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2004年7月 1日 (木)

ディスコミュニケーション

定刻を過ぎても例の先輩は出勤せず。
今週末の土曜の午後に残り番なので、どうやらきょうは休日にしたらしい。
現場には伝えてあったらしいが、所属長のぼく、およびトップには休みを取る旨はひとこともなし。
うーむ・・・。
通常なら彼の予定表を月末にもらうんだけど、7月の予定が6月末まで決まらなかったので、きょうのやすみには間に合わなかったのでしょう。
まー現場に言ってあればとりあえず支障ないから良いですかねー。
でもふつー、ひとこと言ってやすむでしょー。

彼に限らず。
この業界、ほんとーにコミュニケーションがとれない人が多い。
「職業人」と言う仮面をかぶって、部下、あるいは顧客との対話には慣れているけれど、同僚、もしくは自分より上のポジションのひととコミュニケーションを取れないひとがものすごーく多い。
要は「自分がある程度優位な立場でのコミュニケーション」じゃないとダメ。
もちろんリーダーシップは取れた方が良いんだけど、一方通行っていうのはヤバいよね。

ひとりでお店を開いて「頑固オヤジの店」とでも銘打っていればいいんだろうけれど、会社組織の中で一匹狼を気取っていても、良いことは一つもないと思う。
あるいはひょっとして、コミュニケーションが断絶しているために周囲が迷惑を被っていることに気がついていないのかも知れない。

でも考えてみれば、自分が飲んでいたころはもっとひどかった。
連続に入ると仕事の予定なんて吹っ飛んでいった。
ゴールデンウィークなどの連休はほぼ間違いなく連続飲酒に突入していたから、連休のあと欠勤することもしばしばだった。連休明けは仕事が山積みだったから、同僚や上司にはものすごく迷惑だったろう。
それでも自分は「迷惑をかけている」と言う意識はぜーんぜんなかった。
むしろ、欠勤をとがめられるとスゲー腹が立った。
そういう自分を冷静に振り返る余地はまったくなかった。て言うか、こわくてこわくて、自分を冷静に振り返ることなんてできなかった。早く夕方が訪れて、ウォッカのボトルをラッパ飲みすることを願っていた。
だからひとこと注意されれば腹を立てたし、ちょっとでも迷惑がられるとおおいに傷ついた。

いまの同僚の彼も、ひょっとして同じような感じ方をしているのかな?

こころに一匹の鬼を飼う決意を決めたものの、いまだオニ、出動せず。
彼、やすむのであれば、やはり所属長にはひとこと言ってほしいんだけどね。
でも今回もまー、オニは発動しないで様子を見ましょうか。
ひとを注意するのって、ほんとヘトヘトになります。
ほかのひとにとっては怒りは何でもない感情かも知れないけど、少なくともぼくは、ひとを注意したりするとしばらく立ち直れない。ぐったりしてプチうつ病になっちゃう。
もうちぃっと精神的にタフになりたいものです。

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