクボード、今シーズン初挑戦!昨シーズンは立てずじまいだったからねー。今年こそは何とか立つのだ!
でもなー。オレ、ずーっと体育1か2だったもんな・・去年も立てなかったから今年もきっと立てないだろう・・・。
と、キアイとマイナスイメージが半々のまま出かけたのです。
結果、何とか立つことができた!
いやー。良かった良かった。一生クララちゃん(アルプスの少女ハイジに出てきた精神的ストレスが原因で立てない、心因性歩行障害女の子)かと思った・・・・。
きょうは絶好のお天気で、ジェットスキーやマリンジェットが山ほど出撃しておりました。
事故も起きず、良かった良かった。
ウェイクボードのエッジで指切っちゃったけど、いちにち水遊びして元気が出た!
お昼はみんなでバーベキューして、おなかいっぱい焼き肉食べて。
やー。
身体を動かす。仲間といっしょに楽しい時間を過ごす。笑う。水や太陽や山々の緑を感じる。
飲まないで生きる楽しさ。いいものです。
まさかこのぼくが、アウトドア大嫌いでアウトドア好きの人間も毛嫌いしていたぼくがマリンスポーツをやるようになるとは・・・。
そのうちマリンジェットの免許取っちゃおうかなー。イヤイヤ、まずはラウンドアップ実行委員長の件をしっかりやるのが先決・・・。
飲まない楽しさを教えてくれた仲間に感謝!です。

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